外部からの利用設定

ユーザーが外出先からGaroonにアクセスする際に、利用を許可するアプリケーションを制限できます。
利用を許可されていないアプリケーションに、外出先からアクセスしようとすると、ユーザーの画面に利用を許可されていないアプリケーションは表示されず、利用できません。
外部から利用できるアプリケーションを制限する手順を説明します。
「外部からの利用設定」を設定したあと、外部からの利用を許可するアプリケーションを設定します。

操作手順:
  1. へッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

  2. [Garoon システム管理]をクリックします。

  3. 「基本システムの管理」タブを選択します。

  4. [アプリケーション]をクリックします。

  5. [利用ユーザーの設定]をクリックします。

  6. 「利用ユーザーの設定」画面で、「外部からの利用設定」の[詳細]をクリックします。 詳細リンクが赤枠で囲まれた画像

  7. 「外部からの利用設定の詳細」画面で、[変更]をクリックします。 変更リンクが赤枠で囲まれた画像

  8. 「外部からの利用設定の変更」画面で、外部からの利用を制限するかどうかを設定します。

    設定項目は、次のとおりです。

    • すべて許可:
      初期値は、「すべて許可」が選択されています。外部からのアクセスであっても、アプリケーションの利用を制限しない場合に選択します。
    • IPアドレスを指定:
      Garoonに登録したIPアドレス以外からのアクセスを外部からのアクセスとみなし、アプリケーションの利用を制限する場合に選択します。
      たとえば外出先からのアクセスであっても、登録済みのIPアドレスからのアクセスは、オフィスからのアクセスとしてみなされます。
      IPアドレスは500個まで登録できます。
      IPv4アドレスのみ登録できます。IPv6アドレスには対応していません。
      CIDR表記を利用すると、複数のIPアドレスを範囲指定できます。 IPアドレスを設定している画像
    a) :複数のIPアドレスを登録する場合は、追加の[+]をクリックして、入力欄を増やします。
    b) :チェックボックスを選択して、[上へ]または[下へ]のボタンをクリックすると、順番を変更できます。

  9. 設定内容を確認し、[変更する]をクリックします。

    続いて、外部からの利用を許可するアプリケーションを設定します。

  10. [利用ユーザーの設定]をクリックし、外部からの利用を許可するアプリケーションを設定します。

    • 対象を追加する場合:
    1. 「利用ユーザーの設定」画面で、[追加する]をクリックします。 追加するリンクが赤枠で囲まれた画像

    2. 「対象の追加」画面で、設定対象の組織、ユーザー、またはロールを選択し[追加]をクリックします。 設定対象の組織、ユーザー、またはロールを選択している画像

    3. 「外部からの利用を許可」欄で、外部からの利用を許可するアプリケーションのチェックボックスを選択します。
      「利用を許可」欄でチェックボックスを選択していないアプリケーションは選択できません。 外部からの利用を許可するアプリケーションを設定している画像

    4. 設定内容を確認し、[追加する]をクリックします。

    • 既存の対象の設定を変更する場合:
    1. 「利用ユーザーの設定」画面で、設定を変更する対象の[変更]をクリックします。 変更リンクが赤枠で囲まれた画像

    2. 「利用を許可するアプリケーションの変更」画面の「外部からの利用を許可」欄で、外部からの利用を許可するアプリケーションのチェックボックスを選択します。
      「利用を許可」欄でチェックボックスを選択していないアプリケーションは選択できません。 外部からの利用を許可するアプリケーションを選択している画像

    3. 設定内容を確認し、[変更する]をクリックします。

  11. 「利用ユーザーの設定」画面の「利用ユーザーの設定状況」の一覧に、設定内容が反映されていることを確認します。 追加した対象が追加されている画面

    外部からの利用を禁止しているアプリケーションは、次のアイコンが表示されます。
    スペースの例:スペース:外部からの利用禁止

CSVファイルでIPアドレスを管理する

外部からの利用設定に指定するIPアドレスをCSVファイルで管理します。

CSVファイルから読み込む

外部からの利用設定に指定するIPアドレスを、CSVファイルから読み込みます。
CSVファイルの読み込み中にエラーが発生した場合は、読み込みが中止され、途中まで読み込まれた内容は反映されません。

操作手順:
  1. データを読み込むためのCSVファイルを作成します。

    CSVファイルで管理できる項目については、外部からの利用設定に指定するIPアドレスのCSVフォーマットを参照してください。

  2. へッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

  3. [Garoon システム管理]をクリックします。

  4. 「基本システムの管理」タブを選択します。

  5. [アプリケーション]をクリックします。

  6. [利用ユーザーの設定]をクリックします。

  7. 「利用ユーザーの設定」画面で、「外部からの利用設定」の[詳細]をクリックします。 詳細リンクが赤枠で囲まれている画像

  8. 「外部からの利用設定の詳細」画面で、[IPアドレスの読み込み]をクリックします。

  9. 「IPアドレスの読み込み - Step 1/2」画面で、手順1で作成したCSVファイルを選択します。

  10. 読み込むデータに必要な設定をし、[次へ]をクリックします。

    500件まで読み込めます。
    設定項目は、次のとおりです。

    • 文字コード:
      CSVファイルのデータを、選択した文字コードでエンコードします。
      選択できる文字コードは、次のとおりです。
      • UTF-8(Unicode)
      • Shift-JIS(日本語)
      • ASCII
      • Latin1(西ヨーロッパ語)
      • GBK/GB2312(簡体字中国語)
      • TIS-620(タイ語)
    • 先頭行をスキップする:
      先頭行に、項目名やコメントなどデータ以外の情報が記述されている場合は、「はい」を選択します。

  11. 「IPアドレスの読み込み - Step 2/2」画面で、CSVファイルの内容を確認し、[読み込む]をクリックします。

CSVファイルに書き出す

外部からの利用設定に指定しているIPアドレスをCSVファイルに書き出します。

操作手順:
  1. へッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

  2. [Garoon システム管理]をクリックします。

  3. 「基本システムの管理」タブを選択します。

  4. [アプリケーション]をクリックします。

  5. [利用ユーザーの設定]をクリックします。

  6. 「利用ユーザーの設定」画面で、「外部からの利用設定」の[詳細]をクリックします。 詳細リンクが赤枠で囲まれている画像

  7. 「外部からの利用設定の詳細」画面で、[IPアドレスの書き出し]をクリックします。

  8. 「IPアドレスの書き出し」画面で、書き出すデータに必要な項目を設定します。

    設定項目は、次のとおりです。

    • 文字コード:
      エンコードに使用する文字コードを選択します。
      選択できる文字コードは次のとおりです。
      • UTF-8(Unicode)
        必要に応じてBOM付きを選択できます。
      • Shift-JIS(日本語)
      • ASCII
      • Latin1(西ヨーロッパ語)
      • GBK/GB2312(簡体字中国語)
      • TIS-620(タイ語)
    • 先頭行に項目名を書き出す:
      CSVファイルの先頭行に項目名を書き出す場合は、「はい」を選択します。

  9. 設定内容を確認し、[書き出す]をクリックします。

  10. Webブラウザーのファイル保存機能を使って、ファイルを保存します。