ファイルからレコードのデータを登録・上書きするときのポイント

記事番号:040768

ここでは、ファイルを読み込んでレコードを登録・上書きするときのポイントを説明します。

  • 読み込んだファイルの列とアプリのフィールドを対応付ける
    読み込んだファイルの各列のデータを、アプリのどのフィールドに読み込むかを指定します。
    データを登録・上書きしないフィールドは、読み込みの対象から外すこともできます。
    図:フィールドとファイルの対応付け

  • フィールドによっては、データを登録・上書きできない場合がある
    フィールドには、種類や設定によって、読み込み先として指定できないものがあります。
    ファイルを読み込む前に、アプリに配置されているフィールドが、ファイルからデータを登録・上書きできるかどうかを確認してください。
    詳細は、「アプリのデータの入出力」を参照してください。

  • ファイルには、レコードごと・フィールドごとに読み込み可能な形式で記載する
    ファイルには、1レコードのデータは1行で記載します。ただし、テーブルが含まれるレコードの場合、1レコードのデータは、テーブルの行数にあわせて1行~複数行で記載します。
    また、各フィールドごとに読み込むデータは、フィールドごとに読み込み可能な形式で記載します。
    詳細は、次のページをそれぞれ参照してください。
    レコード登録・上書き用のファイルを準備する
    テーブルを含むレコードを登録・上書きするためのファイルを準備する
    レコード登録・上書き用のファイルの記載形式

  • 登録済みのレコードにデータを上書きする場合は、「一括更新のキー」となるフィールドを指定する
    「一括更新のキー」とは、ファイルの各行のデータをどのレコードに上書きするかを特定するためのフィールドです。「一括更新のキー」には、レコード番号や受注番号など、同じアプリ内でほかのレコードと値が重複しないフィールドを指定します。

    • 例:「一括更新のキー」をレコード番号にした場合
      「ファイルに記載されたレコード番号」と「アプリに登録されているレコードのレコード番号」が一致すると、そのレコード番号が記載されたファイルの行のデータを、一致したレコードに上書きします。

    詳細は、「ファイル読み込み操作のポイント」を参照してください。

  • ファイルを読み込むユーザーには、「ファイル読み込み」の権限が必要
    ファイルを読み込むユーザーには、アプリのアクセス権で「ファイル読み込み」の権限が必要です。また、読み込み先のフィールドによっては、さらに「アプリ管理」の権限が必要な場合があります。
    詳細は、「ファイル読み込み前の注意事項」を参照してください。