リモートサービスマネージャーで使用する用語

リモートサービスマネージャーで使用する用語を紹介します。

インストール識別子とは

1台のサーバーに複数のリモートサービスマネージャーをインストールする場合に指定する、個々のリモートサービスマネージャーを識別するための文字列です。
使用できる文字は「a-z」、またはその後ろに「0-9」を付けたものです。インストール識別子は、10文字以内で設定します。
デフォルトで設定されているインストール識別子は、「cbrc」です。

ポート番号とは

ポート番号とは、インターネット上の通信において、IPアドレスの下に設けられるサブアドレスのことです。
ポート番号は、リモートサービスマネージャーにアクセスするURLの一部として使用されます。
リモートサービスマネージャーでは、1つのインストール識別子に対してポート番号を1つ使用します。

FQDNとは

ドメイン名、サブドメイン名、ホスト名などを省略しないで、完全な形式でドメイン名を記述することです。

クライアント証明書とは

クライアント証明書とは、リモートサービスを利用するときに、ユーザーを識別する証明書(SSL証明書)のことです。
クライアント証明書は、Webブラウザーにインストールされるので、アクセスのたびにユーザー名とパスワードを入力する認証よりも、簡単にユーザーを認証できます。
リモートサービスのセキュアアクセスオプションが無効な場合、リモートサービスマネージャーとユーザーで、同じクライアント証明書((リモートID).pfx)を使用します。

  • クライアント証明書のファイル名:
    システム管理者が提供するクライアント証明書の種類によって、次のどちらかのファイル名が表示されます。
    • (リモートID).pfx
    • (文字列).pfx

リモートIDとは

リモートIDとは、クライアント証明書に含まれる番号で、利用しているクライアント証明書を指定する番号です。
「R」のあとに7桁の数字が付きます。

プロキシサーバーとは

プロキシサーバーとは、直接インターネットに接続できない企業などにある社内のクライアント端末に代わり、インターネットに接続するコンピューターのことです。
インターネット接続を一元管理し、内部からの特定の接続のみを許可したり、外部からの不正なアクセスを遮断したりするために使用されます。

同時接続数とは

サードパーティー製品に同時に接続できるユーザーの数です。アクセスが同時接続数を超えると、最終アクセス日時が古いユーザーのアクセスが切断され、新しいユーザーが製品にアクセスできます。
同時接続数は、リモートサービスマネージャーの「製品情報の詳細」画面で確認できます。