計算結果で、小数点以下を四捨五入することはできますか?

計算結果を四捨五入する場合、計算式にROUND関数を設定します。

ROUND関数の設定

税抜金額に消費税率(1.1)をかけて税込金額を計算する方法を説明します。
税抜金額を入力する数値フィールドと税込金額を計算する計算フィールドを用意して、ROUND関数の計算式を設定します。

設定例
フィールド名 フィールドコード フィールドタイプ 計算式
税抜金額 税抜金額 数値 -
税込金額 税込金額 計算 ROUND(税抜金額*1.1)
備考:この例では整数を求めているため、第2引数の「0」は省略しています。

YEN関数の設定:文字列(1行)フィールド

文字列(1行)フィールドでは、ROUND関数のほかに、YEN関数を設定して四捨五入することもできます。
YEN関数を使うと、計算結果は3桁区切りの「¥(円)」形式で表示されます。また、計算結果は文字列となります。

フィールドの配置と計算式の設定

税抜金額に消費税率(1.1)をかけて、税込金額を四捨五入して計算する例を紹介します。
税抜金額を入力する数値フィールドと税込金額を計算する文字列(1行)フィールドを用意して、次の設定を行います。

設定例
フィールド名 フィールドコード フィールドタイプ 計算式
税抜金額 税抜金額 数値 -
税込金額 税込金額 文字列(1行) YEN(税抜金額 * 1.1, 0)
備考:「自動計算する」にチェックを入れます。YEN関数には2個の引数が必要なため、この例では引数を省略できません。

「小数部の桁数」と「丸めかた」の設定

「高度な設定」で、「小数部の桁数」と「丸めかた」の設定を確認します。

  1. レコード一覧画面の右上にあるアプリ設定ボタン 設定ボタン をクリックし、「設定」タブの「その他の設定」にある[高度な設定]を選択します。

  2. 「小数部の桁数」が「4」、「丸めかた」が「最近接偶数への丸め」になっているか確認します。
    「小数部の桁数」と「丸めかた」は、アプリ内の計算結果、および計算式で使用する各フィールドの値に設定が適用されます。

  3. 画面左上の[保存]をクリックします。

画面右上の[アプリを更新]をクリックし、[OK]をクリックします。

上記の設定後、税抜金額980円を入力すると、次のような計算結果になります。

  • 税抜金額:980
  • 税込金額:¥1,078(自動計算されます)

なお、ROUND関数やYEN関数以外に、「高度な設定」の「数値と計算の精度」でも、端数処理を行うことは可能です。
ROUND関数との使い分けについては、四捨五入、切り捨て、切り上げするときの設定の使い分けのページを確認してください。

参考までに、「数値と計算の精度」で端数処理を行う方法を説明します。

「数値と計算の精度」の設定:計算フィールド

計算フィールドに計算式を設定して、「数値と計算の精度」の項目を設定します。

フィールドの配置と計算式の設定

税抜金額に消費税率(1.1)をかけて、税込金額を四捨五入して計算する例を紹介します。
次のフィールドを配置して、設定を行います。

設定例
フィールド名 フィールドコード フィールドタイプ 計算式 その他の設定
税抜金額 税抜金額 数値 - -
丸め 丸め 数値 - 初期値:5
税込計算用 税込計算用 計算 税抜金額*110 -
税込金額 税込金額 計算 (税込計算用/10+丸め)/10 -

「小数部の桁数」と「丸めかた」の設定

「高度な設定」で、「小数部の桁数」と「丸めかた」の設定を行います。

  1. レコード一覧画面の右上にあるアプリ設定ボタン 設定ボタン をクリックし、「設定」タブの「その他の設定」にある[高度な設定]を選択します。

  2. 「数値と計算の精度」の「小数部の桁数」に「0」を入力し、「丸めかた」は「切り捨て」を選択します。
    「小数部の桁数」と「丸めかた」は、アプリ内の計算結果、および計算式で使用する各フィールドの値に設定が適用されます。

  3. 画面左上の[保存]をクリックして、画面右上の[アプリを更新] > [OK]をクリックします。

上記の設定後、税抜金額980円を入力すると、次のような計算結果になります。

入力例
税抜金額 980
丸め 5
税込計算用 107800(自動計算されます)
税込金額 1078(自動計算されます)

「丸め」には、切り上げの場合は9、切り捨ての場合は0、四捨五入の場合は5を入力します。
「丸め」に入力する値によって、レコードごとに切り上げ、切り捨て、四捨五入を選択することも可能です。