iCalendar形式に出力するための準備

予定をiCalendar形式で出力できるようにするには、cybozu.com共通管理とサイボウズ Officeのシステム設定で、機能の利用を許可する準備が必要です。
次の図の 1 2 が完了したユーザーのみ、iCalendar形式での出力機能を利用できます。

イラスト:iCalendar形式で出力するための準備のイメージ

はじめに確認すること

準備を始める前に、必ず次の注意事項を確認してください。

  • iCalendar形式で出力される予定データは、ユーザーごとに発行されるiCalendarURLから取得できます。
    iCalendarURLは、管理者とユーザーの双方で必要な設定が完了している場合にのみ発行されます。
  • iCalendarURLにアクセスすると、サイボウズ Officeにログインしていないユーザーでも、iCalendarURLを発行したユーザーの予定を確認できてしまいます。
    iCalendarURLを第三者に不正に利用されないよう、取扱いに注意してください。
  • iCalendarURLを有効にすると、検索エンジンのクローラーにスケジュール情報を取得され、意図せずインターネットの検索画面に表示される恐れがあります。
  • 発行済みのiCalendarURLは、お客様の判断と責任の下で管理してください。
  • サイボウズ Officeマニュアルでは、Googleカレンダーにサイボウズ Officeの予定を表示させる場合を例に操作を説明しています。
    Googleカレンダーの操作は、お客様の判断と責任の下に実行してください。
  • その他、サービスの規約については、サイボウズのクラウドサービスのcybozu.com サービスご利用規約を確認してください。

cybozu.com共通管理での準備

予定をiCalendar形式で出力できるようにする場合は、cybozu.com共通管理で「公開URLの発行」を許可します。
cybozu.com共通管理での準備をしてから、サイボウズ Officeでの準備に進みます。

  1. ヘッダーの右側の歯車アイコンをクリックします。

  2. [サイボウズ Officeシステム設定]をクリックします。
    スクリーンショット:ヘッダー

  3. [+]詳細設定を開くをクリックします。

  4. 「各アプリケーション」セクションの スケジュールと施設予約をクリックします。

  5. iCalendar形式での出力をクリックします。

  6. こちらをクリックします。

    スクリーンショット:こちらのリンクが枠線で強調されている

    「iCalendar形式での出力」画面に上記のメッセージではなく、ユーザー一覧や 変更するが表示される場合は、cybozu.com共通管理の準備が完了しています。
    この場合、手順7は不要です。「サイボウズ Officeでの準備」に進みます。

  7. 注意事項を確認し、cybozu.com共通管理で、公開URLへのアクセスを許可します。

    注意事項や操作の詳細は、カレンダーサービスとの連携を許可する(サイボウズ Officeのみ)方法を参照してください。

サイボウズ Officeでの準備

cybozu.com共通管理での準備のあとに、ユーザーごとに、iCalendar形式での出力機能を許可するかどうかを設定します。cybozu.com共通管理の準備が完了していても、サイボウズ Officeでは初期値がすべて禁止に設定されています。
利用を許可するユーザーだけに、iCalendar形式での出力機能を許可します。

  1. ヘッダーの右側の歯車アイコンをクリックします。

  2. [サイボウズ Officeシステム設定]をクリックします。
    スクリーンショット:ヘッダー

  3. [+]詳細設定を開くをクリックします。

  4. 「各アプリケーション」セクションの スケジュールと施設予約をクリックします。

  5. iCalendar形式での出力をクリックします。

  6. 組織のドロップダウンリストから、機能の利用を許可するユーザーの所属組織を選択します。

    スクリーンショット:組織を選択している

  7. 機能の利用を許可するユーザーの 変更するをクリックします。

    スクリーンショット:変更する操作リンクが枠線で強調されている

  8. マニュアルで注意事項を確認してから「許可する」を選択します。

    注意事項は、はじめに確認することを参照してください。
    スクリーンショット:出力を許可する設定にしている

  9. 設定するをクリックします。

  10. iCalendar形式での出力を許可したことを、ユーザーに連絡します。

    連絡する際に、ユーザーが行う操作を案内している、ユーザーマニュアルのiCalendar形式への予定データの書き出しのページをあわせて連絡してください。

iCalendar形式での出力を停止する

ユーザーの退社や休職といった場合や、iCalendarURLを設定したGoogleカレンダーと同期しているモバイル端末を紛失した場合などに、ユーザーのiCalendar形式での出力機能を停止できます。
機能を停止する範囲によって、操作手順は異なります。
次の図を確認し、目的にあった操作を参照してください。

イラスト:iCalendar形式での出力を停止にするイメージ

全ユーザーに対して機能を停止する

cybozu.com共通管理で公開URLの発行機能を無効にすると、全ユーザーのiCalendar形式での出力機能を停止できます。

  1. ヘッダーの右側の歯車アイコンをクリックします。

  2. [cybozu.com共通管理]をクリックします。
    スクリーンショット:ヘッダー

  3. 左ペインで、その他の設定をクリックします。

  4. 公開URLの発行を許可しないように設定します。

    操作の詳細は、カレンダーサービスとの連携を許可する(サイボウズ Officeのみ)方法を参照してください。

特定のユーザーの機能を停止する

機能の利用を停止したい特定のユーザーに対して、iCalendar形式での出力機能を禁止に変更します。

  1. ヘッダーの右側の歯車アイコンをクリックします。

  2. [サイボウズ Officeシステム設定]をクリックします。
    スクリーンショット:ヘッダー

  3. [+]詳細設定を開くをクリックします。

  4. 「各アプリケーション」セクションの スケジュールと施設予約をクリックします。

  5. iCalendar形式での出力をクリックします。

  6. 組織のドロップダウンリストから、機能を停止するユーザーの所属組織を選択します。

    スクリーンショット:組織を選択している

  7. 機能を停止するユーザーの 変更するをクリックします。

    スクリーンショット:変更する操作リンクが枠線で強調されている

  8. 「禁止する」を選択します。

    スクリーンショット:出力を禁止する設定にしている

  9. 設定するをクリックします。

ユーザー自身で機能を停止する

ユーザーの操作は、個人設定で行います。
次のどちらかの操作をすると、現在のiCalendarURLから予定データを取得できないように設定できます。
詳細は、リンク先のユーザーマニュアルを参照してください。