Excelファイルからアプリを作成する

記事番号:040625

Excelファイルを読み込んで、アプリを作成できます。アプリの作成と同時に、ファイル内のデータも取り込めます。業務で利用しているExcelファイルから、アプリを作ってみましょう。

CSVファイルからデータを読み込む場合は、「CSVファイルからアプリを作成する」を参照してください。 すでに作成しているアプリにExcelのデータを読み込む場合は、 「ファイルからレコードのデータをアプリに読み込む」を参照してください。

Excelファイルからアプリを作成する流れ

STEP1. 業務で利用しているExcelファイルやそのコピーファイルを手元に用意します。
STEP2. kintoneで読み込めるようにExcelファイルを整形し、保存します。
STEP3. ウィザードに従って、ファイルを読み込みます。

Excelファイルからアプリを作成する手順

  1. kintoneで読み込めるように、Excelファイルを整形します。
    整形したファイルは、パソコンに保存してください。 サンプルファイル

  2. kintoneのポータルで、「アプリ」エリアにある+の形をした「アプリを作成する」アイコンをクリックします。

  3. [Excelを読み込んで作成]をクリックします。 アプリストアの画面

  4. [作成を開始する]をクリックします。 作成を開始する画面

  5. チェック項目を確認してチェックしたあと、[アップロードへ進む]をクリックします。 作成を開始する画面

  6. [参照]をクリックし、読み込むファイルを選択します。 ファイルを読み込む画面

  7. 「データ範囲(Excel内)の指定」ダイアログが表示されたら、kintoneに読み込むデータの範囲を指定します。
    読み込むデータの範囲を自動判定できた場合は、「データ範囲(Excel内)の指定」ダイアログは表示されません。 読み込むデータ範囲の指定

  8. プレビュー表示の先頭行に、項目名(フィールド名)が表示されていることを確認します。
    読み込み範囲の1行目に結合されたセルや空白のセルがある場合、フィールド名が変わります。
    例)空白のセルがあった場合:フィールド_B*
      「住所」という結合セルがあった場合:住所(2)*
    読み込むデータを変更したい場合は、[データ範囲を変更する]をクリックして、指定し直してください。 プレビューを確認する

  9. 自動選択されたフィールドタイプに問題がないか、確認します。
    フィールドタイプには、Excelファイルの先頭100行のデータをもとに、おすすめのものが自動的に設定されています。基本的に変更する必要はありません。
    Excelの項目を読み込む必要がない場合は、フィールドタイプで「(この列を無視する)」を選択します。 フィールドタイプを確認する

  10. 画面右下の[作成]をクリックします。
    [作成]をクリックしてエラーが表示された場合は、「Excel/CSVファイルからアプリの作成に失敗した場合」を参照してください。 作成をクリックする

  11. 読み込みが完了したら、作成されたアプリを確認します。
    ポータルに表示されたアプリ名をクリックすると、レコード一覧画面が表示されます。
    作成されたアプリを確認する なお、アプリ名やアイコン、フィールドの配置などは、変更が可能です。

エラーが表示されたときは

手順の中に記載した対処方法で解決できない場合は、「Excel/CSVファイルからアプリの作成に失敗した場合」を参照してください。

Q&A

  • セルの表示形式や条件付き書式の設定は読み込めますか?
    ファイルの読み込みはできます。Excelの表示形式や条件付き書式はkintoneのアプリに引き継がれません。

  • セルに数式を設定している場合、数式と計算結果は読み込めますか?
    計算結果の値だけを読み込めます。

  • ファイルを読み込んでテーブルを含むアプリを作成することはできますか?
    できません。
    先にアプリを作成してから、テーブルを含むデータを読み込むことは可能です。
    ファイルからレコードのデータをアプリに読み込む

  • 自動選択されたフィールドタイプを変更したいです。複数選択やチェックボックスが選択肢にありません。
    ファイルからアプリを作成する際、フィールドタイプに複数選択フィールドやチェックボックスフィールドは選択できません。
    詳細は「選択できないフィールドタイプ」を参照してください。
    また、アプリを作成したあとにフィールドタイプを変更することはできません。