ユーザー管理に関するコマンド
コマンドラインを使用して、ユーザー管理に関する次の操作を実行できます。
- CSVファイルでの組織、ユーザー、またはロールの管理
- 削除したユーザーのユーザーデータの削除
CSVファイルで管理できるデータの詳細は、次のとおりです。
- 組織
- 組織情報
- 組織の所属ユーザー
- ユーザー
- ユーザー情報
- ユーザーの所属組織
- ユーザーの所持ロール
- ロール
- ロール情報
- ロールの所持ユーザー
組織 / ユーザー / ロールをCSVファイルから読み込む
コマンドラインを使用して、組織、ユーザー、またはロールをCSVファイルから読み込みます。
コマンド
組織 | コマンド |
---|---|
組織情報の読み込み | import_organization.csp |
組織の所属ユーザーの読み込み | import_organization_user.csp |
ユーザー | コマンド |
---|---|
ユーザー情報の読み込み | import_user.csp |
ユーザーの所属組織の読み込み | import_user_organization.csp |
ユーザーの所持ロールの読み込み | import_user_role.csp |
ロール | コマンド |
---|---|
ロール情報の読み込み | import_role.csp |
ロールの所持ユーザーの読み込み | import_role_user.csp |
引数
引数 | 必須 | 説明 |
---|---|---|
localfile | 読み込むCSVファイルのパスを指定します。 CSVファイルに、Webサーバーの実行ユーザーが閲覧できる権限が設定されている必要があります。 |
|
charset | 読み込むCSVファイルの文字コードを指定します。指定できる文字コードは、次のとおりです。
|
|
skip | 次のどちらかの値を指定します。
|
|
old | ユーザー情報のCSVファイルにのみ有効です。 次のどちらかの値を指定します。
|
実行例
次の設定の場合、コマンドの実行例は次のとおりです。
- データの種類:ユーザー情報
- 文字コード:UTF-8
- 先頭行:スキップする
Windows環境:
.\grn.exe -C -q code\command\import_user.csp localfile=user.csv charset=UTF-8 skip=1
Linux環境:
./grn.cgi -C -q code/command/import_user.csp localfile=user.csv charset=UTF-8 skip=1
組織 / ユーザー / ロールをCSVファイルに書き出す
コマンドラインを使用して、組織、ユーザー、またはロールをCSVファイルに書き出します。
コマンド
組織 | コマンド |
---|---|
組織情報の書き出し | export_organization.csp |
組織の所属ユーザーの書き出し | export_organization_user.csp |
ユーザー | コマンド |
---|---|
ユーザー情報の書き出し | export_user.csp |
ユーザーの所属組織の書き出し | export_user_organization.csp |
ユーザーの所持ロールの書き出し | export_user_role.csp |
ロール | コマンド |
---|---|
ロール情報の書き出し | export_role.csp |
ロールの所持ユーザーの書き出し | export_role_user.csp |
引数
引数 | 必須 | 説明 |
---|---|---|
charset | 書き出すCSVファイルの文字コードを指定します。指定できる文字コードは、次のとおりです。
|
|
title | 次のどちらかの値を指定します。
|
|
old | ユーザー情報のCSVファイルにのみ有効です。 次のどちらかの値を指定します。
|
実行例
次の設定の場合、コマンドの実行例は次のとおりです。
- データの種類:ユーザー情報
- 文字コード:UTF-8
- 先頭行:項目名を書き出す
Windows環境:
.\grn.exe -C -q code\command\export_user.csp charset=UTF-8 title=1 > user.csv
Linux環境:
./grn.cgi -C -q code/command/export_user.csp charset=UTF-8 title=1 > user.csv
削除したユーザーのユーザーデータを削除する
コマンドラインを使用して、削除したユーザーのユーザー情報、アクセス権、通知などを削除します。
対象となるユーザーを指定して、ユーザーデータを削除できます。
コマンド
delete_user.csp
引数
引数 | 必須 | 説明 |
---|---|---|
login_name | この引数の入力タイプは文字列(1行)です。 データを削除するユーザーのログイン名を指定します。削除済みのユーザーのみ指定できます。 |
|
help | このコマンドのヘルプを表示します。 |
実行例
次の設定の場合、コマンドの実行例は次のとおりです。
- ログイン名:sato
Windows環境:
.\grn.exe -C -q code\command\delete_user.csp login_name=sato
Linux環境:
./grn.cgi -C -q code/command/delete_user.csp login_name=sato