サーバーやドライブの移行

移行元と移行先の製品が、ともにメールワイズ 5である場合のサーバーやドライブの移行手順を説明します。

移行の前に確認すること

ライセンスや製品の試用について

ライセンス

サーバーやドライブを移行しても、新たにライセンスを購入する必要はありません。
移行するデータには、システム設定の情報やライセンスキーの情報が含まれています。このため、ライセンスキーを再度登録する必要はありません。

製品の試用

サーバーを移行する前に、移行先のサーバーでメールワイズ 5を試用できます。
この場合、移行元と移行先のサーバーで、2つのメールワイズ 5を利用できます。
ただし、2つのメールワイズ 5で利用しているデータは、統合、同期、および連携できません。

ユーザー情報の連携について

次の条件を満たす場合、移行先のサーバーでも、サイボウズ製品とメールワイズ 5のユーザー情報の連携を引き継げます。

  • サイボウズ製品とメールワイズ 5のサーバーを同時に移行する。
  • 各製品のCGIディレクトリ(インストールディレクトリ)を同一にする。

連携するサイボウズ製品のインストールディレクトリが異なる場合は、事前にユーザー情報の連携を解除してください。
ユーザー情報の連携を解除した場合の影響については、よくあるご質問のサイボウズ Officeとユーザー情報を連携していますが、ユーザー情報連携を解除した場合どうなりますか?という記事を参照してください。

サーバーOSと移行データ

移行元製品のデータディレクトリを、移行先製品のデータディレクトリに配置すると、データを移行できます。
WindowsからLinuxへの移行など、移行先と移行元のサーバーOSが異なる場合でも、コード変換などの特別な作業は不要です。

Windowsから移行する場合

データディレクトリが「C:¥cybozu¥mailwise¥cbmw¥」である場合を例に説明します。

  • 移行元のWindowsでコピーするデータ:

    • C:¥cybozu¥mailwise¥cbmw¥mw¥data
    • C:¥cybozu¥mailwise¥cbmw¥mw¥file
    • C:¥cybozu¥mailwise¥cbmw¥mw¥back[ID]
  • WindowsからWindowsへ移行する場合:
    C:¥cybozu¥mailwise¥cbmw¥mw¥配下へコピーしたデータを配置します。

  • WindowsからLinuxへ移行する場合:
    /var/local/cybozu/mailwise/cbmw/mw/配下へコピーしたデータを配置します。

Linuxから移行する場合

データディレクトリが「/var/local/cybozu/mailwise/cbmw/」である場合を例に説明します。

  • 移行元のLinuxでコピーするデータ:

    • /var/local/cybozu/mailwise/cbmw/mw/data
    • /var/local/cybozu/mailwise/cbmw/mw/file
    • /var/local/cybozu/mailwise/cbmw/mw/back[ID]
  • LinuxからLinuxへ移行する場合:
    /var/local/cybozu/mailwise/cbmw/mw/配下へコピーしたデータを配置します。

  • LinuxからWindowsへ移行する場合:
    C:¥cybozu¥mailwise¥cbmw¥mw¥配下へコピーしたデータを配置します。

移行先にデータを上書きする場合

移行元でコピーしたデータディレクトリを移行先に配置する際に、移行先のデータを上書きする場合は、次の確認をしてください。

Windows

上書きコピーの作業によって、アクセス権が変更されることがあります。データファイルがアクセスできる状態になっていることを確認してください。
アクセスできない場合は、サポートガイドの製品を利用するために必要なアクセス権の設定を参照して解決するかどうか確認してください。

Linux

上書きコピーの作業によりファイルの所有者(owner)が変更されることがあります。
ファイルの所有者(owner)が変更されると、データを登録または変更できなくなります。
データを移行したあと、移行先サーバーのファイルの所有者(owner)が、「Webサーバーを起動しているユーザーである」ことを確認してください。

移行元と移行先の製品バージョンの確認

移行作業を実行する前に、製品のバージョンを確認します。
お使いの製品のバージョンは、画面のフッターで確認できます。
次の場合、製品のバージョンは「5.4.7」です。

  • 5:メジャーバージョンです。
  • 4:マイナーバージョンです。
  • 7:リビジョンです。

画面キャプチャー:フッターのバージョンを示している

移行可能なバージョン
  • 5.4.7から5.4.7への移行:
    移行元と移行先のバージョンが同じであるため移行できます。

  • 5.4.0から5.4.7への移行:
    移行元のリビジョンが「0」、移行先のリビジョンが「7」で、移行元と移行先のバージョンが異なるため移行できません。
    先に5.4.0同士でサーバーの移行を完了させてから、移行先で製品をバージョンアップしてください。

  • 5.2.1から5.4.1への移行:
    移行元のマイナーバージョンが「2」、移行先のマイナーバージョンが「4」で、移行元と移行先のバージョンが異なるため移行できません。
    先に5.2.1同士でサーバーの移行を完了させてから、移行先で製品をバージョンアップしてください。

  • 4.0.6から5.4.7への移行、または3.1(1.1)から5.4.7への移行:
    メールワイズ 4以前のデータを、直接メールワイズ 5へは移行できません。
    移行元の製品をメールワイズ 5にバージョンアップしてから、移行してください。

移行後のアクセスURLの確認

サーバーやドライブを移行する際に、サーバーOSの種類やホスト名などが変わる場合は、移行後の製品のアクセスURLが変わります。
メールワイズ 5上にメールワイズ 5内のリンクを貼るなどの運用を行っている場合は、リンクが無効になります。あらかじめご了承ください。

サーバーのホスト名やIPアドレスが変わる場合

ホスト名が「aaaaa」から「bbbbb」に変わる場合を例に説明します。

  • 移行前:
    http://aaaaa/scripts/cbmw/mw.exe
  • 移行後:
    http://bbbbb/scripts/cbmw/mw.exe
サーバーOSがWindowsからLinuxに変わる場合

ホスト名が「aaaaa」の場合を例に説明します。

  • 移行前:
    http://aaaaa/scripts/cbmw/mw.exe
  • 移行後:
    http://aaaaa/cgi-bin/cbmw/mw.cgi

サーバーを移行する

移行元と移行先の製品が、ともにメールワイズ 5である場合のサーバーの移行手順を説明します。

Steps:
移行前の注意事項を確認します。
注意事項の詳細は、移行の前に確認することを参照してください。
移行元での作業移行元の環境で、メールワイズ 5が動作しているディレクトリを確認します。

確認するディレクトリは、次のとおりです。

  • CGIディレクトリ
  • データディレクトリ
  • ドキュメントルートディレクトリ

メールワイズ 5が動作している環境を確認する手順は、サーバー環境の確認を参照してください。

移行元での作業メールの自動受信を停止します。
停止方法の詳細は、自動受信の設定を参照してください。
移行元での作業メンテナンスモードを設定します。
設定方法の詳細は、メンテナンスモードの設定を参照してください。
移行元での作業移行するデータをバックアップします。

バックアップするデータは、次のとおりです。

  • (データディレクトリ)/mw/data
  • (データディレクトリ)/mw/file
  • (データディレクトリ)/mw/back[ID]

バックアップ手順の詳細は、バックアップを参照してください。

移行先での作業移行元と同じバージョンのメールワイズ 5を移行先のサーバーにインストールします。
移行元と移行先で製品バージョンが異なる場合は移行できません。
バージョンアップとサーバー移行を同時に実施する場合は、サーバーの移行が完了してから、移行先で製品をバージョンアップします。
バージョンの確認方法の詳細は、移行元と移行先の製品バージョンの確認を参照してください。
旧バージョンのメールワイズ 5のインストーラーは、よくあるご質問の【製品ダウンロード】メールワイズ 5(パッケージ版)旧バージョン一覧という記事からダウンロードできます。
メールワイズ 5をインストールする手順は、お使いの環境に合わせて、次のページを参照してください。
Windows版のインストール
Linux版のインストール
移行先での作業移行先のディレクトリをリネーム、または削除します。
リネームの例:
(データディレクトリ)/mw/data → (データディレクトリ)/mw/data_bak
(データディレクトリ)/mw/file → (データディレクトリ)/mw/file_bak
移行元での作業Step5のバックアップデータをコピーします。
移行先での作業Step8でコピーした移行元のバックアップデータを、移行先に配置します。

(データディレクトリ)/mw配下に配置します。
バックアップデータ「data」 → (データディレクトリ)/mw/dataとして配置
バックアップデータ「file」 → (データディレクトリ)/mw/fileとして配置
バックアップデータ「back[ID]」 → (データディレクトリ)/mw/back[ID]として配置

移行時にデータを上書きすると、移行先のアクセス権が変更されることがあります。
詳細は、移行先にデータを上書きする場合を参照してください。

移行先での作業メンテナンスモードを解除します。
解除方法の詳細は、メンテナンスモードの解除を参照してください。
移行先での作業メールワイズ 5の動作を確認します。

Webブラウザーを起動してメールワイズ 5にアクセスし、次の項目を確認します。

  • 正常に動作する。
  • 移行元のデータを、正常に閲覧したり表示したりできる。
移行先での作業メール通知の設定を確認します。
メール通知を有効にしている場合、メール通知の設定で使用している「メールワイズのURL」を移行先のメールワイズのURLに変更します。
変更方法の詳細は、メール通知の設定を参照してください。
移行元での作業移行元のメールワイズ 5をアンインストールします。
アンインストールする手順は、お使いの環境に合わせて、次のページを参照してください。
Windows版のアンインストール
Linux版のアンインストール

ドライブを移行する

移行元と移行先の製品が、ともにメールワイズ 5である場合のドライブの移行手順を説明します。

Steps:
移行前の注意事項を確認します。
注意事項の詳細は、移行の前に確認することを参照してください。
運用中の環境で、メールワイズ 5が動作しているディレクトリを確認します。

確認するディレクトリは、次のとおりです。

  • CGIディレクトリ
  • データディレクトリ
  • ドキュメントルートディレクトリ

メールワイズ 5が動作している環境を確認する手順は、サーバー環境の確認を参照してください。

メールの自動受信を停止します。
停止方法の詳細は、自動受信の設定を参照してください。
メンテナンスモードを設定します。
設定方法の詳細は、メンテナンスモードの設定を参照してください。
移行するデータをバックアップします。

バックアップするデータは、次のとおりです。

  • (データディレクトリ)/mw/data
  • (データディレクトリ)/mw/file
  • (データディレクトリ)/mw/back[ID]

バックアップ手順の詳細は、バックアップを参照してください。

運用中のメールワイズ 5をアンインストールします。
アンインストールする手順は、お使いの環境に合わせて、次のページを参照してください。
Windows版のアンインストール
Linux版のアンインストール
移行先のディレクトリを指定して、移行前と同じバージョンのメールワイズ 5をインストールします。
移行前と異なるバージョンのメールワイズ 5をインストールすると、データを移行できません。
バージョンアップとデータの移行を同時に実施する場合は、先に同じバージョンでデータを移行したあと、移行先で製品をバージョンアップします。
バージョンの確認方法の詳細は、移行元と移行先の製品バージョンの確認を参照してください。
旧バージョンのメールワイズ 5のインストーラーは、よくあるご質問の【製品ダウンロード】メールワイズ 5(パッケージ版)旧バージョン一覧という記事からダウンロードできます。
メールワイズ 5をインストールする手順は、お使いの環境に合わせて、次のページを参照してください。
Windows版のインストール
Linux版のインストール
仮想ディレクトリを設定します。
移行先のドライブに仮想ディレクトリを設定します。
仮想ディレクトリについての詳細は、お使いの環境に合わせて、サポートガイドの次のページを参照してください。
Windowsの仮想ディレクトリーについて
Linuxの仮想ディレクトリーについて
メールワイズ 5の動作を確認します。
Webブラウザーを起動してメールワイズ 5にアクセスし、正常に動作することを確認します。
移行先のディレクトリをリネーム、または削除します。
リネームの例:
(データディレクトリ)/mw/data → (データディレクトリ)/mw/data_bak
(データディレクトリ)/mw/file → (データディレクトリ)/mw/file_bak
Step5のバックアップデータをコピーします。
Step11でコピーしたバックアップデータを、移行先のドライブに配置します。

(データディレクトリ)/mw配下に配置します。
バックアップデータ「data」 → (データディレクトリ)/mw/dataとして配置
バックアップデータ「file」 → (データディレクトリ)/mw/fileとして配置
バックアップデータ「back[ID]」 → (データディレクトリ)/mw/back[ID]として配置

移行時にデータを上書きすると、移行先のアクセス権が変更されることがあります。
詳細は、移行先にデータを上書きする場合を参照してください。

メンテナンスモードを解除します。
解除方法の詳細は、メンテナンスモードの解除を参照してください。
メールワイズ 5の動作を確認します。

Webブラウザーを起動してメールワイズ 5にアクセスし、次の項目を確認します。

  • 正常に動作する。
  • 移行元のデータを、正常に閲覧したり表示したりできる。