ログイン認証の設定

ユーザーがGaroonにログインする際の認証形式を設定します。
ほかのシステムからGaroonにシングルサインオンを行う場合や、ログイン時のみ認証データベースを変更する場合などに設定します。

ログイン認証を追加する

ログイン認証を追加します。
ログイン認証で利用できる認証形式は次のとおりです。

  • 標準認証
  • 環境変数認証

初期設定では、標準認証が設定されています。
ログインに環境変数認証を使用する場合は、ログイン認証を追加します。
認証方式の詳細については、ログイン認証を参照してください。

操作手順:
  1. ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

  2. [システム設定]をクリックします。

  3. 「基本システムの管理」タブを選択します。

  4. [認証]をクリックします。

  5. [ログイン認証]をクリックします。

  6. 「ログイン認証」画面で、[ログイン認証を追加する]をクリックします。

    ログイン認証を追加するの操作リンクが赤枠で囲まれている画像

  7. 「ログイン認証の追加- Step 1/2」画面で、ログイン認証形式に「環境変数認証」が選択されていることを確認し、[次へ]をクリックします。

  8. 「ログイン認証の追加- Step 2/2」画面で、必要な項目を設定します。

    ログイン認証を追加している画像

    設定項目の詳細は、ログイン認証の設定項目を参照してください。

  9. 設定内容を確認し、[追加する]をクリックします。

ログイン認証の設定項目

ログイン認証の設定項目は、次のとおりです。

項目 説明
表示名 ログイン認証の表示名を入力します。
表示名は必ず設定します。
環境変数名 認証に使用する環境変数名を入力します。
環境変数名は必ず設定します。
この文字列までを除外して認証 環境変数の値から除外する文字列がある場合、除外する先頭の文字列を入力します。
この文字列以降を除外して認証 環境変数の値から除外する文字列がある場合、除外する末尾の文字列を入力します。
認証データベース 認証データベースを選択します。
Garoon自体で認証する場合は、「標準データベース」を選択します。
LDAPサーバーで認証する場合は、認証データベースとして登録したLDAPサーバーを選択します。

標準認証を変更する

Garoonに登録されている認証データベースの数によって、標準認証で変更できる項目が変わります。

操作手順:
  1. ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

  2. [システム設定]をクリックします。

  3. 「基本システムの管理」タブを選択します。

  4. [認証]をクリックします。

  5. [ログイン認証]をクリックします。

  6. 「ログイン認証」画面で、[標準認証]をクリックします。

  7. 「標準認証」画面で、[変更する]をクリックします。

    変更するの操作リンクが赤枠で囲まれている画像

  8. 「ログイン認証の変更」画面で、標準認証の設定を変更します。

    • 認証データベースに、「標準データベース」だけがある場合
    表示名のみ変更できます。

    表示名のみ変更できる「ログイン認証の変更」画面

    • 認証データベースに、「標準データベース」と、管理者が登録したデータベースがある場合

    表示名と認証データベースの変更だけでなく、複数の認証データベースを利用するかどうかを設定できます。 表示名と複数の認証データベースを使用するかどうかを設定できる「ログイン認証の変更」画面

    複数の認証データベースを利用する場合は、「複数の認証データベースを使用する」のチェックボックスを選択します。
    また、どの認証データベースを使用するかを、「使用有無」欄で選択します。 使用有無が赤枠で囲まれている画像

    上記画面内の表には、Garoonに登録済みの認証データベースがすべて表示されます。
    認証データベースの表示順は、「認証データベース」画面の並びと同じです。ただし、「標準データベース」は必ず表の最後に表示されます。
    上から順に、「使用有無」欄の設定と接続条件を評価し、最初に条件に合致した認証データベースに接続します。
    接続条件が設定されていない場合は、無条件で合致したとみなされます。
    認証データベースを順番変更すると、認証データーベースの表示順を変更できます。

  9. 設定内容を確認し、[変更する]をクリックします。

登録したログイン認証を変更する

管理者が登録したログイン認証を変更します。

操作手順:
  1. ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

  2. [システム設定]をクリックします。

  3. 「基本システムの管理」タブを選択します。

  4. [認証]をクリックします。

  5. [ログイン認証]をクリックします。

  6. 「ログイン認証」画面で、変更するログイン認証の表示名をクリックします。

  7. 「標準認証」画面で、[変更する]をクリックします。

    変更するの操作リンクが赤枠で囲まれている画像

  8. 「ログイン認証の変更」画面で、必要に応じて項目を変更します。

  9. 設定内容を確認し、[変更する]をクリックします。

ログイン認証を削除する

追加したログイン認証を削除します。ログイン認証を削除すると、削除した方式で認証できなくなります。
標準認証は削除できません。

操作手順:
  1. ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

  2. [システム設定]をクリックします。

  3. 「基本システムの管理」タブを選択します。

  4. [認証]をクリックします。

  5. [ログイン認証]をクリックします。

  6. 「ログイン認証」画面で、削除するログイン認証のチェックボックスを選択し、[削除する]をクリックします。

    削除するログイン認証が選択されている画像

  7. 「ログイン認証の一括削除」画面で、[はい]をクリックします。

使用するログイン認証を選択する

使用するログイン認証の認証方式を選択します。
使用できるログイン認証は1つだけです。使用中のログイン認証は「使用中」と表示されます。

操作手順:
  1. ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

  2. [システム設定]をクリックします。

  3. 「基本システムの管理」タブを選択します。

  4. [認証]をクリックします。

  5. [ログイン認証]をクリックします。

  6. 「ログイン認証」画面で、使用するログイン認証の[使用する]をクリックします。

    使用するボタンが赤枠で囲まれている画像

  7. 選択したログイン認証の「使用」欄に「使用中」と表示されていることを確認します。

選択しているログイン認証の使用を中止する

選択しているログイン認証の使用を中止します。
ほかのログイン認証を選択するか、使用中のログイン認証を削除すると、ログイン認証の使用を中止できます。
使用中のログイン認証を削除するか、追加したすべてのログイン認証を削除すると、標準認証が使用中になります。
使用を中止したログイン認証の「使用」欄には、[使用する]が表示されます。

使用を停止したログイン認証に使用するボタンが表示されている画像

ログイン認証は無効にできません。いずれかのログイン認証を使用する必要があります。