インストールで使う用語

メールワイズ 5のインストール操作で使う用語を紹介します。

インストール識別子とは

インストール識別子は、メールワイズ 5を識別するための文字列です。アクセスURLの一部に使用されます。
初期値のままインストールすると、「cbmw」がインストール識別子になります。
任意の文字列を指定する場合は、次の条件を確認してください。

  • 使用できる文字:「A-Z」「a-z」「0-9」「-,()$!_'.+」
  • 使用できない文字:先頭または末尾の「.」
  • 設定できる文字数:最大20文字

サーバーにすでにメールワイズ 5をインストールしている場合、新しくインストールするメールワイズ 5に、既存のメールワイズ 5と異なるインストール識別子を設定する必要があります。

CGIディレクトリとは

CGIディレクトリは、CGIプログラムの実行が許可されている、Webサーバー上のディレクトリです。
インストール時に、CGIディレクトリ配下に「cbmw(インストール識別子)」ディレクトリが作成され、メールワイズ 5の実行ファイルが保存されます。

データディレクトリとは

データディレクトリは、メールワイズ 5が動作するために必要なデータを保存するディレクトリです。
メールワイズ 5のインストーラーが作成します。
データディレクトリのファイル構成の詳細は、データディレクトリのページを参照してください。

ドキュメントルートディレクトリとは

ドキュメントルートディレクトリは、外部に公開するコンテンツを格納する、Webサーバー上のディレクトリです。
ドキュメントルートディレクトリを変更すると、メールワイズ 5の画面に、正しく画像が表示されない場合があります。

ドキュメントルートディレクトリ配下には、インストーラーのバージョンに応じて、バージョン固有のディレクトリが作成されます。たとえば、バージョン 5.4.7のインストーラーを使用すると、「cbmw540」ディレクトリが作成されます。
このバージョン固有のディレクトリに、画面表示に必要な画像ファイルなどの静的ファイルが保存されます。
バージョン固有のディレクトリのファイル構成の詳細は、ドキュメントルートディレクトリのページを参照してください。

Webサーバーの実行ユーザーとは(Linuxのみ)

Webサーバーの実行ユーザーは、メールワイズ 5の次のフォルダの所有者です。

  • インストールディレクトリ
  • データディレクトリ
  • ドキュメントルートディレクトリ

Webサーバーの実行ユーザー名を確認するコマンドは、次のとおりです。
Webサーバープロセス名がhttpdの場合の例:

# ps aux | grep httpd
(結果)
root 832 0.0 5.5 12680 7068 ? S Aug28 0:03 /usr/sbin/httpd -
nobody 18421 0.0 6.0 12996 7688 ? S Sep30 0:01 /usr/sbin/httpd -
nobody 18422 0.0 5.6 12772 7192 ? S Sep30 0:00 /usr/sbin/httpd -

表示されている結果の左端が、Webサーバーの実行ユーザー名です。
この場合、「nobody」がWebサーバーの実行ユーザー名です。
1行目の「root」は、実行ユーザーではありません。「root」は実行ユーザー名として設定しないでください。