ファイル構成
リモートサービスマネージャーをサーバーにインストールすると、インストール先のディレクトリーの配下に保存されるファイルについて説明します。
初期設定でのリモートサービスマネージャーのインストール先は、次のとおりです。「cbrc」はインストール識別子です。お使いの環境に合わせて読み替えてください。
- Windows版:
- 64bit OSの場合:
C:\Program Files (x86)\Cybozu\cbrc - 32bit OSの場合:
C:\Program Files\Cybozu\cbrc
- 64bit OSの場合:
- Linux版:
/usr/local/cybozu/cbrc
インストールディレクトリ ├ LICENSE_JA.txt: 使用許諾契約書(日本語) ├ LICENSE_EN.txt: 使用許諾契約書(英語) ├ LICENSE_CH_ZH.txt: 使用許諾契約書(中国語簡体字) ├ TRIAL_JA.txt: 試用規約(日本語) ├ TRIAL_EN.txt: 試用規約(英語) ├ TRIAL_CH_ZH.txt: 試用規約(中国語簡体字) ├ build.number: ビルド番号 ├ redirect.html: リダイレクトファイル ├ Cybozu(R)_Remote_Service_バージョン番号_(_インストール識別子_)_InstallLog.log:インストール時のログ ├ uninstall.exe: アンインストールの実行ファイル(Windows版) ├ uninstall: アンインストールの実行ファイル(Linux版) ├ uninstall.lax: アンインストールのためにシステム側が用意するファイル ├ uninstaller.jar: アンインストールのためにシステム側が用意するファイル ├ installScript.iap_xml:インストール情報の補助ファイル ├ .com.zerog.registry.xml:インストール情報の補助ファイル ├ installvariables.properties:インストール情報の補助ファイル。インストール時の変数の値などが記録されます。 ├ resource:システム側がアンインストール時に使用するファイル類を置くディレクトリー(Windows版) ├ 3rd_party_license:外部ライブラリーのライセンスを置くディレクトリー │ ├ license.html │ └ 3rd_party_license.zip:OSSのライセンスやソースコードがまとめられているアーカイブ ├ bin:リモートサービスマネージャーの起動プログラムを置くディレクトリー │ ├ relay-client.jar:リモートサービスマネージャー本体の圧縮ファイル │ ├ winsw.exe: Windowsサービス登録プログラム │ ├ winsw.xml: Windowsサービス登録設定ファイル(登録時の設定) │ ├ ServiceConfig.exe:Windowsサービス設定プログラム(サービスのリカバリーや起動設定をする) │ ├ boot.sh: サービスの起動スクリプト(Linux版) │ └ relay-client.service:サービス設定ファイル(Linux版)。インストール中に、/etc/systemd/system配下にコピーされます。 ├ conf:リモートサービスマネージャーの設定ファイルを置くディレクトリー │ ├ RelayClient.properties: リモートサービスマネージャーの設定ファイル │ ├ logback.xml: リモートサービスマネージャーのログ設定ファイル │ ├ <リモートID>.zip: リモートサービスマネージャーに設定したクライアント証明書アーカイブ。クライアント証明書を登録した場合作成されます。 │ └ user.pfx: リモートサービスマネージャーに設定したクライアント証明書。クライアント証明書を登録した場合に作成されます。 ├ data:データベースファイルを置くディレクトリー │ ├ remote.mv.db: データベースファイル │ ├ certs: ユーザー発行クライアント証明書を置くディレクトリー。ユーザー発行のクライアント証明書を発行すると作成されます。 │ └ logo: リモートサービスマネージャーのリモートポータルに設定したロゴファイルを保存するディレクトリー ├ data_backup_<日付>: バージョンアップ前のdata ディレクトリーをコピーしたバックアップ。バージョンアップ時のみ作成されます。 ├ jre:同梱しているJava ├ logs:リモートサービスマネージャーのログファイルを置くディレクトリー │ ├ RelayClient.log{.[1-7]}: リモートサービスマネージャーのトレースレベルのログ │ ├ access.log{.[1-7]}: リモートサービスマネージャーが処理する通信のアクセスログ │ ├ rsm_access.log{.[1-7]}: リモートサービスマネージャー管理画面のアクセスログ │ ├ Error.log{.[1-7]}: リモートサービスマネージャーのエラーレベルのログ │ ├ device.log{.[1-7]}: MDMオプションを利用している場合の端末制御(初期化処理)のログ │ ├ call_history.log{.[1-7]}:利用端末の発着信のログ │ ├ network.log{.[1-7]}: リモートサービスマネージャーのネットワークの接続状況に関するログ │ ├ status.log{.[1-7]}: リモートサービスマネージャーの各製品や中継サーバーへのアクセスの滞留を記録するログ │ └ winsw.wrapper: リモートサービスマネージャーをWindowsサービスで起動した時のログ └ temp:一時ファイル置き場
次のファイルは、Windows版にのみ保存されます。
Logs
└ Cybozu(R)_Remote_Service_バージョン番号_InstallLog.log:インストール時にエラー(権限エラー以外)が発生したり、インストールをキャンセルしたりしたときに作成される場合があるログ
次のファイルは、Linux版にのみ保存されます。
etc
└ systemd
└ system
└ cbrs_【インストール識別子】.service:サービス設定ファイル