XMLファイルへのレコードデータの書き出し
レコードデータをXMLファイルに書き出します。
この操作は、すべてのカスタムアプリのユーザーが利用できます。
-
データを書き出すアプリを表示します。
-
一覧画面に、書き出したいレコードを表示します。
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XMLファイルに書き出すをクリックします。
メニューをまとめている場合は、その他の操作 の XMLファイルに書き出すをクリックします。 -
Webブラウザーのファイル保存機能を使って、ファイルを保存します。
書き出す順番は、レコード番号が小さい順です。
XMLファイルの書式
書き出されるXMLファイルの書式は、次のとおりです。
タグ | 説明 |
---|---|
<office>~</office> | アプリの情報です。 |
<library>~</library> | アプリの基本情報です。 詳細は、アプリの基本情報についてを参照してください。 |
<field-list>~</field-list> | アプリの項目情報です。 詳細は、項目情報についてを参照してください。 |
<field>~</field> | 項目の情報です。 <field>から</field>は、閲覧アクセス権のある項目数分繰り返します。 |
<record-list>~<record-list> | レコード情報です。 詳細は、レコード情報についてを参照してください。 |
<record>~</record> | レコード値です。 <record>から</record>は、XML書き出し時に閲覧できるレコード数分繰り返します。 詳細は、レコード値についてを参照してください。 |
XMLファイルに書き出される内容
XMLファイルには、次の内容が書き出されます。
- ファイルの仕様
- サイボウズ Officeのバージョン
- アプリの基本情報
- 項目情報
- レコード情報 *d レコード値
ファイルの仕様について
ファイルの仕様は、最初の2行に記載されます。
<!DOCTYPE office SYSTEM" DTDファイルのURL">
2行目に記載されているURL は、DTDファイルが格納されているURLを表します。
- DTDファイルのURL例:
https://static.cybozu.com/o/10.3.0.xxx-xxxxxxxx/html/office103-20150130.dtd
サイボウズ Officeのバージョンついて
サイボウズ Officeのバージョン番号は、マイナーバージョンまで表示されます。
たとえば、(10.1.2) の場合は、「10.1」という表記になります。
・・・(この間に、アプリ・項目・レコードの情報が入ります。)
</office>
アプリの基本情報について
次のように記載されます。
・・・(この間に、項目・レコードの情報が入ります。)
</library>
項目情報について
次のように記載されます。
・・・(項目数分表示されます。)
</field-list>
各入力タイプは、次のように表記されます。
入力タイプ | XMLファイルでの表記 |
---|---|
文字列(1行) | String |
文字列(複数行) | Text |
URL | URL |
メニュー(文字列) | Select |
メニュー(ユーザー) | User |
ラジオボタン | Radio |
カウントボタン | CountButton |
チェックボックス | Boolean |
チェックボックスリスト | CheckBoxList |
数値 | Number |
自動計算 | Calc |
日付 | Date |
時刻 | Time |
日付時刻 | DateTime |
時間量 | TimeSpan |
時間計算 | TimeCalc |
期間計算(現在日時) | CurTimeCalc |
ファイル | File |
イメージURL | Image |
自動採番 | Numbering |
自動ルックアップ | Relation |
データ参照(ファイル管理) | AppFile |
データ参照(アドレス帳) | AppAddress |
レコード情報について
<record-list>から</record-list>までの間に、次のレコード情報が表示されます。
- レコード番号
- レコードの登録日時
- レコードの登録者
- レコードの更新日時
- レコードの更新者
<record-list>
<record id="レコード番号">
<create-time>レコード登録日時</create-time>
<creator id="レコード登録者のユーザーID">レコード登録者のユーザー名</creator>
<modify-time>レコード更新日時</modify-time>
<modifier id="レコード更新者のユーザーID">レコード更新者のユーザー名</modifier>
・・・(書き出したレコードの項目数分のレコード値の情報が書き出されます。)
</record>
・・・(レコード数分表示されます。)
</record>
・・・(レコード数分表示されます。)
</record-list>
レコード登録者やレコード更新者の情報を持たないレコードの場合は、レコード登録者(<creator> タグ)やレコード更新者情報(<modifier> タグ)は書き出されません。
また、各レコード値の情報の書式は、<value>から</value>の間に表示されます。
レコード値について
次のように記載されます。
・・・書き出されたレコードが持つ項目数個分表示されます。
書き出されるレコードの項目数は、閲覧できる項目数と同じです。
ただし、レコード値が空の場合やエラーの場合は、レコード値(<value>から</value>の間に表記される値)が書き出されません。
入力タイプによって、レコード値(<value>から</value>の間に表記される値)は異なります。
入力タイプ | <value>から</value>の間に表記される値 |
---|---|
URL | <value type="URL" id="項目のID"> <url>レコード値</url> </value> |
カウントボタン | <value type="CountButton" id="項目のID"> 意思表示した人数 </value> |
日付 | <value type="Date" id="項目のID"> <date>YYYY-MM-DD</date> </value> |
時刻 | <value type="Time" id="項目のID"> <time>HH:MN:SS</time> </value> |
日付時刻 | <value type="Datetime" id="項目のID"> <datetime>YYYY-MM-DDT HH:MN:SS</datetime> </value> |
時間量(日時間分秒) | <value type="TimeSpan" id="項目のID"> <timespan>P 設定した値:日 DT 設定した値:時間 H 設定した値:分 M 設定した値:秒 S</timespan> </value> |
時間量(日時間分) | <value type="TimeSpan" id="項目のID"> <timespan>P 設定した値:日 DT 設定した値:時間 H 設定した値:分 M</timespan> </value> |
時間量(日時間) | <value type="TimeSpan" id="項目のID"> <timespan>P 設定した値:日 DT 設定した値:時間 H</timespan> </value> |
時間量(日) | <value type="TimeSpan" id="項目のID"> <timespan>P 設定した値:日 D</timespan> </value> |
時間量(時間分秒) | <value type="TimeSpan" id="項目のID"> <timespan>PT 設定した値:時間 H 設定した値:分 M 設定した値:秒 S</timespan> </value> |
時間量(時間分) | <value type="TimeSpan" id="項目のID"> <timespan>PT 設定した値:時間 H 設定した値:分 M</timespan> </value> |
時間量(時間) | <value type="TimeSpan" id="項目のID"> <timespan>PT 設定した値:時間 H</timespan> </value> |
時間量(分秒) | <value type="TimeSpan" id="項目のID"> <timespan>PT 設定した値:分 M 設定した値:秒 S</timespan> </value> |
時間量(分) | <value type="TimeSpan" id="項目のID"> <timespan>PT 設定した値:分 M</timespan> </value> |
時間量(秒) | <value type="TimeSpan" id="項目のID"> <timespan>PT 設定した値:秒 S</timespan> </value> |
時間計算(日付) | <value type="TimeCalc" id="項目のID"> <date>YYYY-MM-DD</date> </value> |
時間計算(時刻) | <value type="TimeCalc" id="項目のID"> <time>HH:MN:SS</time> </value> |
時間計算(日付時刻) | <value type="TimeCalc" id="項目のID"> <datetime>YYYY-MM-DDT HH:MN:SS</datetime> </value> |
時間計算(時間量) | <value type="TimeCalc" id="項目のID"> <timespan>P 計算結果:日 DT 計算結果:時間 H 計算結果:分 M 計算結果:秒 S</timespan> </value> |
期間計算(現在日時)(年) | <value type="CurTimeCalc" id="項目のID"> <timespan>P 計算結果:年 Y</timespan> </value> |
期間計算(現在日時)(年月) | <value type="CurTimeCalc" id="項目のID"> <timespan>P 計算結果:年 Y 計算結果:月 M</timespan> </value> |
期間計算(現在日時)(日時間分秒) | <value type="CurTimeCalc" id="項目のID"> <timespan>P 計算結果:日 DT 計算結果:時間 H 計算結果:分 M 計算結果:秒 S</timespan> </value> |
期間計算(現在日時)(日時間分) | <value type="CurTimeCalc" id="項目のID"> <timespan>P 計算結果:日 DT計算結果:時間 H 計算結果:分 M</timespan> </value> |
期間計算(現在日時)(日時間) | <value type="CurTimeCalc" id="項目のID"> <timespan>P 計算結果:日 DT 計算結果:時間 H</timespan> </value> |
期間計算(現在日時)(日) | <value type="CurTimeCalc" id="項目のID"> <timespan>P 計算結果:日 D</timespan> </value> |
期間計算(現在日時)(時間分秒) | <value type="CurTimeCalc" id="項目のID"> <timespan>PT 計算結果:時間 H 計算結果:分 M 計算結果:秒 S</timespan> </value> |
期間計算(現在日時)(時間分) | <value type="CurTimeCalc" id="項目のID"> <timespan>PT 計算結果:時間 H 計算結果:分 M</timespan> </value> |
期間計算(現在日時)(時間) | <value type="CurTimeCalc" id="項目のID"> <timespan>PT 計算結果:時間 H</timespan> </value> |
期間計算(現在日時)(分秒) | <value type="CurTimeCalc" id="項目のID"> <timespan>PT 計算結果:分 M 計算結果:秒 S</timespan> </value> |
期間計算(現在日時)(分) | <value type="CurTimeCalc" id="項目のID"> <timespan>PT 計算結果:分 M</timespan> </value> |
期間計算(現在日時)(秒) | <value type="CurTimeCalc" id="項目のID"> <timespan>PT 計算結果:秒 S</timespan> </value> |
ファイル | <value type="File" id="項目のID"> <file mime="ファイルのMIMEタイプ" size="ファイルサイズ" >ファイル名</file> <url>ファイルへのアクセスURL</url> </value> |
イメージURL | <value type="Image" id="項目のID"> <url>レコード値</url> </value> |
自動ルックアップ | <value type="Relation" id="項目のID"> <reference library-id="参照元のアプリID" record-id="参照元のレコード番号"> <value type="参照元の項目のタイプ" id="参照元の項目のID">参照元のレコード値</value> </reference> </value> |
データ参照(ファイル管理) | <value type="AppFile" id="項目のID">参照先の項目のID</value> |
データ参照(アドレス帳) | <value type="AppAddress" id="項目のID">参照先の項目のID</value> |