ロールとは

ロールとは、組織とは別に、役職や役割などで分類したユーザーのグループです。
例:

  • 部長のロール
  • 秘書のロール

イラスト:ロールを設定するイメージを説明している

Garoonでは、ロールに対して管理権限やアクセス権を設定したり、通知先や共有先にロールを指定したりできます。

ロールの使用例

下記は、「部長」というロールに対して掲示板の「社外秘」カテゴリーへのアクセス権を設定した場合の例です。
アクセス権の設定によって、次のようにカテゴリーの見え方が異なります。

  • 「部長」ロールを付与されたユーザー:
    掲示板の「社外秘」カテゴリーが表示されます。
    スクリーンショット:「社外秘」カテゴリーが表示されている画像
  • 「部長」ロールを付与されていないユーザー:
    掲示板の「社外秘」カテゴリーは表示されません。
    スクリーンショット:社外秘」カテゴリーが表示されていない画像

Garoonにあらかじめ設定されているロール

初期設定では次のロールが設定されています。

動的ロール

所属するユーザーが流動的なロールです。ロール一覧には表示されません。
次のロールがあります。

  • Everyone:
    すべてのユーザーが持つロールです。アクセス権や使用権限などの対象にEveryoneを設定すると、すべてのユーザーに、Everyoneに設定した権限が適用されます。
  • LoginUser:
    ログインしているユーザーが持つロールです。アクセス権や使用権限などの対象にLoginUserを設定すると、ユーザーがGaroonにログインしている間、そのユーザーにLoginUserに設定した権限が適用されます。
  • Owner:
    現在、このロールに該当するユーザーはありません。
  • CommandLine:
    コマンドラインから実行したときに持つロールです。
静的ロール

所属するユーザーが固定されているロールです。

  • Administrators:
    システム管理権限を持つロールです。

管理者がロールを設定できる項目

「システム管理(基本システム)」画面

「システム管理(各アプリケーション)」画面

ユーザーがロールを利用できる機能やアプリ

次の機能やアプリケーションで、ロールを利用できます。

  • 宛先指定機能の操作
    詳細は、宛先指定機能の操作を参照してください。
  • スケジュールの共有予定
    予定の共有先や共有先の初期値をロールで指定できます。詳細は、共有予定、および予定の共有先の初期値の設定を参照してください。
  • スペースの作成
    「メンバー」項目、および「管理者」項目でロールが利用できます。詳細は、スペースの作成を参照してください。