Linux版のインストール

次の場合を例に、Linuxにメールワイズ 5をインストールする手順を説明します。
インストールにはLinuxコマンドを使用します。操作に不安がある場合は、Linuxサーバーの管理者に作業を依頼してください。

  • インストール識別子: cbmw
操作手順:
  1. インストールする環境を確認します。

    項目 説明
    ユーザーの権限 インストールする際に、root権限を持つユーザーで、サーバーにログインする必要があります。
    サーバーやネットワークの環境 お使いのサーバーやネットワーク環境が、製品サイトに掲載されている動作環境と合っていることを確認します。
    • inode64のファイルシステムで構築した環境では動作しません。必ずファイルシステムのinodeを確認してください。
      ファイルシステムを確認する方法は、よくあるご質問のLinuxのファイルシステムの確認方法を教えてください。という記事を参照してください。
    • SELinuxが有効な環境では正常に動作しません。また、SELinuxの設定についてはサポート対象外です。SELinuxが無効に設定されている環境で運用してください。
    サーバーの設定日時 サーバーの設定日時が、正しいかどうかを確認します。
    日時が正しく設定されていないと、正常に動作しない恐れがあります。
    ドライブの空き容量 インストール先のドライブに、50MB以上の空き容量があることを確認します。
    常駐アプリケーションやプロセス サーバーで、アプリケーションのプロセスが終了していることを確認します。
    セキュリティやバックアップなどの常駐アプリケーションやプロセスが動いていると、影響を受けてしまう可能性があるため、停止した状態で実施することを推奨しています。

  2. メールワイズ 5の対応Webサーバーである「Apache 2.4.x」または「Apache 2.2.x」がインストールされていることを確認します。

    メールワイズ 5を利用するためには、Webサーバーが必要です。
    Webサーバーは、お使いの環境に合わせて、お客様自身でインストールしてください。
    Webサーバーをインストールしたあと、Webサーバーを起動し、CGI実行が許可されていることを確認してください。

  3. 最新のインストーラーを入手します。

    インストーラーは、製品サイトのパッケージ版ダウンロードのページからダウンロードしてください。

  4. スーパーユーザーでログインします。

    suコマンドを利用し、root権限でログインします。
    「-」は必ず付けてください。

    # su -

  5. サーバーにダウンロードした「cbmw-5.x.x-linux.bin」を任意のディレクトリに保存し、そのディレクトリに移動します。

    /tmpにインストーラーを保存する場合の例:

    # cp cbmw-5.x.x-linux.bin /tmp
    # cd /tmp

  6. インストーラー「cbmw-5.x.x-linux.bin」をshコマンドで起動します。

    # sh cbmw-5.x.x-linux.bin

  7. 日本語が表示されたら、「Y」を入力し、Enterキーを押します。

    日本語が表示されない場合は、英語表示モードでインストールします。「N」を入力してからEnterキーを押します。

    この日本語が正しく表示されている場合はYを入力してください。
    If you cannot read the above Japanese text, type 'N'.
    [Y] / [N] :

  8. EnterキーまたはSpaceキーを押して、メールワイズ 5の試用許諾契約書を最後まで確認します。

    • 試用許諾契約書に同意する場合:
      「Y」を入力してEnterキーを押します。
    • 試用許諾契約書に同意しない場合:
      「N」を入力してEnterキーを押し、インストールを中止します。

  9. インストール識別子を確認し、Enterキーを押します。

    通常はインストール識別子を変更する必要はありません。ただし、1つのサーバーに複数のメールワイズをインストールする場合は、既存のメールワイズと異なるインストール識別子を設定する必要があります。
    インストール識別子についての詳細は、インストール識別子とはを参照してください。

    ===============インストール識別子の設定===============
    インストール識別子を設定してください。
    インストール識別子は製品がインストールされるディレクトリの名前になります。

    なにも入力せずに[Enter]キーを押すと、「cbmw」が設定されます。
    通常は変更する必要はありません。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    サイボウズ(R)メールワイズ 5へバージョンアップする場合

    使用中の製品と同じインストール識別子を設定してください。
    インストール識別子は、システム設定の「実行環境の診断」画面のDir欄で確認できます。
    例:旧製品の実行環境が、/var/www/cgi-bin/cbmw/の場合
    インストール識別子は、「cbmw」になります。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    [cbmw]:

  10. CGIディレクトリを確認し、Enterキーを押します。

    通常はCGIディレクトリを変更する必要はありません。
    初期値に設定されているCGIディレクトリは、お使いのWebサーバーによって異なります。
    CGIディレクトリについての詳細は、CGIディレクトリとはを参照してください。

    ===============CGIディレクトリの設定===============
    CGIディレクトリを設定してください。
    ※CGIディレクトリは、製品の実行ファイルが保存されるディレクトリです。
    なにも入力せずに[Enter]キーを押すと、「/var/www/cgi-bin」が設定されます。
    通常は変更する必要はありません。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    サイボウズ(R)メールワイズ 5へバージョンアップする場合
    使用中の製品と同じCGIディレクトリを設定してください。
    CGIディレクトリは、システム設定の「実行環境の診断」画面のDir欄で確認できます。
    例:旧製品の実行環境が、/var/www/cgi-bin/cbmw/ の場合
    CGIディレクトリは、「/var/www/cgi-bin」になります。
     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    [/var/www/cgi-bin]:

  11. データディレクトリを確認し、Enterキーを押します。

    通常はデータディレクトリを変更する必要はありません。
    初期値に設定されているデータディレクトリは、次のとおりです。

    • /var/local/cybozu/mailwise/(インストール識別子)

    データディレクトリについての詳細は、データディレクトリとはを参照してください。

    ===============データディレクトリの設定===============
    データディレクトリを設定してください。
    ※データディレクトリは、製品のデータファイルなどが保存されるディレクトリです。
    なにも入力せずに[Enter]キーを押すと、「/var/local/cybozu/mailwise/cbmw」が設定されます。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    [/var/local/cybozu/mailwise/cbmw]:

  12. ドキュメントルートディレクトリを確認し、Enterキーを押します。

    通常はドキュメントルートディレクトリを変更する必要はありません。
    初期値に設定されているドキュメントルートディレクトリは、お使いのWebサーバーによって異なります。
    ドキュメントルートディレクトリについての詳細は、ドキュメントルートディレクトリとはを参照してください。

    ==========ドキュメントルートディレクトリの設定==========
    ドキュメントルートディレクトリを設定してください。
    ※ドキュメントルートディレクトリは、製品の画像ファイルなどが保存されるディレクトリです。
    なにも入力せずに[Enter]キーを押すと、「/var/www/html」が設定されます。
    通常は変更する必要はありません。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    サイボウズ(R)メールワイズ 5へバージョンアップする場合
    使用中の製品と同じドキュメントルートディレクトリを設定してください。
    ドキュメントルートディレクトリは、システム設定の「実行環境の診断」画面のDocumentRoot欄で確認できます。
    例:旧製品の実行環境が、/var/www/html の場合
    ドキュメントルートディレクトリは、「/var/www/html」になります。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    [/var/www/html]:

  13. Webサーバーの実行ユーザー名を確認し、Enterキーを押します。

    通常は、Webサーバーの実行ユーザー名には「apache」を設定するため、何も入力せずEnterキーを押します。
    Webサーバーの実行ユーザー名を変更する場合は、実行ユーザ名を入力しEnterキーを押します。
    Webサーバーの実行ユーザーの詳細は、Webサーバーの実行ユーザーとは(Linuxのみ)を参照してください。

    ==========Webサーバーの実行ユーザー名の設定==========
    Webサーバーの実行ユーザー名を設定してください。
    なにも入力せずに[Enter]キーを押すと、「apache」が設定されます。
    通常は変更する必要はありません。
    [apache]:

  14. 自動受信用のタスクを登録する場合は、「Y」を入力します。

    メールの自動受信や定期チェックを利用する場合は、自動受信用のタスクをcronに登録する必要があります。

    ===============操作の選択===============
    Rootユーザーのcronに自動受信用プログラムを登録します。よろしいですか?
    [Y](はい) / [N](いいえ) :

  15. 設定を確認し、問題がなければ「Y」を入力してEnterキーを押します。

    設定を変更する場合は「N」を入力してEnterキーを押します。

    ===============インストールの設定の確認===============
    インストールの設定を確認してください。
    インストール識別子: cbmw
    CGI ディレクトリ: /var/www/cgi-bin
    データディレクトリ: /var/local/cybozu/mailwise/cbmw
    ドキュメントルートディレクトリ: /var/www/html
    WEBサーバーの実行ユーザー: apache
    Cronに自動受信用プログラムを登録: yes
    アンインストールの実行ファイル: /var/local/cybozu/mailwise/cbmw/uninstall_cbmw
    この設定でインストールします。よろしいですか?
    [Y](はい) / [N](いいえ):
    インストールが始まります。

  16. インストールが完了したら、試用許諾契約書とREADMEの保存場所を確認します。

    ===============インストールの終了の確認===============
    インストールが正常に終了しました。
    使用する前にREADMEを読んでください。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    試用許諾契約書とREADMEの保存先は次のとおりです。
    試用許諾契約書: /var/local/cybozu/mailwise/cbmw/LICENSE
    README: /var/local/cybozu/mailwise/cbmw/README
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    Webブラウザーで次のURLにアクセスしてください。
    http://(サーバーのIPアドレス、またはホスト名)/(CGIディレクトリ)/(インストール識別子)/mw.cgi
    例)http://webserver.cybozu.co.jp/cgi-bin/cbmw/mw.cgi
    例)http://10.10.203.55/cgi-bin/cbmw/mw.cgi

  17. Webブラウザーを起動し、メールワイズ 5にアクセスして、利用を開始するをクリックします。 メールワイズの利用開始画面

    メールワイズ 5のログイン画面が表示されれば、インストールは正常に終了しています。
    メールワイズ 5のログイン画面が表示されない場合は、ログイン画面が表示されないに掲載の対処方法で解決するかどうかを確認してください。

  18. 名前のドロップダウンリストから「サンプルユーザー」を選択し、ログインをクリックします。

    サンプルユーザーには、パスワードが設定されていません。
    空欄のままログインします。
    メールワイズのログイン画面

  19. 動作の確認や必要な設定をします。

    サンプルユーザーとテストテンプレートがサンプルデータとして登録されています。データを参照したり機能を試したりするのに便利です。
    ただし、サンプルデータにはメールサーバーが設定されていないため、メールの送受信はできません。
    必要な設定についての詳細は、インストール直後にシステム管理者が行うことを参照してください。