パッケージ版 メールワイズでの準備

移行元のパッケージ版 メールワイズで必要な準備を説明します。

移行するユーザー数を確認する

データ移行ツールを使って、クラウド版 メールワイズに移行できるユーザー数は、300人以下を想定しています。
移行するユーザー数が300人を超える場合は、よくあるご質問のカスタマーサポートへの問い合わせ方法を教えてください。という記事を確認し、サイボウズまでお問い合わせください。

製品バージョンを確認する

移行元のメールワイズのバージョンを確認し、必要に応じてバージョンアップしてください。

メールワイズ 5/メールワイズ 4/メールワイズ 3をお使いの場合

最新版のメールワイズ 5にバージョンアップする必要はありません。
お使いの環境でデータ移行ツールを使って、クラウド版 メールワイズにデータを移行できます。

メールワイズ 2/メールワイズ 1をお使いの場合

メールワイズ 3以降にバージョンアップしてから、データ移行ツールを使用します。

ユーザー情報連携を解除する

パッケージ版 サイボウズ Officeとユーザー情報連携を設定している場合は、次の手順で連携を解除する必要があります。

操作手順:
  1. ヘッダーの歯車アイコンをクリックします。

  2. [システム設定]をクリックします。
    画面キャプチャー:ヘッダー

    システム管理用パスワードを設定している場合は、パスワードを入力し、[OK]をクリックします。

  3. 左ペインで、 全般をクリックします。

  4. 「ユーザー管理」セクションの ユーザーをクリックします。

  5. サイボウズ(R)Officeシリーズとのユーザー情報の連携をクリックします。

  6. 「サイボウズ(R)Office シリーズとユーザー情報を連携しない」を選択します。

  7. 設定内容を確認し、設定するをクリックします。

ログインに関する設定を確認する

クラウド版 メールワイズでは、ログイン時に「ログイン名」と「パスワード」の入力が必要です。
データ移行を開始する前に、パッケージ版 メールワイズで、次の2点を確認します。

  • ログイン名とパスワードを設定している。
  • ログイン方法を「ログイン名を入力する」に設定している。

ログイン名とパスワードが設定されていることを確認する

移行先のクラウド版 メールワイズでは、ログイン名とパスワードを使用してログインします。
移行元のパッケージ版 メールワイズで、ログイン名とパスワードが設定されていない場合は、ログイン名とパスワードを設定してから移行を実施します。

ログイン名とパスワードを設定する手順は、ユーザー情報を変更する方法を参照してください。
CSVファイルを使って、一括でログイン名とパスワードを設定することもできます。

ログイン方法を確認する

ログイン方法を「ログイン名を入力する」に設定します。
まず、現在のログイン方法が、次のどちらの方法に設定されているかを確認します。

  • ログイン名を入力するログイン方法:
    ログイン方法の設定を変更する必要はありません。 ログイン名を入力するログイン方法
  • 組織と名前を選択するログイン方法:
    ログイン方法を「ログイン名を入力する」に変更する必要があります。
    ログインの際に、ログイン名とパスワードが必須になるため、各ユーザーのログイン名とパスワードが設定されていることを確認してください。 グループと名前を選択するログイン方法

ログイン方法を変更する

ログイン方法を「ログイン名を入力する」に変更すると、ログイン名が設定されていないユーザーはログインできなくなります。ユーザーのログイン名を設定してから、ログイン方法を変更してください。
ログイン方法を変更する手順は、ログイン方法の変更を参照してください。

メールサーバーにメールを残す

移行先のクラウド版では、データを移行した直後から、メールの自動受信が開始されます。
移行元と移行先のメールワイズでメールデータに差分がでないよう、データを移行する前に、移行元のパッケージ版 メールワイズに登録しているすべてのメールアカウントで「受信メールサーバーにメールを残す」設定が必要です。
設定を変更する手順は、メールアカウントを変更する方法を参照してください。

移行元のメールアカウントの「受信メールサーバーにメールを残す」設定は、移行先のクラウド版 メールワイズに引き継がれます。
データが移行できたことを確認したあと、移行先のクラウド版 メールワイズで「受信メールサーバーにメールを残す」設定を解除してください。

POP before SMTPを無効にする

クラウド版 メールワイズにデータを移行する前に、パッケージ版のメールワイズでPOP before SMTPの設定が無効になっていることを確認します。
設定が有効になっていると、データを移行できません。

POP before SMTPの設定を確認する手順は、メールサーバーの設定を参照してください。