日付を和暦で表示したい

記事番号:040777

kintoneで和暦を表示するには、計算式による変換、プラグイン、またはJavaScriptによるカスタマイズが必要です。
ここでは、計算式を使って、日付フィールドに入力した日付を和暦で表示させる方法を説明します。
和暦表示

設定は以下のように行います。

配置するフィールド

アプリの設定画面を開き、フォームに日付フィールド、計算フィールド(2つ)、文字列(1行)フィールドを配置します。
フィールド名とフィールドコードは任意ですが、このページは例として以下のように設定します。

  • 日付フィールド
    フィールド名とフィールドコード:日付

  • 計算フィールド1
    フィールド名とフィールドコード:年

  • 計算フィールド2
    フィールド名とフィールドコード:年月日

  • 文字列(1行)フィールド
    フィールド名とフィールドコード:和暦年月日

計算式の設定

計算フィールド2つと文字列(1行)フィールドに、次のように計算式を設定します。

  • 計算フィールド1
    フィールド名:年(計算フィールド)
    計算式:DATE_FORMAT(日付, "YYYY", "Etc/GMT")
    「数値(例:1000)」を選択します。
    年フィールド

  • 計算フィールド2
    フィールド名:年月日(計算フィールド)
    計算式:DATE_FORMAT(日付, "YYYYMMdd", "Etc/GMT")
    「数値(例:1000)」を選択します。
    年フィールド

  • 文字列(1行)フィールド
    フィールド名:和暦年月日(文字列(1行)フィールド)
    計算式: 「自動計算する」を選択し、以下の計算式を設定します。

IF(年月日 >= 20190501, "令和" & 年-2018 & "年",
  IF(年月日 >= 19890108, "平成" & 年-1988 & "年",
                         "昭和" & 年-1925 & "年" ))
                          & DATE_FORMAT(日付, "M月d日", "Etc/GMT")

上記のように設定することで、「和暦年月日」フィールドに年月日が和暦で表示されます。
たとえば日付フィールドに2022年3月14日を入力した場合、和暦年月日フィールドには「令和4年3月14日」と表示されます。

参考までに、この計算式が設定されたアプリのテンプレートを、次のリンクからダウンロードできます。

アプリテンプレート「japanese_calendar.zip」(日本語のみ)
リンクをクリックしてテンプレートファイル(zip)をダウンロードしたあと、解凍せずにkintoneで読み込んでください。

参考:プラグインを利用する

計算式を設定する方法以外に、プラグインを利用して日付を和暦で表示できます。
プラグインの詳細は、次のページを参照してください。
和暦変換のプラグイン