移行元製品での準備

移行元のパッケージ版 サイボウズ Officeで必要な準備を説明します。

移行するユーザー数を確認する

データ移行ツールを使って、クラウド版 サイボウズ Officeに移行できるユーザー数は300人以下を推奨しています。
移行するユーザー数が300人を超える場合は、よくあるご質問のテクニカルサポートへのお問い合わせ方法を教えてください。という記事を確認し、サイボウズまでお問い合わせください。

製品バージョンを確認する

移行元のパッケージ版 サイボウズ Officeのバージョンを確認し、必要に応じてバージョンアップしてください。

サイボウズ Office 6~サイボウズ Office 10の場合

次のバージョンをお使いの場合、最新版のパッケージ版 サイボウズ Officeにバージョンアップする必要はありません。
お使いの環境でデータ移行ツールを使って、クラウド版 サイボウズ Officeにデータを移行できます。
  • サイボウズ Office 6
  • サイボウズ Office 7
  • サイボウズ Office 8
  • サイボウズ Office 9
  • サイボウズ Office 10

サイボウズ AGやサイボウズ Office 4の場合

次の製品をお使いの場合、最新版のパッケージ版 サイボウズ Officeにバージョンアップしてから、データ移行ツールを起動する必要があります。
バージョンアップする手順は、次のページを参照してください。

デヂエ製品やサイボウズ Office 8 plus デヂエの場合

次の製品をお使いの場合、最新版のパッケージ版 サイボウズ Officeにバージョンアップしてから、データ移行ツールを起動する必要があります。
バージョンアップする手順は、次のページを参照してください。

サイボウズ Officeとデヂエの両製品をお使いの場合

サイボウズ Office製品とデヂエ製品の両方を使用し、かつ、両製品のデータを移行する場合は、最新のサイボウズ Officeにバージョンアップしてから、データ移行ツールを実行する必要があります。
デヂエをサイボウズ Officeにバージョンアップすると、「デヂエ」データは、「カスタムアプリ」に保存されます。
注意
サイボウズ Office製品とデヂエ製品の両方をバージョンアップする手順は、次のページを参照してください。
Windowsの場合:「デヂエ製品+サイボウズ Office 9」をサイボウズ Office 10にする
Linuxの場合:「デヂエ製品+サイボウズ Office 9」をサイボウズ Office 10にする

メールワイズとユーザー情報連携している場合の注意

パッケージ版 サイボウズ Officeとパッケージ版 メールワイズで、ユーザー情報を連携している場合は、データ移行ツールを実行する前に、メールワイズ側で、ユーザー情報連携を解除する必要があります。
詳細は、次のページを参照してください。
メールワイズ:サイボウズ製品とユーザー情報を連携する
よくあるご質問:「サイボウズ Office」とユーザー情報を連携していますが、ユーザー情報連携が切れた場合どうなりますか?

ユーザー情報連携を解除したあと、それぞれの製品のデータ移行ツールを使用し、1製品ずつ、クラウド版に移行します。

ディスクの空き容量を確認する

次の条件を満たす場合にデータを移行できます。1つでも該当しない場合は、データ移行ツールを使用できません。
  • 次の3つのディレクトリが同じサーバー内にある。
    • 移行元製品をインストールしているディレクトリ
    • データ移行ツールを保存しているディレクトリ
    • 移行するデータを一時保存するディレクトリ
  • データ移行に必要なディスクの空き容量がある。
    Windows環境の場合は、移行するデータを一時保存するドライブの空き容量を確認してください。
必要なディスクの空き容量
移行元の製品によって、必要なディスクの空き容量が異なります。
移行元製品 必要なディスクの空き容量
新規インストールしたサイボウズ Office 10 (「データディレクトリ/cb5」以下のdata、file、logディレクトリのサイズの和)×2
  • サイボウズ Office 9以前からバージョンアップしたサイボウズ Office 10
  • サイボウズ Office 9
  • サイボウズ Office 8
  • サイボウズ Office 7 バージョン 6.1.1.1以降のサイボウズ Office 6
(「インストールディレクトリ/cb5」以下のdata、file、logディレクトリのサイズの和)×2
バージョン 6.1.1.0以降のサイボウズ Office 6 (「インストールディレクトリ/cb5」以下のdataとfileディレクトリのサ イズの和)×2
  • サイボウズ AG
  • サイボウズ Office 4
最新版のサイボウズ Officeにバージョンアップする必要があります。バージョンアップ後の環境で、ディスクの空き容量を確認してください。
インストールディレクトリとデータディレクトリの確認方法
お使いの環境によって、各ディレクトリは異なります。正確なディレクトリは、システム設定の実行環境の診断で確認してください。
詳細は、サーバー環境の確認を参照してください。

インストール識別子が「cbag」の場合の例:
  • インストールディレクトリ
    • Windows環境
      • WebサーバーがIISの場合:
        C:\inetpub\scripts\cbag\cb5
    • Linux環境
      • WebサーバーがApacheの場合:
        /var/www/cgi-bin/cbag/cb5
  • データディレクトリ
    • Windows環境
      • WebサーバーがIISの場合:
        C:\cybozu\office\cbag\cb5
    • Linux環境
      • WebサーバーがApacheの場合:
        /var/local/cybozu/office/cbag/cb5

ログインに関する設定を確認する

クラウド版 サイボウズ Officeでは、ログイン時に「ログイン名」と「パスワード」の入力が必要です。
データ移行を開始する前に、パッケージ版 サイボウズ Officeで、次の2点を確認します。
  • ログイン名とパスワードを設定している。
  • ログイン方法を「ログイン名を入力する」に設定している。

ログイン名とパスワードが設定されていることを確認する

移行先のクラウド版 サイボウズ Officeでは、ログイン名とパスワードを使用してログインします。
移行元のパッケージ版 サイボウズ Officeで、ログイン名とパスワードが設定されていない場合は、移行元のパッケージ版 サイボウズ Officeで、ログイン名とパスワードを設定し、移行を実施します。
注意
  • ログイン名の設定について
    • ログイン名に「Administrator」を使用しない。
      移行元製品のログイン名に「Administrator」が登録されている状態で、データ移行ツールを実行すると、エラーが発生します。
    • すべてのユーザーにログイン名を設定し、ほかのどのユーザーとも重複しないログイン名を設定する。
    • / ¥ [ ] " : ; | < > + = , ? *の文字を使用しない。
    • ログイン名を128文字以下で設定する。
    • ログイン名の前後から空白を削除する。
      半角全角に関わらず、ログイン名の前後に空白がないようにする必要があります。

1つずつ設定する

ユーザーを一人ずつ確認し、ログイン名とパスワードを設定する手順は、各バージョンのマニュアルを参照してください。
サイボウズ Office 6:ユーザー情報の設定
サイボウズ Office 7:ユーザーを設定する
サイボウズ Office 8:ユーザーを設定する
サイボウズ Office 9:ユーザーを設定する
サイボウズ Office 10:ログイン名やパスワードを変更する
注意
  • デヂエ製品からデータを移行する場合
    デヂエ製品でログイン名を設定していても、データ移行ツールの実行中に、「各ユーザーの「ログイン名」を設定してください」と表示される場合があります。
    このエラーは、デヂエ製品から最新のパッケージ版にバージョンアップした後、一度も最新のパッケージ版にアクセスしていない場合に表示されます。
    一度、最新のパッケージ版にアクセスしてから、再度データ移行ツールを実行してください。

CSVファイルで一括設定する

CSVファイルを使って、一括でログイン名とパスワードを設定することもできます。
よくあるご質問のCSVファイルからユーザーデータを読み込む際の注意点を教えてください。という記事の注意点を確認してから、操作してください。 

ログイン方法を確認する

ログイン方法を「ログイン名を入力する」に設定します。
まず、現在のログイン方法が、次のどの方法に設定されているかを確認します。
ログイン方法変更のイメージ

ログイン方法を変更する

ログイン方法を「ログイン名を入力する」に変更すると、ログイン名が設定されていないユーザーはログインできなくなります。ユーザーのログイン名を設定してから、ログイン方法を変更してください。
ログイン方法を変更する手順は、各バージョンのマニュアルを参照してください。
サイボウズ Office 6:ログイン方法の設定
サイボウズ Office 7:ログイン方法を変更する
サイボウズ Office 8:ログイン方法を変更する
サイボウズ Office 9:ログイン方法を変更する
サイボウズ Office 10:ログイン方法の変更

組織情報を確認する

データ移行ツールを実行する前に、組織情報を確認してください。
  • 組織名が「*(アスタリスク)」1文字だけになっていないか
  • 全角半角にかかわらず、空白だけの組織名を設定していないか

移行元のパッケージ版サイボウズ Officeの組織名が「*(アスタリスク)」1文字だけになっていたり、空白のみの組織名が設定されていると、データの移行に失敗します。
「*(アスタリスク)」1文字だけになっていたり、空白のみの組織名が設定されている場合は、データ移行ツールを実行する前に、組織名を変更してください。
組織名を変更する手順は、各バージョンのマニュアルを参照してください。
サイボウズ Office 6:グループ情報を変更する
サイボウズ Office 7:グループを変更する
サイボウズ Office 8:グループを変更する
サイボウズ Office 9:組織を設定する
サイボウズ Office 10:組織情報を変更する
補足
  • 「グループ」から「組織」への名称変更:
    バージョン 9.3.0以降のパッケージ版サイボウズ Officeでは、「グループ」の名称が「組織」に変更されています。名称が変更されているだけで、設定内容には変更ありません。

POP before SMTPを無効にする

クラウド版にデータを移行するには、移行元製品のメールアプリケーションのメールサーバーの設定で、POP before SMTPを無効にする必要があります。
メールサーバーの設定イメージ
POP before SMTPの設定を確認する手順は、各バージョンのマニュアルを参照してください。
サイボウズ Office 6:メールサーバー(既設)の登録
サイボウズ Office 7:メールサーバーを登録する
サイボウズ Office 8:メールサーバーを登録する
サイボウズ Office 9:メールサーバーを登録する
サイボウズ Office 10:メールサーバー設定

ログを書き出す

クラウド版では、cybozu.com共通管理で、ログを管理します。
クラウド版に移行すると、移行前のパッケージ版のログの閲覧やCSVファイルへの書き出しができません。
データ移行ツールを実行する前に、次のログをCSVファイルに書き出して保存することを推奨します。
ログを書き出す手順は、各バージョンのマニュアルを参照してください。

使用するアプリケーションの確認

移行元のパッケージ版のバージョンにより、有効、無効になるアプリケーションが異なります。
サイボウズ Office 10からクラウド版に移行する場合
移行元のパッケージ版の設定が適用されます。
サイボウズ Office 9以前からクラウド版に移行する場合
移行先のクラウド版の設定が適用されます。
データ移行ツールを実行する前に、必ず移行先のクラウド版の使用するアプリケーションの設定を確認してください。
使用するアプリケーションの設定の詳細は、各バージョンのマニュアルを参照してください。