「各レコードにアクセス権設定の変更結果を反映中です」と表示される場合
アプリを更新中、アプリの設定画面に「各レコードにアクセス権設定の変更結果を反映中です。」というバナーが表示されている場合は、「レコードのアクセス権」と「フィールドのアクセス権」の設定変更の結果を、各レコードに反映する処理を行っている途中です。処理が完了すると、レコード一覧画面に自動で遷移します。
なお、レコード数またはアクセス権設定数の多いアプリでは、処理の途中で一時的に、新しいアクセス権設定が反映済みのレコードと、古いアクセス権設定のままのレコードとが混在することがありますので、ご注意ください。
アプリの設定を更新するための処理の詳細
「レコードのアクセス権」と「フィールドのアクセス権」を変更した際、アプリの設定を更新するための処理は分割して行われます。
設定変更の結果は、処理が完了したものから、順次アプリに反映されます。
詳細は次のとおりです。
- まず、アプリの設定を新しい内容に更新する処理が行われます。
この処理が完了次第、フィールドの配置変更やアプリ名の変更、「アプリのアクセス権」の設定変更の結果などは、アプリに反映され、アプリ利用者の画面でも確認できるようになります。
一方、「レコードのアクセス権」と「フィールドのアクセス権」の設定変更の結果は、この時点ではまだ各レコードに反映されていません。 - 次に、変更後の「レコードのアクセス権」と「フィールドのアクセス権」の設定をもとに、「どのレコードで、誰に、どのような操作を許可するか」を計算し直す処理(アクセス権の事前評価処理)が行われます。
この処理は、いくつかのレコードごとに分割して行われます。処理が完了したレコードから順次、「レコードのアクセス権」と「フィールドのアクセス権」の設定変更の結果が反映されます。
Q&A
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新しいアクセス権設定が反映済みのレコードと、古いアクセス権設定のままのレコードとが混在しているときに、定期レポートの集計タイミングを迎えた場合、定期レポートはどのように集計されますか?
定期レポートの集計は、すべてのレコードに変更後のアクセス権設定が反映されるまでは実行されません。そのため、新しいアクセス権設定が反映済みのレコードと、古いアクセス権設定のままのレコードとが混在している状態で、定期レポートが集計されることはありません。
なお、すべてのレコードに変更後のアクセス権設定を反映し終えるまでに一定以上の時間がかかる場合は、定期レポートの集計は失敗し、エラーとなります。この場合、アプリの管理権限を持つユーザー全員に、定期レポート集計に失敗した旨の通知が送信されます。
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新しいアクセス権設定が反映済みのレコードと、古いアクセス権設定のままのレコードとが混在しているときに、リマインダーの条件通知で設定している通知タイミングを迎えた場合、どのように通知されますか?
リマインダーの条件通知は、変更後のアクセス権設定を各レコードに反映する処理の途中であっても実行されます。新しいアクセス権設定が反映済みのレコードと古いアクセス権設定のままのレコードとが混在している場合は、その時点でそれぞれのレコードに反映済みのアクセス権設定に基づいて、通知されます。