Google OAuth認証クライアントの設定

記事番号:01061

Google OAuth認証クライアントの設定方法を説明します。
OAuth認証クライアントの設定をするには、Google Workspaceの管理者権限を持つアカウントでGoogle Cloud Platformにログインする必要があります。

手順は、2023年10月時点のものです。このページの内容は、サービス提供元の都合により随時変更になる可能性があります。詳細は免責事項を参照してください。

  1. Google Cloud Platformにログインします。

  2. ヘッダーの[プロジェクトの選択]をクリックします。

  3. 「プロジェクトの選択」ダイアログで、[新しいプロジェクト]をクリックします。

  4. 「新しいプロジェクト」画面で、プロジェクトの情報を設定し、[作成]をクリックします。

  5. 手順4で作成したプロジェクトを表示します。

  6. [APIとサービス]の[OAuth 同意画面]をクリックします。

  7. 「OAuth 同意画面」画面で、User Typeを選択し、[作成]をクリックします。

  8. 「アプリ登録の編集」画面で、OAuth同意画面に表示される情報を設定します。
    アプリ名、ユーザーサポートメール、メールアドレスは必ず設定します。そのほかの項目は任意です。

  9. 画面をスクロールし、「承認済みドメイン」の[ドメインの追加]をクリックして、Garoonのドメインを入力します。

  10. 設定内容を確認し、[保存して次へ]をクリックします。

  11. [スコープを追加または削除]をクリックします。

  12. 「選択したスコープの更新」画面で、Gmail API(https://mail.google.com/)を選択し、[更新]をクリックします。

  13. 設定内容を確認し、[保存して次へ]をクリックします。

  14. [APIとサービス]の[認証情報]をクリックします。

  15. 「認証情報」画面で、[認証情報を作成]の[OAuth クライアント ID]をクリックします。

  16. 「OAuth クライアント ID の作成」画面で、アプリケーションの種類を「ウェブアプリケーション」に設定し、「名前」を入力します。

  17. 画面をスクロールし、「承認済みのリダイレクトURI」の[URIを追加]をクリックして、「URI」を入力します。
    ユーザーがOAuth認可を行ったあと、Garoonのページに遷移するためのURIです。
    設定するURIは、Garoonを利用している環境によって異なります。
    ここでは、単体構成のインストール識別子を「cbgrn」、DB分割構成のAliasの値を「grn」に設定している場合を例に説明します。

    • Windows:
      https://(ドメイン名)/scripts/cbgrn/grn.exe/oauth2/callback?
    • Linux(単体構成):
      https://(ドメイン名)/cgi-bin/cbgrn/grn.cgi/oauth2/callback?
    • Linux(DB分割構成):
      https://(ドメイン名)/grn/oauth2/callback.csp?

    リモートサービスを利用している場合:
    リモートサービス用のリダイレクトURIも設定してください。

    • Windows:
      https://remote2.cybozu.co.jp/scripts/cbgrn/grn.exe/oauth2/callback?
    • Linux(単体構成):
      https://remote2.cybozu.co.jp/cgi-bin/cbgrn/grn.cgi/oauth2/callback?
    • Linux(DB分割構成):
      https://remote2.cybozu.co.jp/grn/oauth2/callback.csp?
  18. 設定内容を確認し、[作成]をクリックします。
    「OAuth クライアントを作成しました」ダイアログが表示され、「クライアント ID」と「クライアント シークレット」が発行されます。
    「クライアント ID」と「クライアント シークレット」を、メモ帳などのテキストエディターにコピーします。GaroonでOAuthクライアントを設定するときに必要です。

これで、Google OAuth認証クライアントの設定は完了です。
コピーした「クライアント ID」と「クライアント シークレット」を、Garoonに設定します。詳細は、次のページを参照してください。