項目のアクセス権の設定

申請者や、申請経路の経路ステップごとに、項目に入力した値の閲覧や変更を許可するかどうかを設定します。
項目のアクセス権は、承認経路に対してのみ設定できます。

アクセス権を設定できる項目タイプ
  • 文字列(1行)
  • 文字列(複数行)
  • 日付
  • 数値:
    ただし、次のどちらかの条件に該当する場合は、アクセス権を設定できません。
    • 「数値」項目が経路分岐の項目に指定されている。
    • 「数値」項目が「自動計算」項目に使用され、かつ、その「自動計算」項目が経路分岐の項目に指定されている。
  • ファイル添付:
    必須項目に設定されている場合、編集権限を付与された経路ステップのユーザーは、ファイルを添付する必要があります。ただし、既に1つ以上のファイルが添付されていれば、添付ファイルを追加する必要はありません。
操作手順:
  1. ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

    歯車の形をしたアイコンは、管理権限を持つユーザーの画面にのみ表示されます。

  2. [Garoon システム管理]をクリックします。

  3. 「各アプリケーションの管理」タブを選択します。

  4. [ワークフロー]をクリックします。

  5. [申請フォームの一覧]をクリックします。

  6. 「申請フォームの一覧」画面で、カテゴリーを選択し、項目にアクセス権を設定する申請フォームの申請フォーム名をクリックします。

  7. 「申請フォームの詳細」画面で、「申請フォームの項目一覧」の[項目にアクセス権を設定する]をクリックします。

    承認経路が設定されていない場合は、[項目にアクセス権を設定する]の操作リンクが無効になります。
    スクリーンショット:項目にアクセス権を設定する操作リンクが枠で囲まれて強調されている申請フォームの詳細画面

  8. 「項目のアクセス権の設定」画面で、アクセス権を設定する項目の[変更]をクリックします。 項目のアクセス権の設定画面

  9. 「項目のアクセス権の変更」画面で、経路ステップごとに、付与する権限のチェックボックスを選択し、[変更する]をクリックします。 項目のアクセス権を変更している画像

  10. プレビュー画面で、項目の表示を確認します。

    詳細は、申請フォームのプレビューを参照してください。

画面によって適用されるアクセス権の違い

異なるアクセス権を設定した複数の経路ステップに同一ユーザーが設定されていた場合、表示する一覧画面によって、そのユーザーに適用されるアクセス権が変わります。

一覧画面 適用されるアクセス権
送信一覧 申請者のアクセス権
結果一覧 申請者のアクセス権

受信一覧

現在の経路までで、最も近い経路ステップのアクセス権
未処理一覧 現在の経路ステップのアクセス権
代理承認一覧 現在の経路ステップのアクセス権
承認予定一覧 所属する承認経路ステップの中で、最終承認に最も近い経路ステップのアクセス権
公開一覧 項目のアクセス権は適用されません。

次のアクセス権を設定している場合を例に説明します。

  • 申請者には、閲覧権限および編集権限が付与されていない。
  • 承認経路の経路ステップには、閲覧権限および編集権限が付与されている。

項目のアクセス権の設定イメージ

a) :「申請者」には、閲覧権限と編集権限が付与されていません。

b) :「経理担当」には、閲覧権限と編集権限が付与されています。

申請者と経路ステップの処理者が同一ユーザーの場合、「送信一覧」および「最新一覧」画面の表示は、次のとおりです。

  • 「送信一覧」画面: 送信一覧画面
  • 「最新一覧」画面: 受信一覧画面