ログに関するコマンド
コマンドラインを使用して、ログに関する次の操作を実行できます。
- ログの一括削除
- ログデータのCSVファイルへの書き出し
- ログのアーカイブ
ログを一括削除する
ログの出力日が指定した日付よりも前の日付であるログを削除します。
コマンド
delete_loggings.csp
引数
引数 | 必須 | 説明 |
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exec | データを削除します。 省略した場合、削除するログの数が表示されます。データは削除されません。 |
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before | この引数の入力タイプは文字列(1行)です。YYYY-MM-DDの形式で入力します。 削除する基準となる日付を指定します。 ログの出力日が、指定した日付より前の日付であるログを削除します。 省略した場合、すべてのログが削除対象になります。 |
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max_duration | この引数の入力タイプは整数です。 削除処理を行う最長時間を分で指定します。指定した時間が経過した時点で削除処理が継続している場合、処理を終了します。 この引数を使用する場合は、execを使用する必要があります。
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help | このコマンドのヘルプを表示します。 |
実行例
次の設定の場合、コマンドの実行例は次のとおりです。
- 削除する基準となる日付:2011年
- 削除処理の最長時間:3時間(180分)
Windows環境:
.\grn.exe -C -q code\command\delete_loggings.csp exec before=2011-05-30 max_duration=180
Linux環境:
./grn.cgi -C -q code/command/delete_loggings.csp exec before=2011-05-30 max_duration=180
ログデータをCSVファイルに書き出す
ログデータをCSVファイルに書き出します。
コマンド
export_loggings.csp
引数
引数 | 必須 | 説明 |
---|---|---|
before | この引数の入力タイプは文字列(1行)です。YYYY-MM-DDの形式で入力します。 CSVファイルに出力する基準となる日付を指定します。 ログの出力日が、指定した日付より前の日付であるログを、CSVファイルに書き出します。 |
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charset | 書き出すCSVファイルの文字コードを指定します。指定できる文字コードは、次のとおりです。
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title | 次のどちらかの値を指定します。
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help | このコマンドのヘルプを表示します。 |
実行例
次の設定の場合、コマンドの実行例は次のとおりです。
- 書き出す基準となる日付:2011年5月30日
- 文字コード:UTF-8
- 先頭行:項目名を書き出す
- 出力先のファイル名:logdata.csv
Windows環境:
.\grn.exe -C -q code\command\export_loggings.csp before=2011-05-30 charset=UTF-8 title=YES > logdata.csv
Linux環境:
./grn.cgi -C -q code/command/export_loggings.csp before=2011-05-30 charset=UTF-8 title=YES > logdata.csv
ログをアーカイブする
出力後91日以上経過したログ(古いログ)をファイルにアーカイブします。データベースに古いログがない場合、アーカイブは実行されません。
コマンド
archive_log.csp
引数
引数 | 必須 | 説明 |
---|---|---|
max_week | この引数の入力タイプは整数です。 最も古いログから何週間分のログをアーカイブするかを指定します。省略すると3週間が適用されます。
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help | このコマンドのヘルプを表示します。 |
実行例
次の設定の場合、コマンドの実行例は次のとおりです。
- アーカイブの範囲:最も古い出力日から10週間
Windows環境:
.\grn.exe -C -q code\command\archive_log.csp max_week=10
Linux環境:
./grn.cgi -C -q code/command/archive_log.csp max_week=10