Linux環境でバージョンアップする
Linux環境で、リモートサービスマネージャーをバージョンアップする手順を説明します。
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バージョンアップする環境を確認します。
詳細は、インストールの前に確認することを参照してください。 -
リモートサービスマネージャーを停止します。
バージョンアップが完了すると、停止したリモートサービスマネージャーが自動的に起動します。
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バージョン 3.1.9以前から最新版にバージョンアップする場合:
次のコマンドを実行します。/etc/init.d/cbrs_(インストール識別⼦) stop
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バージョン 4.0.0以降から最新版にバージョンアップする場合:
次のコマンドを実行します。systemctl stop cbrs_(インストール識別子)
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リモートサービスマネージャーのデータをコピーします。
サーバーの故障やデータの誤削除などに備え、データのバックアップをとります。
必ず次のデータをコピーし、外部媒体などに保存します。- (インストールディレクトリ)/conf/R*******.zip
「R*******」はリモートIDです。 - (インストールディレクトリ)/conf/RelayClient.properties
- (インストールディレクトリ)/conf/user.pfx
- (インストールディレクトリ)/data配下のすべてのデータ
バックアップ対象についての詳細は、バックアップするディレクトリーとファイルを参照してください。
- (インストールディレクトリ)/conf/R*******.zip
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最新のインストーラーを入手します。
インストーラーは、製品サイトのダウンロードページから、ダウンロードしてください。 -
サーバーにダウンロードしたインストーラー「cbrs-rc-4.x.x.bin」を適当なディレクトリーに保存し、そのディレクトリーに移動します。
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インストーラーをshコマンドで起動します。
[root@localhost root]# sh cbrs-rc-4.x.x.bin
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画面を日本語で表示する場合は「2」、英語で表示する場合は「1」を入力してから、Enterキーを押します。
英語表示の画面では、「->2- 日本語」の部分が文字化けします。バージョンアップする環境によっては、日本語が表示されない場合があります。
============================== Choose Locale... ---------------- 1- English ->2- 日本語 CHOOSE LOCALE BY NUMBER:
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「2」を入力し、Enterキーを押します。
=============================================================================== サイボウズ リモートサービス -------------- サイボウズ リモートサービス セットアップへようこそ すでに サイボウズ リモートサービス がインストールされています。 新たに サイボウズ リモートサービス をインストールするか、インストール済みの サイボウズ リモートサービス をバージョンアップするかを選択してください。 1- 新たにインストールする ->2- バージョンアップする 選択する項目の番号を入力するか、 デフォルトを使用する場合は ENTER キーを押してください:
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バージョンアップする製品のインストール識別子を入力し、Enterキーを押します。
=============================================================================== インストール識別子の設定 ------------ すでにインストールされているアプリケーションの識別子 は、次のとおりです。 選択した識別子のアプリケーションをバージョンアップし ます。 cbrc バージョンアップするアプリケーションの識別子を入力し て下さい。 [cbrc]: (デフォルト: cbrc):
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「1」を入力し、Enterキーを押します。
バージョンアップが始まります。
=============================================================================== バージョンアップを開始します。 よろしいですか? ->1- バージョンアップする 2- キャンセル 選択する項目の番号を入力するか、 デフォルトを使用する場合は ENTER キーを押してください:
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完了メッセージが表示されたら、Enterキーを押してインストーラーを終了します。
これで、バージョンアップは終了です。
=============================================================================== サイボウズ リモートサービス バージョンアップの完了 -------------------------- バージョンアップは、正常に終了しました! バージョンアップ前と同じURLを指定し、 「システム管理」画面にアクセスしてください。 ENTER キーを押すと、インストーラーが終了します:
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Webブラウザーを起動し、リモートサービスマネージャーにアクセスします。
アクセスするURLは、次のとおりです。
http://(サーバーのIPアドレスまたはFQDN):(リモートサービスマネージャーが使用するポート番号)/login
FQDNについての詳細は、FQDNとはという説明を参照してください。- サーバーのIPアドレスが「192.168.1.1」、使用するポート番号が「8080」の場合の例:
http://192.168.1.1:8080/login - FQDNが「bozuman.co.jp」、使用するポート番号が「8080」の場合の例:
http://bozuman.co.jp:8080/login
- サーバーのIPアドレスが「192.168.1.1」、使用するポート番号が「8080」の場合の例:
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リモートサービスマネージャーにログインし、動作を確認します。
次のことを確認します。
- 正常に動作する。
- バージョンアップ前のデータを、正常に閲覧または表示できる。
- リモートサービスマネージャーのバージョン番号が更新されている。
バージョン番号は、「動作環境」画面から確認できます。詳細は、製品の動作環境を確認する方法を参照してください。