コマンドラインを使ったレコードの管理
カスタムアプリのコマンドライン機能を使用して、アプリのレコードをCSVファイルから読み込んだり、CSVファイルに書き出したりします。
CSVファイルから読み込む
CSVファイルからデータを読み込み、レコードを編集したり、新規レコードを追加したりします。
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CSVファイルから読み込める項目を確認します。
カスタムアプリのCSVフォーマットのレコードを確認します。 -
次のどちらかの方法で、レコードデータをCSVファイルで準備します。
- Excelなどを使って、CSVファイルを作成する。
CSVファイルを準備する際には、CSVファイル作成時の注意点を確認してください。 - サイボウズ Office 10から書き出したCSVファイルを編集する。
CSVファイルでのレコードデータの管理を参照して、データをCSVファイルに書き出してください。
コマンドラインを使っても、データをCSVファイルに書き出すことができます。
- Excelなどを使って、CSVファイルを作成する。
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準備したファイルを「CSV(カンマ区切り)(*.csv)」の形式で保存します。
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サイボウズ Office 10をインストールしているサーバーに、サーバーのAdministrator権限を持つユーザーでログインします。
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手順3のファイルを、手順4のサーバーに保存します。
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サイボウズOffice 10のインストールディレクトリに移動します。
インストールディレクトリは、実行環境の診断画面の「Dir」欄で確認できます。
詳細は、サーバー環境の確認を参照してください。
インストールディレクトリがC:\inetpub\scripts\cbagの場合の入力例:cd C:\inetpub\scripts\cbag
サイボウズ Office 10をCドライブ以外にインストールしている場合は、「/d」が必要です。
cd /d D:\inetpub\scripts\cbag
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次のコマンドを実行します。
ag.exe -csv -i (ファイルの絶対パス) -l (アプリID) -d -f
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表示や操作が正しくできるかどうか、読み込んだアプリを確認します。
CSVファイルに書き出す
アプリデータをCSVファイルに書き出します。書き出したファイルはアプリのバックアップとして使用できます。
CSVファイルには、レコードのすべての項目(レコード番号、登録日時、更新日時、登録者、更新者を含む)が出力されます。
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CSVファイルに書き出せる項目を確認します。
カスタムアプリのCSVフォーマットのレコードを確認します。 -
サイボウズ Office 10をインストールしているサーバーに、サーバーのAdministrator権限を持つユーザーでログインします。
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サイボウズOffice 10のインストールディレクトリに移動します。
インストールディレクトリは、実行環境の診断画面の「Dir」欄で確認できます。
詳細は、サーバー環境の確認を参照してください。
インストールディレクトリがC:\inetpub\scripts\cbagの場合の入力例:cd C:\inetpub\scripts\cbag
サイボウズ Office 10をCドライブ以外にインストールしている場合は、「/d」が必要です。
cd /d D:\inetpub\scripts\cbag
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次のコマンドを実行します。
ag.exe -csv -o (ファイルの絶対パス) -l (アプリID) -f