日付と文字列を結合して表示したい

記事番号:040741

計算式の中でDATE_FORMAT関数を使うと、日付、日時、時刻を文字列として扱えるようになります。
DATE_FORMAT関数を使わず「"報告書作成日" & 日付」のようにフィールドコードを指定すると、「報告書作成日1575504000」という表記になり、日付として判別できません。これは、日付の値がUNIX時刻で扱われるためです。

DATE_FORMAT関数を使って「"報告書作成日" & DATE_FORMAT(日付, "MM月dd日", "Etc/GMT")」と書くことで、「報告書作成日12月05日」と日付が表示できるようになります。

設定例

作業報告書アプリを例に、DATE_FORMAT関数と文字列を結合する方法を説明します。
完成イメージ:
スクリーンショット:完成イメージ

  1. レコード一覧画面の右上にある歯車の形をしたアプリ設定アイコンをクリックし、「フォーム」タブを選択します。
    スクリーンショット:設定アイコン

  2. 画面左側のパーツ一覧から日付フィールドと作成者フィールドを配置します。 スクリーンショット:フィールドの配置

  3. タイトルとして表示するための文字列(1行)フィールドを配置します。
    タイトルが1行で表示されるように、フィールドの横幅を長くします。 スクリーンショット:フィールドの配置

  4. 文字列(1行)フィールドの設定画面を開いて、フィールド名を「タイトル」に変更します。
    フィールドの設定画面は開いたままにします。 動画:フィールド名の変更

  5. 「自動計算する」にチェックを入れ、計算式を入力します。

    • 計算式:
      "報告書作成日" & " " & DATE_FORMAT(日付, "MM月dd日", "Etc/GMT") & " " & 作成者 スクリーンショット:計算式の設定
  6. フィールドの設定画面の[保存]をクリックします。

  7. 画面左上の[フォームを保存]をクリックして、画面右上の[アプリを更新]をクリックします。 スクリーンショット:フォームを更新ボタンとアプリを更新ボタン

  8. 確認ダイアログで[アプリを更新]をクリックします。

作業報告書アプリのレコードを登録するとき、DATE_FORMAT関数で指定した「報告書作成日」と、日付および作成者が結合されて表示されます。 スクリーンショット:計算結果

「タイトル」フィールドをレコードのタイトルとして設定すると、通知の見出しとして表示されます。また、レコード一覧に表示することも可能です。 スクリーンショット:通知の見出し スクリーンショット:レコード一覧 参考:レコードタイトルを設定する
参考:一覧を設定する

日報アプリなど、日付とユーザー名で情報を判別したい場合にも便利な使い方です。