自動受信用のタスクの管理
メールの自動受信、およびデータベースの定期チェックを利用するには、自動受信用のタスクを登録する必要があります。
自動受信用のタスクは、メールワイズ 5のインストール時に登録できます。
自動受信機能の設定は、メールワイズ 5をインストールするサーバーのOSによって異なります。
- Windowsの場合:
Windowsのタスクスケジューラ機能にメールワイズ 5の自動受信用のタスクを登録し、メールを自動受信します。 - Linuxの場合:
rootユーザーのcronに自動受信用のタスクを登録し、メールを自動受信します。
cronは、指定されたコマンドを、指定された間隔で自動的に実行するLinuxの機能です。
Linux版のメールワイズ 5は、cronの仕組みを利用して、メールを自動受信します。
Windowsの場合
メールワイズ 5のインストール時に自動受信用のタスクを登録していない場合は、「createmwtask.bat」を使用して、自動受信用のタスクを登録します。
自動受信用のタスクを登録する
Windowsに自動受信用のタスクを登録します。
メールワイズ 5のインストール時に自動受信用のタスクを登録している場合、この操作は不要です。
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メールワイズ 5をインストールしているサーバーにアクセスします。
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サーバーのAdministrator権限を持つユーザーでログインします。
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エクスプローラーで、データディレクトリを表示します。
データディレクトリは、「実行環境の診断」画面の「UserDir」欄で確認できます。
詳細は、サーバー環境の確認を参照してください。 -
「createmwtask.bat」をダブルクリックします。
自動受信用のタスクが、Windowsのタスクスケジューラに登録されます。
自動受信用のタスクを確認する
次の場合を例に、Windowsに自動受信用のタスクが登録済みかどうかを確認する手順を説明します。
- サーバーOS: Windows Server 2012 R2 Standard
- インストール識別子: cbmw
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メールワイズ 5をインストールしているサーバーにアクセスします。
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サーバーのAdministrator権限を持つユーザーでログインします。
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コントロールパネルを表示し、[管理ツール]をクリックします。
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「タスク スケジューラ」をダブルクリックします。
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「タスク スケジューラ」画面の左ペインで、「タスク スケジューラ ライブラリ」をクリックします。
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「Cybozu MailWise task(cbmw)」の名称で自動受信用のタスクが登録されていることを確認します。
「Cybozu MailWise task(cbmw)」を選択し、「トリガー」タブを開いて、無期限に繰り返す設定になっていることを確認します。
無期限に繰り返す設定になっていない場合は、継続時間を無期限に変更してください。
自動受信用のタスクを削除する
自動受信用のタスクを削除します。
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メールワイズ 5をインストールしているサーバーにアクセスします。
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サーバーのAdministrator権限を持つユーザーでログインします。
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エクスプローラーで、データディレクトリを表示します。
データディレクトリは、「実行環境の診断」画面の「UserDir」欄で確認できます。
詳細は、サーバー環境の確認を参照してください。 -
「deletemwtask.bat」をダブルクリックします。
自動受信用のタスクが、Windowsのタスクスケジューラから削除されます。
Linuxの場合
メールワイズ 5のインストール時に自動受信用のタスクを登録していない場合は、メールワイズ 5を再インストールして、cronに登録します。
自動受信用のタスクを登録する
Linuxに自動受信用のタスクを登録します。
メールワイズ 5のインストール時に自動受信用のタスクを登録している場合、この操作は不要です。
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メールワイズ 5をインストールしているサーバーにアクセスします。
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スーパーユーザーでログインします。
suコマンドを利用し、root権限でログインします。
「-」は必ず付けてください。# su - -
メールワイズ 5をアンインストールします。
詳細は、Linux版のアンインストールを参照してください。 -
メールワイズ 5を再インストールします。
再インストール時に、自動受信用のタスクをcronに登録します。
詳細は、Linux版のインストールを参照してください。
自動受信用のタスクを確認する
Linuxに自動受信用のタスクが登録済みかどうかを確認します。
メールワイズ 5の自動受信cronは、rootユーザーのcronに登録されます。
次のコマンドを入力して、登録済みかどうかを確認できます。
自動受信用のタスクを削除する
Linuxで自動受信cronのみを削除する場合を例に説明します。
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メールワイズ 5をインストールしているサーバーにアクセスします。
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スーパーユーザーでログインします。
suコマンドを利用し、root権限でログインします。
「-」は必ず付けてください。# su - -
メールワイズ 5をアンインストールします。
詳細は、Linux版のアンインストールを参照してください。 -
メールワイズ 5を再インストールします。
再インストール時に、自動受信用のタスクをcronに登録しないでください。
詳細は、Linux版のインストールを参照してください。