メールサーバーの設定

Garoonは、メールサーバー機能を持っていません。メールの送受信を行う場合は、別途メールサーバーが必要です。
Garoonは、次のプロトコル、および認証形式のメールサーバーに対応しています。

メールの受信
  • 対応しているプロトコル
    • POP3
    • POP3 over TLS(TLS 1.2、および1.3)
    • IMAP4
    • IMAP4 over TLS(TLS 1.2、および1.3)
  • 対応している認証形式
    • APOP
    • Gmail、およびExchange Onlineの先進認証(OAuth 2.0)
メールの送信
  • 対応しているプロトコル
    • SMTP
    • SMTP over TLS(TLS 1.2、および1.3)
    • SMTP STARTTLS(TLS 1.2、および1.3)
  • 対応している認証形式
    • SMTP Authentication
    • Gmail、およびExchange Onlineの先進認証(OAuth 2.0)

メールサーバーを追加する

構築済みのメールサーバーを、Garoonでのメールの送受信に使用するメールサーバーとして登録します。
複数のメールサーバーを追加できます。

操作手順:
  1. ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

    歯車の形をしたアイコンは、管理権限を持つユーザーの画面にのみ表示されます。

  2. [Garoon システム管理]をクリックします。

  3. 「各アプリケーションの管理」タブを選択します。

  4. [メール]をクリックします。

  5. [メールサーバーの設定]をクリックします。

  6. 「メールサーバーの設定」画面で、[メールサーバーを追加する]をクリックします。

    メールサーバーを追加するの操作リンクが赤枠で囲まれている画像

  7. 「メールサーバーの追加」画面で、メールサーバーコードを入力します。

    メールサーバーコードは必ず設定します。
    メールサーバーを識別するための固有のコードです。
    同じメールサーバーの名称を複数のメールサーバーに設定しても、メールサーバーコードが異なるため、個別のメールサーバーとして認識されます。
    メールサーバーコードを入力している画像

  8. 「メールサーバーの名称」項目を入力します。

    メールサーバーの名称は必ず設定します。
    入力した名称は、「ユーザーアカウントの追加」画面、または「ユーザーアカウントの変更」画面で、メールサーバーのドロップダウンリストに表示されます。
    メールサーバーの名称入力している画像

  9. メールの送受信にOAuthを使用するかどうかを設定します。

  10. 送信メールサーバーの情報を設定します。

    送信メールサーバーの設定をしている画像

    送信メールサーバーの設定項目
    送信メールサーバー名(SMTP) 送信メールサーバー名は必ず設定します。
    例: smtp.example.com
    送信メールのプロトコルにはSMTPを使用します。
    送信メールサーバーポート番号 送信メールサーバーポート番号は必ず設定します。
    送信メールサーバーのポート番号を半角数字で入力します。
    暗号化通信 送信メールサーバーの暗号化通信について設定します。
    送信メールサーバーとの通信を暗号化する場合は、通信方法に合わせて次のどちらかを選択します。
    • TLSを使用する
    • STARTTLSを使用する
    送信メールサーバーとの通信を暗号化しない場合は、「使用しない」を選択します。

  11. SMTP認証を設定します。

    送信メールサーバーがSMTP認証に対応している場合に設定します。

    SMTP認証の設定項目
    SMTP認証方式に必要な項目を設定している画像
    SMTP認証方式 SMTP認証の認証方式を選択します。
    ドロップダウンリストから、次の認証方式を選択します。
    • PLAIN
    • LOGIN
    • CRAM-MD5
    • DIGEST-MD5
    送信用のアカウントとパスワード 「SMTP認証方式」項目で「(設定なし)」以外を選択すると表示されます。
    次のどちらかを選択します。
    • 設定する:
      ユーザーアカウントに設定しているアカウント名とパスワードが認証に使用されます。
    • 設定しない:
      受信メールアカウントと受信メールパスワードが認証に使用されます。

  12. 「タイムアウトまでの時間」項目を設定します。

    送信メールサーバーとの通信がタイムアウトするまでの時間を選択します。10秒から120秒まで設定できます。
    タイムアウトまでの時間の設定をしている画像

  13. 受信メールサーバーの情報を設定します。

    受信メールサーバーの設定をしている画像

    受信メールサーバーの設定項目
    受信プロトコル 次のどちらかの受信プロトコルを選択します。
    • POP3
    • IMAP4
    受信メールサーバー名 受信メールサーバー名は必ず設定します。
    例: pop.example.com
    受信メールサーバーポート番号 受信メールサーバーポート番号は必ず設定します。
    受信メールサーバーのポート番号を半角数字で入力します。
    TLSの使用 受信メールサーバーとの通信にTLSを使用する場合は、「メールサーバーとの通信にTLSを使用する」のチェックボックスを選択します。
    APOP認証 メールの受信時にAPOP認証を使用する場合は、「使用する」を選択します。
    タイムアウトまでの時間 受信メールサーバーとの通信がタイムアウトするまでの時間を選択します。
    10秒から最大で120秒まで設定できます。

  14. 設定内容を確認し、[追加する]をクリックします。

Gmail / Exchange Onlineのアカウントを使用する場合

Garoonでのメールの送受信にGmail、またはExchange Onlineのアカウントを使用する方法を説明します。

操作手順:
  1. ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

    歯車の形をしたアイコンは、管理権限を持つユーザーの画面にのみ表示されます。

  2. [Garoon システム管理]をクリックします。

  3. 「各アプリケーションの管理」タブを選択します。

  4. [メール]をクリックします。

  5. [メールサーバーの設定]をクリックします。

  6. 「メールサーバーの設定」画面で、[メールサーバーを追加する]をクリックします。 メールサーバーを追加するの操作リンクが赤枠で囲まれている画像

  7. 「メールサーバーの追加」画面で、メールサーバーコードを入力します。

    メールサーバーコードは必ず設定します。
    メールサーバーを識別するための固有のコードです。
    同じメールサーバーの名称を複数のメールサーバーに設定しても、メールサーバーコードが異なるため、個別のメールサーバーとして認識されます。
    画面キャプチャー:「メールサーバーの設定」画面でメールサーバーコードを入力している

  8. 「メールサーバーの名称」項目を入力します。

    メールサーバーの名称は必ず設定します。
    入力した名称は、「ユーザーアカウントの追加」画面、または「ユーザーアカウントの変更」画面で、メールサーバーのドロップダウンリストに表示されます。
    画面キャプチャー:「メールサーバーの設定」画面でメールサーバーの名称を設定している

  9. 「OAuthの設定」で、「メールの送受信にOAuthを使用する」のチェックボックスを選択し、OAuthクライアントを選択します。

    選択できるOAuthクライアントは、次のとおりです。

    • Google
    • Microsoft
    画面キャプチャー:「メールサーバーの設定」画面でOAuthを使用する設定をしている

  10. 必要に応じて、送信メールサーバーの次の項目を変更します。

    • タイムアウトまでの時間:
      送信メールサーバーとの通信がタイムアウトするまでの時間を選択します。10秒から120秒まで設定できます。

    「送信メールサーバー名」、「送信メールサーバーポート番号」、および「暗号化通信」は自動で設定されます。

    画面キャプチャー:「メールサーバーの設定」画面で送信メールサーバーの設定をしている

  11. 必要に応じて、受信メールサーバーの次の項目を変更します。

    • 受信プロトコル:
      次のどちらかの受信プロトコルを選択します。
      • POP3
      • IMAP4
    • タイムアウトまでの時間:
      受信メールサーバーとの通信がタイムアウトするまでの時間を選択します。10秒から120秒まで設定できます。

    「受信メールサーバー名」、「受信メールサーバーポート番号」、および「TLSの使用」は自動で設定されます。

    画面キャプチャー:「メールサーバーの設定」画面で受信メールサーバーの設定をしている

  12. 設定内容を確認し、[追加する]をクリックします。

メールサーバーを変更する

メールサーバーの情報を変更します。

操作手順:
  1. ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

    歯車の形をしたアイコンは、管理権限を持つユーザーの画面にのみ表示されます。

  2. [Garoon システム管理]をクリックします。

  3. 「各アプリケーションの管理」タブを選択します。

  4. [メール]をクリックします。

  5. [メールサーバーの設定]をクリックします。

  6. 「メールサーバーの設定」画面で、設定を変更するメールサーバーを選択します。

  7. 「メールサーバーの詳細」画面で、[変更する]をクリックします。

    変更するの操作リンクが赤枠で囲まれている画像

  8. 「メールサーバーの変更」画面で、必要に応じて設定を変更します。

    設定項目の詳細は、メールサーバーを追加する方法を参照してください。

  9. 設定内容を確認し、[変更する]をクリックします。

メールサーバーの順番を変更する

次の画面に表示されるメールサーバーの順番を変更します。

  • 「メールサーバーの設定」画面
  • 「ユーザーアカウントの追加」画面
  • 「ユーザーアカウントの変更」画面
操作手順:
  1. ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

    歯車の形をしたアイコンは、管理権限を持つユーザーの画面にのみ表示されます。

  2. [Garoon システム管理]をクリックします。

  3. 「各アプリケーションの管理」タブを選択します。

  4. [メール]をクリックします。

  5. [メールサーバーの設定]をクリックします。

  6. 「メールサーバーの設定」画面で、[メールサーバーを順番変更する]をクリックします。

    メールサーバーを順番変更するの操作リンクが赤枠で囲まれている画像

  7. 「メールサーバーの順番変更」画面で、メールサーバーの順番を変更します。

    「メールサーバーの順番変更」画面

  8. 設定内容を確認し、[変更する]をクリックします。

メールサーバーを削除する

メールサーバーを削除します。
メールサーバーを削除しても、ユーザーアカウントに設定しているメールの情報は削除されません。

ユーザーアカウントで再設定が必要な項目が赤枠で囲まれている画像

必要に応じて、ユーザーアカウントの設定を変更します。
詳細は、ユーザーアカウントを変更する方法を参照してください。

1件ずつメールサーバーを削除する

1件ずつメールサーバーを削除します。

操作手順:
  1. ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

    歯車の形をしたアイコンは、管理権限を持つユーザーの画面にのみ表示されます。

  2. [Garoon システム管理]をクリックします。

  3. 「各アプリケーションの管理」タブを選択します。

  4. [メール]をクリックします。

  5. [メールサーバーの設定]をクリックします。

  6. 「メールサーバーの設定」画面で、削除するメールサーバーを選択します。

    削除するメールサーバーが赤枠で囲まれている画像

  7. 「メールサーバーの詳細」画面で、[削除する]をクリックします。

    削除するの操作リンクが赤枠で囲まれている画像

  8. 「メールサーバーの削除」画面で、[はい]をクリックします。

全メールサーバーを削除する

すべてのメールサーバーを削除します。

操作手順:
  1. ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

    歯車の形をしたアイコンは、管理権限を持つユーザーの画面にのみ表示されます。

  2. [Garoon システム管理]をクリックします。

  3. 「各アプリケーションの管理」タブを選択します。

  4. [メール]をクリックします。

  5. [メールサーバーの設定]をクリックします。

  6. 「メールサーバーの設定」画面で、[全メールサーバーを削除する]をクリックします。

    全メールサーバーを削除するの操作リンクが赤枠で囲まれている画像

  7. 「全メールサーバーの削除」で、[はい]をクリックします。