予約語の機能

予約語の設定について説明します。

予約語とは?

予約語は、日付や固有名詞など、あらかじめ決まった意味を持つ、内容を変更しない文字列を指します。テンプレートや署名に使用します。
予約語を使用すると、担当者や現在の日付などを自動的に挿入できます。

予約語の使用例

予約語を使用した署名を例として紹介します。
署名に、担当者の名前(姓名)を挿入するための予約語「%User%」を設定します。

ボウズマン株式会社
国内営業部 %User%

加藤 大輔さんが担当するメールには、予約語が変換されて、加藤さんの名前が挿入されます。

ボウズマン株式会社
国内営業部 加藤 大輔

田中 愛美さんが担当するメールには、予約語が変換されて、田中さんの名前が挿入されます。

ボウズマン株式会社
国内営業部 田中 愛美

予約語一覧

利用できる予約語と、挿入される情報は、次のとおりです。

予約語 挿入される情報 説明
%Customer% 顧客名 宛先のメールアドレスの顧客の名前が挿入されます。
顧客名には、アドレス帳のデータが使用されます。データに顧客名がない場合は、受信メールのFrom欄の名前部分が使用されます。From欄に名前部分が無い場合は、予約語部分が空白になります。
%Company% 顧客の会社名 宛先のメールアドレスの顧客が所属する会社名が挿入されます。
会社名には、アドレス帳のデータが使用されます。会社名の情報がない場合は、予約語部分が空白になります。
%Section% 部課 宛先のメールアドレスの顧客が所属する部課名が挿入されます。
所属部課名には、アドレス帳のデータが使用されます。部課名の情報がない場合は、予約語部分が空白になります。
%CustomerCode% 顧客コード 宛先のメールアドレスの顧客の顧客コードが挿入されます。
顧客コードには、アドレス帳のデータが使用されます。
%CompanyCode% 会社コード 宛先のメールアドレスの顧客が所属する会社の会社コードが挿入されます。
会社コードには、アドレス帳のデータが使用されます。会社コードの情報がない場合は、予約語部分が空白になります。
%CustomerItem%(項目ID)% 顧客/会社のカスタマイズ項目値 カスタマイズ項目が挿入されます。
その他の顧客情報を挿入するをクリックし、挿入できるカスタマイズ項目の予約語を確認します。
%From% Fromに表記する名前 選択しているFromの「Fromに表記する名前」が挿入されます。
Fromに表記する名前は、メールの作成画面でダブルクオテーション「"」で囲まれている部分を指します。
画面キャプチャー:メールの作成画面でFromが適用される箇所を説明している
%User% 担当者の名前(姓名) 担当者に設定されているユーザーのフルネームが挿入されます。
%Name% 担当者の名前(姓) 担当者に設定されているユーザーの姓のみ挿入されます。
%Mail% 担当者のメールアドレス 担当者のユーザー情報に設定されているメールアドレスが挿入されます。
%Tel% 担当者の連絡先 担当者のユーザー情報に設定されている連絡先が挿入されます。
%LoginUser% ログインユーザーの名前(姓名) ログインユーザーのフルネームが挿入されます。
%LoginName% ログインユーザーの名前(姓) ログインユーザーの姓のみ挿入されます。
%Year% 現在の日付(年) 現在の日付(年)が西暦で挿入されます。
%Month% 現在の日付(月) 現在の日付(月)が挿入されます。
%Day% 現在の日付(日) 現在の日付(日)が挿入されます。
%Subject% 元のメールの件名 受信メールに返信する場合、受信メールを転送する場合、およびメールを再送信する場合に、元のメールの件名が挿入されます。
%Ref% 元のメールの本文 受信メールに返信する場合、受信メールを転送する場合、およびメールを再送信する場合に、元のメールの本文が挿入されます。
引用文には、運用管理者により設定されている引用符が付きます。
%RefFrom% 元のメールのFrom欄の情報 受信メールに返信する場合、受信メールを転送する場合、およびメールを再送信する場合に、元のメールのFrom欄の情報が挿入されます。
%RefTo% 元のメールのTo欄の情報 受信メールに返信する場合、受信メールを転送する場合、およびメールを再送信する場合に、元のメールのTo欄の情報が挿入されます。
%RefCC% 元のメールのCC欄の情報 受信メールに返信する場合、受信メールを転送する場合、およびメールを再送信する場合に、元のメールのCC欄の情報が挿入されます。
%RefDate% 元のメールの日時 受信メールに返信する場合、受信メールを転送する場合、およびメールを再送信する場合に、元のメールの日時が挿入されます。
%Include%(テンプレートのID) 他のテンプレートの内容 テンプレートが挿入されます。
他のテンプレートの内容を挿入するをクリックし、挿入できるテンプレートの予約語を確認します。

予約語を利用できる機能

予約語を利用できる機能は、次のとおりです。

  • 署名
  • テンプレート
  • 一斉配信メールの本文

ただし、利用できる予約語は、機能によって異なります。

利用できる予約語
予約語 署名 テンプレート 一斉配信メールの本文
%Customer%
%Company%
%Section%
%CustomerCode%
%CompanyCode%
%CustomerItem%(項目ID)%
%From%
%User%
%Name%
%Mail%
%Tel%
%LoginUser%
%LoginName%
%Year%
%Month%
%Day%
%Subject%
%Ref%
%RefFrom%
%RefTo%
%RefCC%
%RefDate%
%Include%(テンプレートのID)%