導入の流れ

Garoonをインストールした直後に行う、システム管理者による設定と作業の流れを説明します。

システム管理画面にアクセスします。
  1. お使いの環境に合わせて、次のいずれかのURLにアクセスします。

    • Windows環境の場合:
      http://(サーバーのIPアドレスまたはホスト名)/scripts/cbgrn/grn.exe
    • Linux環境の場合:
      http://(サーバーのIPアドレスまたはホスト名)/cgi-bin/cbgrn/grn.cgi
  2. Administratorのログイン名とパスワードを入力し、ログインします。
    ログイン名とパスワードは、次のとおりです。

    • ログイン名:Administrator
    • パスワード:インストール時に設定したパスワード ログイン画面の画像
  3. ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

歯車の形をしたアイコンは、管理権限を持つユーザーの画面にのみ表示されます。
  1. [システム設定]をクリックします。
組織を追加します。
お客様の会社構成を組織として登録します。
組織を設定しておくと、組織ごとに、アクセス権や更新通知を設定できるため、情報の管理に便利です。
詳細は、組織の追加を参照してください。
ユーザーを追加します。
Garoonを利用するユーザーを追加します。
詳細は、ユーザーの追加を参照してください。
組織の所属ユーザーを設定します。
Step 2で登録した組織に、Step 3で登録したユーザーを紐付けます。
詳細は、ユーザーを組織に所属させる方法を参照してください。
運用に応じて、ロールを追加します。

ロールとは、組織とは別に、役職や役割などで分類したユーザーのグループです。
組織と同様に、ロールごとに、アクセス権や更新通知を設定できます。
例:

  • 部長のロール
  • 新作商品開発チームのロール

ロールを追加し、ユーザーに所持させます。
詳細は、ロールの設定を参照してください。

システム管理者を設定します。

Administrator以外のユーザーを、Garoonのシステム全体を管理するシステム管理者に設定します。
詳細は、システム管理者を設定する方法を参照してください。
管理する項目や範囲に応じて、次の管理者を設定することもできます。

  • 基本システム管理者
  • アプリケーション管理者
  • 運用管理者

詳細は、管理者の設定を参照してください。

パスワードポリシーを設定します。
ユーザーのログインパスワードの文字数や有効期間などを設定します。
詳細は、パスワードの制限を参照してください。
運用に応じて、ユーザーが使用するアプリケーションを設定します。
利用を許可するアプリケーションを組織、ユーザー、またはロールごとに設定します。
利用を許可されていないアプリケーションは、ユーザー画面に表示されません。
詳細は、利用を許可するアプリケーションの設定を参照してください。
使用するアプリケーションごとに必要な設定をします。

次のアプリケーションの設定をしておくと、スムーズに運用を開始できます。

  • ポータル:
    ユーザーが各アプリケーションを使いやすいように、ポータルを作成します。
    詳細は、ポータル作成の流れを参照してください。
  • スケジュール:
    予定の登録に必要な会議室や設備などを施設として設定します。
    詳細は、システム管理のスケジュールを参照してください。
  • メール:
    Garoonでメールを受信できるように、メールサーバーと、ユーザーアカウントを設定します。
    詳細は、メールサーバーの設定およびユーザーアカウントの設定を参照してください。
  • ワークフロー:
    ユーザーが申請データを提出できるように、ワークフローの入力フォームを作成します。
    詳細は、ワークフローの設定の流れを参照してください。
  • マルチレポート:
    ユーザーがレポートを作成できるように、レポートの入力フォームを作成します。
    詳細は、システム管理のマルチレポートを参照してください。
運用に応じて、社外からアクセスするための環境を準備します。
社外からGaroonにアクセスするには、サイボウズ リモートサービスやVPN環境など、外部ネットワークからGaroonに安全にアクセスできる環境が必要です。
購入手続きが完了している場合は、Garoonのライセンスを登録します。
詳細は、ライセンスを登録する方法を参照してください。
試用中の場合、Step 11は不要です。Step 12に進みます。
ユーザーに利用開始を連絡します。

ユーザーに次の情報を連絡します。

  • ログインURL:
    次回からのログインがかんたんになるよう、ログインURLはWebブラウザーのブックマークやお気に入りに追加しておくことを、ユーザーに連絡してください。
  • ログイン名
  • パスワード