PC-Talkerを設定する

サイボウズ Officeを使う際におすすめの、PC-Talker NeoまたはNetReader Neoの設定を紹介します。 設定項目や設定手順は、PC-Talker Neo、NetReader Neoのバージョンによって異なる場合があります。お使いの環境に合わせて読み替えてください。

PC-Talker Neoの設定

PC-Talker Neoの設定例です。

リンクの読み上げ

リンクと、リンク以外のテキストを、異なる音声で読み上げるための設定です。異なる音声にすると、リンクだけを探すときに便利です。

  1. F12キーを押します。

    AOKメニューが起動します。

  2. [PC-Talkerの設定]、[音声基本設定]の順に移動し、Enterキーを押します。

  3. 音声出力の切り替えのチェックボックスが選択されていることを確認します。

  4. Tabキーを押して、「サブ音声の種類」のコンボボックスに移動します。

  5. コンボボックス内を↑キーまたは↓キーで移動して、サブ音声を選択します。

    サブ音声には、メイン音声とは異なる音声を選択します。

  6. Tabキーを押して、「Webページのリンクの読み上げにサブ音声を使う」のチェックボックスに移動します。

    チェックボックスがオフの場合は、Spaceキーを押してチェックボックスを選択します。

  7. Tabキーで[設定]ボタンに移動し、Enterキーで確定します。

コントロール名のガイドの設定

コントロール名のガイドは、フォームに移動したとき、ラジオボタンやコンボボックスなどの項目のコントロール名を教えてくれる機能です。

この操作ガイドでは、スクリーンリーダーを使った操作手順の説明に、項目のコントロール名を使用します。必要に応じて、コントロール名のガイドを設定してください。

  1. F12キーを押します。

    AOKメニューが起動します。

  2. [PC-Talkerの設定]、[音声ガイドの設定]の順に選択し、Enterキーを押します。

  3. Tabキーを押して「項目のコントロール名をガイドする」のチェックボックスに移動します。

    チェックボックスがオフの場合は、Spaceキーを押してチェックボックスを選択します。

  4. Tabキーを押して[設定]ボタンに移動し、Enterキーを押します。

    コントロール名のガイドの設定が保存されます。

NetReader Neoの設定

NetReader Neoの設定例です。

起動オプション

NetReader Neoにはクラシックモードとネオモードの2種類のモードが搭載されています。

サイボウズ Officeを閲覧する場合は、ネオモードの利用を推奨します。

NetReaderの起動と同時にネオモードが有効になるように設定します。

  1. NetReaderを起動します。

  2. Altキーを押します。

  3. [環境]、[起動オプション]の順に選択し、Enterキーを押します。

  4. 「ネットリーダーの起動モードの選択」セクションで、「ネオモードで起動する」のラジオボタンを選択します。

  5. Tabキーで[設定]ボタンに移動し、Enterキーを押します。

    ネットリーダーの起動モードの設定が保存されます。

読み上げオプション

読み上げオプションでは、タイトルを読み上げるかどうかや、カーソルが表やリストに移動したときに音声で通知するかどうかなど、Webページの読み上げに関する設定を変更できます。 読み上げオプションを変更する手順は、次のとおりです。

  1. NetReaderを起動します。

  2. Altキーを押します。

  3. [環境]、[読み上げオプション]の順に選択し、Enterキーを押します。

    設定項目の一覧が表示されます。

  4. 次の項目を設定します。それぞれの項目はTabキーで移動します。

    • 「開くと同時に タイトルを読み上げる」のチェックボックス:
      ページを開いたとき、ページタイトルを読み上げます。Spaceキーを押して有効にします。
    • 「表の開始と終了を読み上げる」のチェックボックス:
      カーソルが表に移動したときや、表の外に移動したときに音声で通知します。Spaceキーを押して有効にします。
    • 「リストに移動したことを読み上げる」のチェックボックス:
      カーソルが箇条書きに移動したときに音声で通知します。Spaceキーを押して有効にします。
    • 「領域に移動したことを読み上げる(WAI-ARIA・HTML5ランドマーク)」のチェックボックス:
      記事領域やナビゲーション領域などの、Webページに設定されている領域にカーソルが移動したとき、通知します。Spaceキーを押して有効にします。
    • 「フォームの識別音」のコンボボックス:
      カーソルがフォームに移動したとき、専用のサウンドで通知します。「サウンド」を↑キーまたは↓キーで選択します。
    • 「見出しの識別音」のコンボボックス:
      カーソルが見出しに移動したとき、専用のサウンドで通知します。「サウンド」を↑キーまたは↓キーで選択します。
    • 「画像の識別音」のコンボボックス:
      カーソルが画像に移動したとき、専用のサウンドで通知します。「サウンド」を↑キーまたは↓キーで選択します。
    • 「カーソル移動時 フォームでは 操作キーをガイドする」のチェックボックス:
      カーソルがフォームコントロールに移動したとき、コントロールの操作に使うキーを通知します。Spaceキーを押して有効にします。
    • 「表のカーソル移動時 見出しを読み上げる」のチェックボックス:
      カーソルが表の列や行に移動したとき、対応するセルの見出しを通知します。Spaceキーで有効にします。

  5. Tabキーを押して[設定]ボタンに移動し、Enterキーを押します。

    読み上げオプションの設定が保存されます。