システムメールアカウントの設定

システムメールアカウントと、メール通知の送信に利用するメールサーバーを設定します。
ここで設定するメールサーバーは、Garoonをインストールしているサーバーにアクセスできる必要があります。

システムメールアカウントとは

システムメールアカウントは、電話メモやワークフローなどのメール通知の送信元に使用されるメールアドレスです。メール機能が有効かどうかにかかわらず、システムメールアカウントを設定すれば、メール通知を送信できます。

Garoonが対応しているメールサーバー

バージョン 5.0.0以降のGaroonでは、システムメールアカウントにおいて、次のプロトコル、および認証形式のメールサーバーに対応しています。

  • 対応しているプロトコル
    • SMTP
    • SMTP over TLS
    • SMTP STARTTLS
  • 対応している認証形式
    • POP before SMTP
    • SMTP Authentication
操作手順:
  1. へッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

  2. [システム設定]をクリックします。

  3. 「基本システムの管理」タブを選択します。

  4. [外部サーバー]をクリックします。

  5. [システムメールアカウントの設定]をクリックします。

  6. 「システムメールアカウントの設定」画面の「システムメールアカウント」項目で、「使用する」を選択します。

    メール通知の送信を停止する場合は、「使用しない」を選択します。
    使用するを選択している画像

  7. 「システムメールアドレス」項目に、システムメールアカウントとして使うメールアドレスを入力します。

    システムメールアドレスは必ず設定します。
    システムメールアドレス項目の画像

  8. 送信メールサーバーの情報を設定します。

    送信メールサーバーの設定項目の画像

    送信メールサーバーの設定項目
    送信メールサーバー名(SMTP) 送信メールサーバー名(SMTP)は必ず設定します。
    送信メールサーバーのIPアドレス、またはホスト名を入力します。
    送信メールのプロトコルにはSMTPを使用します。
    送信メールサーバーポート番号 送信メールサーバーポート番号は必ず設定します。
    送信メールサーバーのポート番号を半角の数字で入力します。初期値は25です。
    暗号化通信 送信メールサーバーの暗号化通信について設定します。
    送信メールサーバーとの通信を暗号化する場合は、通信方法に合わせて次のどちらかを選択します。
    • TLSを使用する
    • STARTTLSを使用する
    送信メールサーバーとの通信を暗号化しない場合は、「(使用しない)」を選択します。
    タイムアウトまでの時間 送信メールサーバーとの通信がタイムアウトするまでの時間を、次の秒数から選択します。初期値は10秒です。
    10、20、30、40、50、60、70、80、90、100、120

  9. 必要に応じて、SMTP認証またはPOP before SMTP認証を設定します。

    どちらか片方の認証のみ設定できます。SMTP認証とPOP before SMTP認証は同時に使用できません。

    SMTP認証の設定項目

    送信メールサーバーがSMTP認証に対応している場合に設定します。
    SMTP認証の設定項目は、「SMTP認証方式」項目で「(設定なし)」以外を選択すると表示されます。

    SMTP認証の設定項目の画像
    SMTP認証方式 送信メールサーバーがSMTP認証に対応している場合、認証方式を選択します。
    選択できる認証方式は、次のとおりです。
    • PLAIN
    • LOGIN
    • CRAM-MD5
    • DIGEST-MD5
    送信用アカウント 認証に必要なアカウント名を入力します。
    送信用パスワード 認証に必要なパスワードを入力します。
    POP before SMTP認証の設定項目

    送信メールサーバーがPOP before SMTP認証に対応している場合に設定します。
    POP before SMTP認証の設定項目は、「SMTP認証方式」項目で「(設定なし)」を選択し、「受信後に送信を行う(POP before SMTP)」項目で「設定する」を選択すると表示されます。

    POP before SMTP認証の設定項目の画像
    受信後に送信を行う
    (POP before SMTP)
    送信メールサーバーがPOP before SMTP認証に対応している場合、「設定する」を選択します。
    「送信までの待ち時間」には、認証が実行されてからメールの送信が開始されるまでの時間を、0~10の秒数から選択します。初期値は0秒です。
    受信メールサーバー名 受信メールサーバー名は必ず設定します。
    受信メールサーバーのIPアドレス、またはホスト名を入力します。
    受信メールサーバーポート番号 受信メールサーバーポート番号は必ず設定します。
    受信メールサーバーのポート番号を半角の数字で入力します。初期値は110です。
    TLSの使用 メールサーバーとの通信を暗号化する場合に選択します。
    APOP認証を行う 受信メールサーバーがAPOP認証に対応している場合、「設定する」を選択します。
    受信用アカウント 受信用のアカウント名を入力します。
    受信用パスワード 受信用のパスワードを入力します。
    タイムアウトまでの時間 受信メールサーバーとの通信がタイムアウトするまでの時間を、次の秒数から選択します。初期値は10秒です。
    10、20、30、40、50、60、70、80、90、100、120

  10. 設定内容を確認し、[設定する]をクリックします。