コマンドの実行手順

コマンドを実行する手順について説明します。

Windows環境の場合

Windows環境でコマンドを実行します。
コマンドは、Administrator権限を持つユーザーで実行します。
次の環境でGaroonをインストールした場合を例に説明します。

  • インストール識別子:cbgrn
  • CGIディレクトリー:C:\inetpub\scripts
操作手順:
  1. Garoonを初期化する場合のみスケジューリングサービスを停止します。

    Windowsのスタートメニューから、[管理ツール] > [サービス]を選択し、次のサービスを停止します。

    • Cybozu_Scheduling_Service_cbgrn

  2. コマンドプロンプトを起動します。

    コマンドプロンプトの簡易編集モードは無効にしてください。簡易編集モードが有効な場合、処理中にテキストの選択などの操作をすると、処理が停止します。
    簡易編集モードを無効にする手順

    1. コマンドプロンプトのタイトルバーを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
    2. 表示された設定画面で、「簡易編集モード」のチェックを外し、[OK]をクリックします。

  3. 次のコマンドを実行し、カレントディレクトリーを変更します。

    cd C:\inetpub\scripts\cbgrn

  4. 次のコマンドを実行します。

    .\grn.exe -C -q code\command\[コマンド] [引数]

  5. Garoonを初期化する場合のみスケジューリングサービスを起動します。

    Windowsのスタートメニューから、[管理ツール] > [サービス]を選択し、次のサービスを起動します。

    • Cybozu_Scheduling_Service_cbgrn

Linux環境の場合

Linux環境でコマンドを実行します。
コマンドは、root権限を持つユーザーで実行します。
DB分割構成でGaroonを運用している場合は、いずれかのアプリケーションサーバー(Webサーバーが動作しているサーバー)でコマンドを実行します。
次の環境でGaroonをインストールした場合を例に説明します。

  • インストール識別子:cbgrn
  • CGIディレクトリー:/var/www/cgi-bin
操作手順:
  1. コンソールを起動します。

  2. Garoonを初期化する場合のみスケジューリングサービスを停止します。

    systemctl stop cyss_cbgrn.service

  3. 次のコマンドを実行し、カレントディレクトリーを変更します。

    cd /var/www/cgi-bin/cbgrn

  4. 次のコマンドを実行します。

    ./grn.cgi -C -q code/command/[コマンド] [引数]

  5. Garoonを初期化する場合のみスケジューリングサービスを起動します。

    systemctl start cyss_cbgrn.service