PHPポートレットの設定

PHPポートレットは、PHPスクリプトを記述して、動的な内容を表示できるポートレットです。アンケートの回答やワンタイムパスワードなど、値が変化するコンテンツを表示する場合に使用します。
PHPポートレットでは、ユーザー情報のユーザー名、パスワード、メールアドレスなどを、パラメーターとして使用できます。

注意事項

  • 弊社では、カスタマイズにより発生する、性能への影響やいかなる結果についても責任を負いません。
    PHPによるカスタマイズは、お客様の判断と責任の下に実行してください。
    また、カスタマイズされた機能に関しては、サポート対象外とさせていただくことをご了承ください。
    詳細については、Garoon 6 サービスライセンス規約を確認してください。
  • 弊社では、有償無償にかかわらず、カスタマイズサービスを承っておりません。ご了承ください。
  • PHPによるカスタマイズの結果、Garoonに著しい負荷や障害等が発生し、Garoonを使用できない状態になることがあります。
    カスタマイズ時の注意点をよくご理解の上、万全の準備をしてから作業してください。
  • サイボウズ製品の著作権は弊社に帰属します。

PHPポートレットを追加する

PHPポートレットを追加します。PHPポートレットはGaroonの管理者のみが作成できます。

操作手順:
  1. ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

    歯車の形をしたアイコンは、管理権限を持つユーザーの画面にのみ表示されます。

  2. [システム設定]をクリックします。

  3. 「各アプリケーションの管理」タブを選択します。

  4. [ポータル]をクリックします。

  5. [PHPポートレット]をクリックします。

  6. 「PHPポートレット」画面で、[PHPポートレットを追加する]をクリックします。 PHPポートレットを追加するの操作リンクが赤枠で囲まれている画像

  7. 「PHPポートレットの追加」画面で、「ポートレット名」項目を入力します。

    標準のポートレット名は必ず設定します。
    [言語ごとに表示名を設定する]をクリックすると、複数の言語でポートレット名を設定できます。
    ユーザーが設定している言語のポートレット名を設定していない場合、標準のポートレット名が表示されます。
    設定できる言語は、次のとおりです。

    • 日本語
    • English
    • 中文(简体
    • 中文(繁體
      繁体字で表示されます。
    ポートレット名を入力している画像

  8. 「グループ」項目を設定します。

    ポートレットを分類するポートレットグループを選択します。
    グループ項目を設定している画像

  9. 「Myポータル」項目を設定します。

    追加したPHPポートレットをユーザーがMyポータルで利用できるようにする場合は、「Myポータルでの利用を許可する」のチェックボックスを選択します。
    Myポータルでの利用を許可している画像

  10. 「ポートレットの内容」項目を設定します。

    PHPのコードを使用して、ポートレットの内容を記述します。
    ポートレットの内容を設定している画像

    ポートレットの内容に次の機能を利用して、PHPポートレットをカスタマイズすることもできます。

    • キーワードの記述:
      使用できるキーワードを記述すると、ポートレットを使用するユーザーの情報を表示できます。

  11. 設定内容を確認し、[追加する]をクリックします。

使用できるキーワード

キーワードを使用すると、ポートレットを使用するユーザーのユーザー情報を、PHPポートレットに表示できます。
キーワードは、ポートレットを使用するユーザーのユーザー情報に置き換わります。
使用できるキーワードは、次のとおりです。

キーワード 意味
%Name% ユーザー名
%ID% Garoonのシステム内で使用されているユーザーID
%Account% ログイン名
%Mail% ユーザー情報に登録されているE-mail
%Password% パスワード
%session_password% ログインユーザーが使用し、セッションに保存されているパスワード
%Tel% ユーザー情報に登録されている連絡先
%URL% ユーザー情報に登録されているURL

PHPポートレットを変更する

PHPポートレットを変更します。

操作手順:
  1. ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

    歯車の形をしたアイコンは、管理権限を持つユーザーの画面にのみ表示されます。

  2. [システム設定]をクリックします。

  3. 「各アプリケーションの管理」タブを選択します。

  4. [ポータル]をクリックします。

  5. [PHPポートレット]をクリックします。

  6. 「PHPポートレット」画面で、変更するPHPポートレットのポートレット名をクリックします。

  7. 「PHPポートレットの詳細」画面で、[変更する]をクリックします。 変更するの操作リンクが赤枠で囲まれている画像

  8. 「PHPポートレットの変更」画面で、必要に応じて設定内容を変更します。

  9. 設定内容を確認し、[変更する]をクリックします。

PHPポートレットの表示を確認する

PHPポートレットを公開する前に、ユーザー画面でどのようにポートレットが表示されるかプレビューできます。

操作手順:
  1. ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

    歯車の形をしたアイコンは、管理権限を持つユーザーの画面にのみ表示されます。

  2. [システム設定]をクリックします。

  3. 「各アプリケーションの管理」タブを選択します。

  4. [ポータル]をクリックします。

  5. [PHPポートレット]をクリックします。

  6. 「PHPポートレット」画面で、プレビューするPHPポートレットのポートレット名をクリックします。

  7. 「PHPポートレットの詳細」画面で、[表示の確認]をクリックします。 表示の確認の操作リンクが赤枠で囲まれている画像

PHPポートレットを削除する

PHPポートレットを削除します。

1件ずつPHPポートレットを削除する

PHPポートレットを1件ずつ削除します。

操作手順:
  1. ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

    歯車の形をしたアイコンは、管理権限を持つユーザーの画面にのみ表示されます。

  2. [システム設定]をクリックします。

  3. 「各アプリケーションの管理」タブを選択します。

  4. [ポータル]をクリックします。

  5. [PHPポートレット]をクリックします。

  6. 「PHPポートレット」画面で、削除するPHPポートレットのポートレット名をクリックします。

  7. 「PHPポートレットの詳細」画面で、[削除する]をクリックします。 表示の確認の操作リンクが赤枠で囲まれている画像

  8. 「PHPポートレットの一括削除」画面で、[はい]をクリックします。

複数のPHPポートレットをまとめて削除する

複数のPHPポートレットをまとめて削除します。

操作手順:
  1. ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

    歯車の形をしたアイコンは、管理権限を持つユーザーの画面にのみ表示されます。

  2. [システム設定]をクリックします。

  3. 「各アプリケーションの管理」タブを選択します。

  4. [ポータル]をクリックします。

  5. [PHPポートレット]をクリックします。

  6. 「PHPポートレット」画面で、削除するポートレットのチェックボックスを選択し、[削除する]をクリックします。 削除するポートレットが選択されている画像

  7. 「PHPポートレットの一括削除」画面で、[はい]をクリックします。