ブックの運用管理

ブックの運用管理について説明します。

運用管理者ができること

運用管理者は、システム管理者が作成したブックにアドレスデータを読み込んだり、アドレスデータの絞込を作成したりできるユーザーです。ブックごとに設定できます。

ブックで設定できること

共有アドレス帳と、任意で作成されたブックでは、設定できる権限が異なります。

  • 共有アドレス帳
    運用管理者を設定できます。
    ただし、アクセス権は設定できません。
    アクセス権を設定できない代わりに、人名データの公開・非公開を登録時に選択できます。
    詳細は、人名データの公開方法の初期値を設定する方法を参照してください。
  • 作成されたブック
    ブックごとに、運用管理者およびアクセス権を設定できます。
各ユーザーが操作できること
システム管理者 運用管理者 ユーザー
公開方法の初期値の設定
ブックの設定
アドレス帳のひな型の設定
アドレスデータの一括削除
アドレスデータの読み込みや書き出し
絞込の設定
アドレスデータの一括削除
アドレスデータの閲覧
アドレスデータの登録/編集/削除など

運用管理者を設定する

運用管理者は、システム管理者がブックの運用を譲渡するユーザーです。ブックごとに設定します。
運用管理者は、CSVファイルでアドレスデータを管理したり、絞込みを設定したりできます。

共有アドレス帳の場合

共有アドレス帳の運用管理者を設定します。

  1. ヘッダーの右側の歯車アイコンをクリックします。

  2. [サイボウズ Officeシステム設定]をクリックします。
    スクリーンショット:ヘッダー

  3. [+]詳細設定を開くをクリックします。

  4. 「各アプリケーション」セクションの アドレス帳をクリックします。

  5. ブックの管理をクリックします。

  6. 運用管理者を変更するをクリックします。

  7. 「ユーザー一覧」で運用管理者に設定するユーザーを選択し、追加をクリックします。

    ユーザーを運用管理から外す場合は、「運用管理者」で目的のユーザーを選択し、削除をクリックします。

  8. 登録するをクリックします。

ブックの場合

ブックごとに運用管理者を設定します。
運用管理者は、ブック内のデータの操作がすべて許可されている必要があります。
ブックのアクセス権を確認してから、運用管理者を設定します。

  1. ヘッダーの右側の歯車アイコンをクリックします。

  2. [サイボウズ Officeシステム設定]をクリックします。
    スクリーンショット:ヘッダー

  3. [+]詳細設定を開くをクリックします。

  4. 「各アプリケーション」セクションの アドレス帳をクリックします。

  5. ブックの管理をクリックします。

  6. 運用管理者を設定するブックの アクセス権と運用管理者を変更するをクリックします。

  7. 「アクセス権」セクションで、運用管理者に設定するユーザーの、「閲覧・変更・作成・削除が可能」が選択されていることを確認します。

  8. 「運用管理者」セクションで、「特定のユーザーを指定する」を選択します。

  9. 「ユーザー一覧」で運用管理者に設定するユーザーを選択し、追加をクリックします。

    ユーザーを運用管理から外す場合は、「運用管理者」で目的のユーザーを選択し、削除をクリックします。

  10. 変更するをクリックします。

運用管理画面にアクセスする

運用管理画面にアクセスできるリンクは、運用管理権限を持つブックを選択した場合に表示されます。
運用管理権限を持たないブックを選択すると、リンクがグレーで表示され、操作できない状態になります。

  1. ユーザー画面で、 アドレス帳をクリックします。

  2. 運用管理画面にアクセスしたいブックを選択し、 運用管理をクリックします。 スクリーンショット:運用管理の操作リンクが枠線で強調されている

    運用管理が表示されていない場合は、選択したブックの運用管理者に設定されていません。