サイボウズ Officeに登録した予定とkintoneのレコードを関連付けることができます。

サイボウズ Officeのスケジュールとの連携を設定すると、次の機能が利用できます。

• サイボウズ Officeに登録された予定に、kintoneのレコードの情報を関連付けできる
  関連付けたレコードの情報は、予定の詳細画面に表示され、レコードを開くリンクになります。
  

• kintoneのレコードから、関連するサイボウズ Officeの予定を一覧で表示できる
  

• kintoneのレコードから、サイボウズ Officeに予定を登録できる
  

kintoneとサイボウズ Officeのスケジュールを連携するためには、次の条件が必要です。

• 同じドメインでkintoneとサイボウズ Officeを利用している
  まだkintoneとサイボウズ Officeのどちらか、または両方を利用していない場合は、試用か契約を申し込んでください。

• kintoneの試用中である、またはプラグインを利用できるkintoneのコースを契約している
  kintoneでプラグインを利用できないコースを契約している場合、サイボウズ Officeのスケジュールと連携できません。なお、サイボウズ Officeはどのコースを契約していても、kintoneと連携できます。

kintoneとサイボウズ Officeのスケジュールとの連携機能をユーザーが利用するためには、次の条件が必要です。

• ユーザーがkintoneとサイボウズ Officeの両方とも利用できる
  機能を利用するユーザーが、まだkintoneとサイボウズ Officeのどちらか、または両方とも利用できない場合は、cybozu.comの管理者が、該当ユーザーにサービスの利用を許可してください。
  サービスの利用を許可する方法は、次のページを参照してください。
  サービスの利用許可

• PCでkintoneを利用している
  スマートフォンでkintoneを操作するときは、サイボウズ Officeのスケジュールと連携した機能を利用できません。

kintoneのレコードから、サイボウズ Officeの予定を登録または検索するには、プラグインの設定が必要です。

kintoneシステム管理者が、kintoneシステム管理画面でサイボウズ Office スケジュール連携のプラグインをインストールします。

詳細は、次のページを参照してください。
プラグインストアからプラグインを追加する

サイボウズ Officeのスケジュールと連携したいアプリに、次のフィールドを配置してください。

• 予定の検索や登録ができるボタンを表示するフィールド
  ボタンを表示する場所に、スペースフィールドを配置してください。配置したスペースフィールドの設定で、任意の「要素ID」を指定します。この要素IDは、プラグインの設定時に使用します。

• 予定にレコードの情報として表示するフィールド
  次のいずれかのフィールドを配置してください。

  • 文字列（1行）
  • 文字列（複数行）

1. 「レコードの一覧」画面で、画面右上にある歯車の形をした[アプリを設定]アイコンをクリックします。
   

2. 「アプリの設定」画面で、[設定]タブの「カスタマイズ／サービス連携」にある[プラグイン]をクリックします。

3. 「プラグイン」画面で、[追加する]をクリックします。

4. 「プラグインの追加」画面で、「サイボウズ Office スケジュール連携」にチェックを入れ、画面右下の[追加]をクリックします。

5. 「プラグイン」画面で、「サイボウズ Office スケジュール連携」の右側にある「プラグインの設定」アイコンをクリックします。

6. 「サイボウズ Officeの予定を表示するスペースフィールド」を指定します。
   予定の検索や登録ができるボタンを表示するフィールドとして配置した、スペースフィールドの要素IDを選択します。

7. [保存]をクリックします。

8. 「アプリの設定」画面に戻り、画面右上の[アプリを更新]をクリックします。

9. 確認ダイアログで[アプリを更新]をクリックします。

サイボウズ Officeのシステム管理者が、サイボウズ Officeでkintoneとの連携を設定してください。
kintoneとの連携を有効にして、予定に表示するレコードの情報としてアプリやフィールドを指定します。

1. サイボウズ Officeで、ヘッダーの右側の歯車アイコンをクリックします。

2. [サイボウズ Officeシステム設定]をクリックします。

3. 「各アプリケーション」の[スケジュールと施設予約]をクリックします。

4. [kintone連携]をクリックします。

5. 「kintone連携の設定」画面で、[有効にする]をクリックします。

6. [追加する]をクリックします。
   連携項目は、最大3件まで追加できます。

7. 「連携項目の追加」画面で、連携先のアプリとフィールドを指定します。

   • 連携先のkintoneアプリ：
     アプリ名を入力すると、入力した文字を含むアプリが候補として表示されます。
     候補から、連携するアプリを選択します。
   • フィールド名：
     予定にレコードの情報として表示するフィールドを選択します。
     選択できるフィールドのタイプは、文字列（1行）、文字列（複数行）、レコード番号です。テーブル内のフィールドは選択できません。

8. [追加する]をクリックします。

サイボウズ Officeに登録された予定に、関連するレコードの情報として、kintoneのアプリやレコードへのリンクを表示します。
kintoneと関連付けられる予定の種類は、「通常予定」と「翌日以降まで続く予定」です。

1. サイボウズ Officeの予定の詳細画面で、[関連情報を追加する]をクリックし、関連付けるアプリを選択します。

2. 「関連情報の追加」画面で、関連付けるレコードを選択して、[追加する]をクリックします。
   予定の詳細画面に、関連付けられたアプリやレコードへのリンクが表示されます。

kintoneのレコードから、そのレコードと関連付けられた予定の詳細画面を表示します。
表示される予定は、操作しているユーザーが閲覧できる予定のみです。

1. レコードの詳細画面で、[予定を検索]をクリックします。
   「サイボウズ Officeの連携予定を検索」ダイアログに、レコードと関連付けられた予定のうち、操作した日を基準に前後1か月の予定が一覧で表示されます。

2. 詳細を確認したい予定をクリックします。

kintoneのレコードから、そのレコードと関連付けた予定を登録します。
登録できる予定の種類は、「通常予定」と「翌日以降まで続く予定」です。

1. レコードの詳細画面で、[予定を登録]をクリックします。
   サイボウズ Officeの予定を登録する画面が開きます。

2. 予定の内容を入力して、[登録する]をクリックします。