メッセージに関するコマンド
コマンドラインを使用して、メッセージに関する次の操作を実行できます。
- 更新されていないメッセージの一括削除
- メッセージを変更および削除する権限の削除
更新されていないメッセージを一括削除する
更新されていない、不要なメッセージを一括で削除します。
削除する基準となる日付を指定し、最終更新日がその日付より前のメッセージを削除します。
メッセージを削除すると、削除したメッセージの通知や添付ファイルも削除されます。
コマンド
delete_messages.csp
引数
引数 | 必須 | 説明 |
---|---|---|
exec | データを削除します。 省略した場合、削除するメッセージの件数が表示されます。データは削除されません。 |
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before | この引数の入力タイプは文字列(1行)です。YYYY-MM-DDの形式で入力します。 削除する基準となる日付を指定します。 最終更新日が、指定した日付より前の日付であるメッセージを削除します。 |
|
max_count | この引数の入力タイプは整数です。 削除するメッセージの最大件数を指定します。 この引数を使用する場合は、execを使用する必要があります。 |
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max_duration | この引数の入力タイプは整数です。 削除処理を行う最長時間を分で指定します。指定した時間が経過した時点で削除処理が継続している場合、処理を終了します。 この引数を使用する場合は、execを使用する必要があります。
|
|
help | このコマンドのヘルプを表示します。 |
実行例
次の設定の場合、コマンドの実行例は次のとおりです。
- 削除する基準となる日付:2011年5月30日
- 削除処理の最長時間:3時間(180分)
Windows環境:
.\grn.exe -C -q code\command\delete_messages.csp exec before=2011-05-30 max_duration=180
Linux環境:
./grn.cgi -C -q code/command/delete_messages.csp exec before=2011-05-30 max_duration=180
メッセージの変更 / 削除権限を削除する
メッセージの宛先のユーザーに設定された、メッセージの変更および削除権限を削除します。
メッセージの削除権限とは、「変更/削除の許可」の「許可するユーザー」に設定されたユーザーが、宛先のユーザーの受信箱からメッセージを削除できる権限です。権限を付与されているユーザーの確認方法は、宛先の詳細の確認を参照してください。
コマンド
delete_messages_maintainer.csp
引数
引数 | 必須 | 説明 |
---|---|---|
exec | 権限を削除します。 省略した場合、権限を削除するメッセージの数が表示されます。 データは削除されません。 |
|
before | この引数の入力タイプは文字列(1行)です。YYYY-MM-DDの形式で入力します。 削除する基準となる日付を指定します。 指定した日付より前に付与された権限を削除します。 |
|
help | このコマンドのヘルプを表示します。 |
実行例
次の設定の場合、コマンドの実行例は次のとおりです。
- 削除する基準となる日付:2011年5月30日
Windows環境:
.\grn.exe -C -q code\command\delete_messages_maintainer.csp before=2011-05-30 exec
Linux環境:
./grn.cgi -C -q code/command/delete_messages_maintainer.csp before=2011-05-30 exec