SSL/TLSを使用して、LDAPサーバーに接続するために必要な設定
バージョン 3.1.0以降のGaroonでは、SSL/TLSを使用してLDAPサーバーに接続できます。Garoonは、SSL/TLSに対応したサーバーにアクセスするとき、特定のディレクトリーに保存されたファイルを参照します。
SSL/TLSを使用してLDAPサーバーに接続する場合、認証されていないサーバー証明書を受け入れるために、設定ファイルを変更する必要があります。
Windowsの場合
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次のディレクトリーを作成します。
C:\OpenLDAP\sysconf -
手順1で作成したディレクトリーに、ldap.conf ファイルを作成します。
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手順2のファイルに、次のように記述します。
TLS_REQCERT neverバージョン 6.17.0より前のGaroonをお使いの場合は、これで設定は完了です。
バージョン 6.17.0以降のGaroonをお使いの場合は、手順4に進みます。環境変数の追加と、IISの再起動が必要です。 -
「システムのプロパティ」画面を開き、「詳細設定」タブをクリックします。
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[環境変数]をクリックします。
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「環境変数」画面で、「システム環境変数」の[新規]をクリックし、次の環境変数を追加します。
- 変数名:LDAPCONF
- 変数値:C:\OpenLDAP\sysconf\ldap.conf
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[OK]をクリックします。
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[OK]をクリックし、「システムのプロパティ」画面を閉じます。
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インターネット インフォメーション サービス(IIS)を再起動します。
Linuxの場合
バージョン 4.2以降のGaroonは、OSにインストールされているOpenSSLを利用します。
次の手順でldap.confファイルを編集します。
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ldap.confファイルを開きます。
ldap.confファイルは、通常は次のディレクトリーに保存されています。/etc/openldap -
ldap.confファイルに、次のように記述します。
TLS_REQCERT never