Mbox形式でのメールデータの管理

Mbox形式でメールデータを管理します。

Mbox形式とは

Mboxとは電子メールメッセージの保存フォーマット群の総称です。
Mbox形式では、1ファイルに複数のメールが格納されています。

メールデータを読み込む

パソコン上に保存されているメールデータをサイボウズ Office 10に読み込みます。
この機能を利用すると、お使いのメールソフトに保存されているメールデータを、サイボウズ Office 10のメールに移行できます。
ただし、お使いのメールソフトがMbox形式のデータ出力に対応している必要があります。
Mbox形式のデータ出力に対応しているかどうかは、お使いの製品のマニュアルを確認してください。

  1. 読み込むデータを用意し、データのサイズを確認します。

    読み込めるデータは、Mbox形式のメールデータのみです。
    お使いのメールソフトで、メールデータを出力する方法については、各製品に付属のマニュアルを確認してください。

  2. メールが使用できる状態であることを確認します。

    詳細は、メール設定の確認を参照してください。

  3. 設定されているメールの総サイズを確認します。

    確認方法は、メールの総サイズの確認を参照してください。
    メールデータの読み込み時にメールの総サイズが制限値を超えると、エラーが発生します。
    メールの総サイズの変更が必要な場合は、システム管理者に相談してください。

  4. ヘッダーの右側の[ユーザー名]をクリックします。

  5. [個人設定]をクリックします。

    スクリーンショット:ヘッダー

  6. 「各アプリケーション」セクションの メールをクリックします。

  7. メールデータの読み込みをクリックします。

  8. 必要な項目を設定し、次に、ファイルの中身を確認するをクリックします。

    設定項目
    項目 説明
    メールアカウント 読み込んだメールを保存するメールアカウントを選択します。
    フォルダ 読み込んだメールを保存するメールフォルダを次の中から選択します。
    初期値は受信箱に設定されています。
    • 受信箱
    • 送信箱
    • 下書き
    • 自分が作成したフォルダ
    Mboxファイル 読み込むファイルを選択します。

  9. 設定した内容を確認し、読み込むをクリックします。

    スクリーンショット:メールデータの読み込み画面

    • 前の画面へ戻るをクリックした場合:
      読み込むファイルを再度選択し直します。保存先のメールアカウントとメールフォルダの選択は保持されます。

  10. メール画面で、指定したアカウントとフォルダに、メールデータが追加されていることを確認します。

    メールの読み込みを複数回実行する場合は、同一データを読み込んでも、別のメールとして追加されます。

受信メールを書き出す

サイボウズ Office 10に保存されている、ユーザー個人の受信メールを書き出します。他のユーザーのメールデータは書き出せません。
この機能を利用すると、サイボウズ Office 10のメールデータをほかのメールソフトに移行できます。
ただし、お使いのメールソフトがMbox形式のデータ読み込みに対応している必要があります。
Mbox形式のデータ読み込み対応しているかどうかは、お使いの製品のマニュアルを確認してください。

書き出されるメールデータについて

メールデータは、export.mboxというファイル名で、パソコン上に保存されます。
書き出されるファイル形式は、Mbox形式です。

  1. メールが使用できる状態であることを確認します。

    詳細は、メール設定の確認を参照してください。

  2. ヘッダーの右側の[ユーザー名]をクリックします。

  3. [個人設定]をクリックします。

    スクリーンショット:ヘッダー

  4. 「各アプリケーション」セクションの メールをクリックします。

  5. メールデータの書き出しをクリックします。

  6. どのフォルダのメールデータを書き出すかを、ドロップダウンリストから選択します。

    メールアカウントに関係なく、指定したフォルダ内の全メールデータが書き出されます。
    初期値は受信箱です。

  7. 書き出すをクリックします。

  8. Webブラウザーのファイル保存機能を使って、ファイルを保存します。