プロキシAPIの設定

GaroonのプロキシAPIの設定は、JavaScriptでカスタマイズする場合に、必要に応じて利用する機能です。
プロキシAPIの設定を利用すると、カスタマイズに使用するJavaScriptから、外部サービスへのリクエストを送信できるようになります。

プロキシAPIの利用イメージ

プロキシAPIの利用イメージ画像

プロキシAPIの設定の前に確認すること

GaroonのプロキシAPIの設定は、カスタマイズに必要なJavaScriptファイルを準備したあとで行うことを推奨します。
JavaScriptを使ったカスタマイズは、Garoon全体の画面や、次のアプリケーションで可能です。

  • ポータルのHTMLポートレット
  • スケジュール
  • メッセージ
  • メール1
  • ワークフロー
1:バージョン 5.5.0以降のGaroonで利用できます。

カスタマイズする前に、必ず注意事項を確認してください。
注意事項の詳細は、カスタマイズの前に確認することを参照してください。

プロキシAPIの設定を追加する

GaroonにプロキシAPIの設定を登録します。

操作手順:
  1. カスタマイズに使用するJavaScriptでgaroon.base.proxy.send関数を呼び出します。

    パラメーターやリクエスト仕様、プロキシAPIの設定を利用したカスタマイズ例は、cybozu developer networkの【Garoon JavaScript API】ガルーンのスケジュールをkintoneに連携する方法を参照してください。

  2. ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

  3. [システム設定]をクリックします。

  4. 「基本システムの管理」タブを選択します。

  5. [API]をクリックします。

  6. [プロキシAPIの設定]をクリックします。

  7. 「プロキシAPIの設定」画面で、[追加する]をクリックします。

    追加するリンクが赤枠で囲まれている画像

  8. 「プロキシAPI設定の追加」画面で、「プロキシコード」項目を入力します。

    プロキシコードは必ず設定します。
    garoon.base.proxy.send関数を呼びだす際に利用するプロキシコードです。関数で指定するコードと一致する必要があります。
    プロキシコードは100文字まで入力できます。101文字以上入力した場合は、先頭から100文字までが登録されます。
    登録済みのプロキシコードと重複している場合、エラーが表示されます。
    プロキシコードを入力している画像

  9. 「メソッド」項目を設定します。

    garoon.base.proxy.send関数を呼びだす際に利用するHTTPメソッドです。関数で指定するメソッドと一致する必要があります。
    設定できるメソッドは、次のとおりです。

    • GET
    • POST
    • PUT
    • PATCH1
    • DELETE
    1:バージョン 5.9.0以降のGaroonで利用できます。
    メソッド項目を設定している画像

  10. 「URL」項目を入力します。

    URLは必ず設定します。
    実行するAPIのURLを入力します。URLは、関数で指定するURLと前方一致する必要があります。
    URLを入力している画像

  11. 「パラメーター」項目を設定します。

    関数で指定した箇所に、登録したパラメーターの情報を付加します。
    GETリクエストの際に、ここで設定したパラメーターを付加して送信できます。

  12. 「ヘッダー」項目を設定します。

    関数で指定した箇所に、登録したヘッダーの情報を付加します。
    関数側とプロキシAPIの設定側で指定したヘッダーのキーが重複する場合は、プロキシAPIの設定側が優先されます。
    プロキシAPIの設定で、ヘッダーのキーが重複する場合は、最後尾に指定したキーが優先されます。

  13. 「ボディ」項目を設定します。

    「メソッド」項目がPOST、PUT、またはPATCHの場合に表示される項目です。
    ボディの情報が付加される条件は、cybozu developer networkの外部の API を実行するを参照してください。

  14. 「ステータス」項目で、「有効」を選択します。

    有効のラジオボタンを選択している画像

  15. 設定内容を確認し、[追加する]をクリックします。

プロキシAPIの設定を変更する

プロキシAPIの設定内容を変更します。

操作手順:
  1. ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

  2. [システム設定]をクリックします。

  3. 「基本システムの管理」タブを選択します。

  4. [API]をクリックします。

  5. [プロキシAPIの設定]をクリックします。

  6. 「プロキシAPIの設定」画面で、変更するプロキシAPIのプロキシコードをクリックします。

  7. 「プロキシAPI設定の詳細」画面で、[変更する]をクリックします。

    変更するリンクが赤枠で囲まれている画像

  8. 「プロキシAPI設定の変更」画面で、必要に応じて設定を変更します。

  9. 設定内容を確認し、[変更する]をクリックします。

プロキシAPIの設定を削除する

プロキシAPIの設定を削除します。

1件ずつプロキシAPIの設定を削除する

1件ずつプロキシAPIの設定を削除します。

操作手順:
  1. ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

  2. [システム設定]をクリックします。

  3. 「基本システムの管理」タブを選択します。

  4. [API]をクリックします。

  5. [プロキシAPIの設定]をクリックします。

  6. 「プロキシAPIの設定」画面で、削除するプロキシAPIのプロキシコードを選択します。

  7. 「プロキシAPI設定の詳細」画面で、[削除する]をクリックします。

    削除するリンクが赤枠で囲まれている画像

  8. 「プロキシAPI設定の削除」画面で、[はい]をクリックします。

複数のプロキシAPIの設定をまとめて削除する

削除するプロキシAPIの設定を選択して、まとめて削除します。

操作手順:
  1. ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

  2. [システム設定]をクリックします。

  3. 「基本システムの管理」タブを選択します。

  4. [API]をクリックします。

  5. [プロキシAPIの設定]をクリックします。

  6. 「プロキシAPIの設定」画面で、削除するプロキシAPIのチェックボックスを選択し、[削除する]をクリックします。

    削除するプロキシAPIの設定を選択している画像

  7. 「プロキシAPI設定の一括削除」画面で、[はい]をクリックします。