迷惑メールの対処

サイボウズ Officeのメールでは、迷惑メールの設定を、システム管理者側とユーザー側で設定できます。
システム管理者側では、迷惑メールとして振り分けるメールの初期条件を設定します。設定した条件は、ユーザーの「迷惑メール」の振り分け保存に反映されます。
ユーザー側では、「迷惑メール」の振り分け保存に反映された条件を、各ユーザーの用途にあった条件にカスタマイズします。

スクリーンショット:迷惑メール設定のイメージ

迷惑メールの振り分け条件を変更する

システム管理者が設定した迷惑メールの振り分け保存に、ユーザーが条件を追加したり、迷惑メールの保存先を変更したりできます。

  1. ヘッダーの右側の[ユーザー名]をクリックします。

  2. [個人設定]をクリックします。
    スクリーンショット:ヘッダー

  3. 「各アプリケーション」セクションの メールをクリックします。

  4. 振り分け保存をクリックします。

  5. 「迷惑メール」の 変更するをクリックします。

    システム管理者側で設定された条件は、振り分け保存の画面には表示されません。

  6. 迷惑メールの条件や保存先を設定し、変更するをクリックします。

    詳細は、振り分け保存を追加する方法を参照してください。

削除するメールを迷惑メールに設定する

ごみ箱を使用している場合、削除するメールの情報を、迷惑メールの条件として、「迷惑メール」の振り分け保存に登録できます。迷惑メールに設定すると、以後、同じ差出人から受信したメールは、自動的にごみ箱に保存されるようになります。

  1. メール削除の確認画面の「オプション」セクションで、「迷惑メールに振り分ける」を選択します。

    説明を表示するをクリックすると、登録する条件の詳細を確認できます。
    スクリーンショット:迷惑メールを設定している

  2. 削除するデータの内容を確認し、移動するをクリックします。

ごみ箱が無効の場合の注意点

サイボウズ Officeを導入した直後は、ごみ箱を使用するように設定されています。
振り分けた迷惑メールの保存先の初期値も、初期設定でごみ箱に設定されています。
ごみ箱を無効に設定すると、迷惑メールの振り分け条件の設定は無効となり、保存先が設定なしの状態になります。
保存先が設定なしの場合は、メールの削除画面に迷惑メールを設定するオプションが表示されません。

スクリーンショット:ごみ箱が無効な場合

メールの削除画面に迷惑メールを設定するオプションを表示するには、「振り分け保存の変更」画面で、「迷惑メール」の振り分け保存の保存先を設定してください。

スクリーンショット:振り分け保存先を変更している