URLを変換する製品を設定する

URL変換機能は、現在アクセスしている製品から、別製品にアクセスする際に、アクセスURLをリモートサービス用のURLに自動的に変換する機能です。
リモートサービスマネージャーに登録している製品に対して利用できます。
初期設定では、無効に設定されています。

利用イメージ

機能を有効にすると、外出中のユーザーでも、社内での作業と同じように、利用する製品に1クリックでアクセスできるようになります。
機能が無効な場合、製品内に掲載しているURLは、リモートサービス用のURLではないため、1クリックでアクセスできません。必要に応じて、ホスト名部分をリモートサービス用のホスト名に置き換える必要があります。 イラスト:URL変換機能の利用イメージです。

URL変換の制限事項

機能を設定する前に、次の制限事項を確認してください。

  • URL変換機能を有効にすると、処理に時間が掛かります。別製品へのリンクが多い登録製品に対してのみ、機能を有効にすることを推奨します。
    例:
    • Garoon上で、サードパーティー製品などへの参照リンクが掲載されていることが多い場合は、「URLを変換する製品」に「Garoon」を設定します。
  • URL変換の対象は、すでに製品の本文やコメントなどに掲載されているURLのみです。
  • ホスト名が100文字以上の場合、URLが変換されないことがあります。
  • URL変換機能では、ホスト名の大文字と小文字を区別します。
    例:
    • 登録製品のホスト名が「cybozu.testserver.test」の場合
      • ホスト名が「cybozu.testserver.test」のURL:URLが変換されます。
      • ホスト名が「cybozu.TestServer.test」のURL:URLは変換されません。
  • ホスト名に「IPアドレス」と「FQDN」の両方を設定していても、URL変換は、リモートサービスマネージャーに登録されている製品のホスト名にのみ適用されます。
    例:
    • 登録製品のホスト名が「cybozu.testserver.test」の場合
      • ホスト名が「cybozu.testserver.test」のURL:URLが変換されます。
      • ホスト名が「123.124.125.126」のURL:URLは変換されません。
  • URL変換は、リモートサービスマネージャーに登録されている製品のホスト名を元に判断しています。
    そのため、リモートサービスに登録されている製品のホスト名が別の製品でも利用されていると、その製品へのアクセスURLも、URL変換の対象になります。
  • 変換されるURLの情報は、次のとおりです。
    • htmlのsrc、href、action、data属性の値
    • cssのurl属性の値

URLを変換する製品を設定する

リモートサービスマネージャーでの設定方法を説明します。

  1. リモートサービスマネージャーの「システム管理」画面で、リモートサービスの運用管理の[製品/ユーザーの設定]をクリックします。

  2. 「製品/ユーザーの設定」画面で、[URLを変換する製品を設定する]をクリックします。

  3. 「URLを変換する製品の設定」画面で、「登録製品」からURLを変換する製品を選択し、[追加]をクリックします。

    「登録製品」に表示される製品は、リモートサービスマネージャーに登録済みの製品です。
    「URLを変換する製品」に選択した製品の画面内に、「登録製品」のURLが記載されている場合に、URL変換機能を利用できます。 スクリーンショット:URLを変換する製品の設定画面

  4. 設定内容を確認し、[設定する]をクリックします。