自動転送の設定

条件に合致したメールを受信した時に、設定したメールアドレス宛にメールを自動で転送するように設定します。
自動転送メールの件名と本文には、次の内容が記載されます。

件名:Fwd: 受信メールの件名
本文:
------------------------------------------------------------
----- Original Message -----
Subject: 受信メールの件名
Date: 受信メールの日時
From: 受信メールの差出人
To: 受信メールの宛先
CC: 受信メールのCC
受信メールの本文
------------------------------------------------------------

自動転送条件の設定例

発注メールを関係者に自動で転送したい場合は、自動転送の条件と転送内容を次のように設定します。

  • 条件名:発注受付
  • 条件内容:
    • 以下の全ての条件を満たす
    • [件名]が「お客様からの発注」[を含む]
    • [件名]が「メールワイズ」[を含む]
  • 転送先:メールワイズ担当メンバー

件名に「お客様からの発注」と「メールワイズ」を含むメールを受信すると、メールワイズ担当メンバーにメールが自動で転送されます。

自動転送の設定を有効にする

自動転送の設定を有効にします。自動転送の設定の初期状態は「無効」です。

設定の有効/無効を切り替える運用例

お客様窓口が毎週土日が定休日である場合、必要な条件を設定したあと、次のように設定の有効/無効を切り替えることで、定休日に受信した緊急メールのみを担当者に転送できます。

  • 平日は、自動転送の設定を無効にし、手動でメール対応をします。
  • 金曜日の業後に、自動転送の設定を有効にします。
  • 翌月曜日の始業時に、自動転送の設定を無効にし、手動でのメール対応を開始します。
操作手順:
  1. ヘッダーの[メールスペース]をクリックします。

  2. [運用管理]をクリックします。
    画面キャプチャー:ヘッダー

    [運用管理]が表示されない場合は、運用管理アクセス権を持っているメールスペースに切り替えたあと、同様の操作を行ってください。

  3. 左ペインで、目的の (メールアプリケーション名)をクリックします。

  4. 「受信時の自動設定」セクションの 自動転送の設定をクリックします。

  5. 有効にするをクリックし、設定を有効にします。

    設定を無効にする場合は、無効にするをクリックします。
    画面キャプチャー:有効にするボタンを強調している

基本設定を変更する

自動で転送したメールを、送信済みメールフォルダに残すかどうかを設定します。
送信済みメールフォルダに残す場合は、メールを手動で返信した場合と同様に、次の処理が実行されます。

  • 転送後に、一覧画面で、受信メールに転送済みアイコン が表示されます。
  • 受信メールの「メールの詳細」画面に、自動転送メールのスレッドが追加されます。
    画面キャプチャー:自動転送メールのスレッド
  • アドレス帳の履歴一覧に、自動転送メールを送信した履歴が追加されます。
    該当する顧客が登録されていない場合は、未登録の顧客として履歴を追加します。
操作手順:
  1. ヘッダーの[メールスペース]をクリックします。

  2. [運用管理]をクリックします。
    画面キャプチャー:ヘッダー

    [運用管理]が表示されない場合は、運用管理アクセス権を持っているメールスペースに切り替えたあと、同様の操作を行ってください。

  3. 左ペインで、目的の (メールアプリケーション名)をクリックします。

  4. 「受信時の自動設定」セクションの 自動転送の設定をクリックします。

  5. 「基本設定」セクションの 変更するをクリックします。

  6. 「送信済みメールフォルダに残す」のチェックボックスを選択し、設定するをクリックします。

    自動転送メールを送信済みメールフォルダに残さない場合は、チェックボックスの選択を外します。

自動転送条件を追加する

自動転送条件と転送先を追加します。
ここで設定した条件に合致するメールを受信した時、設定した宛先に自動で転送します。

操作手順:
  1. ヘッダーの[メールスペース]をクリックします。

  2. [運用管理]をクリックします。
    画面キャプチャー:ヘッダー

    [運用管理]が表示されない場合は、運用管理アクセス権を持っているメールスペースに切り替えたあと、同様の操作を行ってください。

  3. 左ペインで、目的の (メールアプリケーション名)をクリックします。

  4. 「受信時の自動設定」セクションの 自動転送の設定をクリックします。

  5. 「自動転送条件」セクションの 追加するをクリックします。

  6. 「条件名」を入力します。
    画面キャプチャー:条件名の入力欄

  7. 「条件内容」を設定します。

    • 条件の組み合わせ方法:
      • 以下の全ての条件を満たす
        指定したすべての条件を満たすメールを自動で転送します。(AND検索)

      • 以下のいずれかの条件を満たす
        指定した条件のうち、1つでも条件を満たしているメールを自動で転送します。(OR検索)

      • あいまい検索をする
        次の条件を区別せずに検索します。

        • 全角と半角
        • ひらがなとカタカナ
        • よう音や促音(ぁ)と通常の文字
        • マイナス「-」と長音「ー」とダッシュ「−」
        • 全角スペースと半角スペースとタブ
        • 改行ありと改行なし

        詳細は、よくあるご質問のあいまい検索とは、どのような検索ですか?という記事を参照してください。

    • 自動転送に使用する項目:
      ドロップダウンリストから、自動転送に使用する項目を選択します。
    • 条件と演算子:
      どのような条件でメールを自動転送するかを設定します。
      条件を追加するをクリックすると、条件を追加できます。
      削除するをクリックすると、条件を1つずつ削除できます。
      指定できる条件と選択できる演算子は、自動転送に使用する項目によって異なります。
    画面キャプチャー:自動転送に使用する項目と演算子の設定箇所を説明している

  8. 「転送先」を設定します。

    メールワイズに登録されているユーザーを選択するか、転送先のメールアドレスを入力します。
    画面キャプチャー:転送先を選択している

  9. 設定内容を確認し、追加するをクリックします。

自動転送に使用する項目と演算子
項目 説明 演算子
アカウント メールアカウントを選択します。
メールアプリケーション内に、複数のメールアカウントが登録されていない場合は表示されません。
と同じ
と異なる
件名 メールの標題を入力します。 を含む
を含まない
と同じ
と異なる
差出人 差出人のメールアドレスを入力します。 を含む
を含まない
宛先 宛先のメールアドレスを入力します。 を含む
を含まない
CC CCのメールアドレスを入力します。 を含む
を含まない
本文 文字列または文章を入力します。 を含む
を含まない

自動転送条件を変更する

自動転送の条件と転送先を変更します。

操作手順:
  1. ヘッダーの[メールスペース]をクリックします。

  2. [運用管理]をクリックします。
    画面キャプチャー:ヘッダー

    [運用管理]が表示されない場合は、運用管理アクセス権を持っているメールスペースに切り替えたあと、同様の操作を行ってください。

  3. 左ペインで、目的の (メールアプリケーション名)をクリックします。

  4. 「受信時の自動設定」セクションの 自動転送の設定をクリックします。

  5. 「自動転送条件」セクションで、変更する条件の 変更するをクリックします。

  6. 必要な項目を設定し、変更するをクリックします。

自動転送条件を順番変更する

自動転送条件の表示順を変更します。

操作手順:
  1. ヘッダーの[メールスペース]をクリックします。

  2. [運用管理]をクリックします。
    画面キャプチャー:ヘッダー

    [運用管理]が表示されない場合は、運用管理アクセス権を持っているメールスペースに切り替えたあと、同様の操作を行ってください。

  3. 左ペインで、目的の (メールアプリケーション名)をクリックします。

  4. 「受信時の自動設定」セクションの 自動転送の設定をクリックします。

  5. 「自動転送条件」セクションの 順番変更をクリックします。

  6. 自動転送条件の表示順を設定し、変更するをクリックします。

    ShiftキーやCtrlキーを押しながら選択することで、複数の条件を選択できます。

自動転送条件を削除する

自動転送条件を削除します。

操作手順:
  1. ヘッダーの[メールスペース]をクリックします。

  2. [運用管理]をクリックします。
    画面キャプチャー:ヘッダー

    [運用管理]が表示されない場合は、運用管理アクセス権を持っているメールスペースに切り替えたあと、同様の操作を行ってください。

  3. 左ペインで、目的の (メールアプリケーション名)をクリックします。

  4. 「受信時の自動設定」セクションの 自動転送の設定をクリックします。

  5. 「自動転送条件」セクションで、削除する条件の 削除するをクリックします。

  6. 確認画面で、はいをクリックします。