TIPS:プロセス管理と組み合わせると便利な設定

記事番号:040572

プロセス管理を設定する際に、アプリのほかの設定を組み合わせるとより効果的です。

次の業務の流れにおいて、設定すると便利な一覧、通知、およびアクセス権の設定を紹介します。 イラスト:プロセス管理のおすすめの設定での業務の例

一覧の設定

自分の申請が承認されたかどうかを一覧で確認したい場合、「自分の申請の一覧」を作成します。
自分の申請の一覧は、作成者がログインユーザーという条件で絞り込みます。 スクリーンショット:[アプリの設定]で[一覧]画面の[絞り込み]で[作成者]と[ログインユーザー] が枠線で強調されている 一覧の絞り込みに条件を指定する方法について、詳しくは「一覧を設定する」を参照してください。

アプリを開いたときに、自分の申請の一覧が最初に表示されるように設定できます。
一覧を並べ替えて、自分の申請の一覧を一番上に移動すると、最初に表示されます。
一覧のドロップダウンに表示される順番を並び替える スクリーンショット:[一覧]タブの[作成済みの一覧]で「自分の申請の一覧」が枠線で強調されている

通知の設定

プロセス管理を有効にすると、自分が作業者になったときに通知を受け取ることができます。
自分の申請が承認されたときは通知されないため、通知を受信したい場合はレコードの条件通知で設定します。 スクリーンショット:[レコードの条件通知]画面で、[レコードの条件]、[通知内容]、および[通知先]の[作成者]が枠線で強調されている レコードの条件通知について、詳しくは「[レコードの条件通知]レコードが特定の条件を満たしたときの通知を設定する」を参照してください。

担当者にタスクを知らせる方法

自分が対応する申請や作業タスクが登録されると、kintoneに通知が届きます。
また、通知をメールで受け取ることも可能です。詳細は、「メール通知を設定する」を参照してください。

kintoneのポータル(トップページ)には、「未処理」のレコード数がアプリごとに表示されます。
対応すべきタスクをいつでも確認できるので、対応漏れを防ぐことができます。 スクリーンショット:ポータルで未処理アプリが枠線で強調されている

「未処理」のアプリをクリックすると、対応が必要なレコードの一覧が表示されます。 スクリーンショット:ポータルの未処理アプリを囲んだ枠線からアプリを開いた画面に矢印が表示されている

アクセス権の設定

ステータスに応じて、レコードのアクセス権を設定できます。
承認済みのレコードは変更や削除ができないようにする、申請中のレコードは申請者や承認者以外には非公開にする、という利用方法を実現できます。
レコードにアクセス権を設定する

承認済のレコードを変更や削除ができないようにする

レコードのアクセス権の設定で、ステータスが承認済の場合はEveryoneに許可する操作を「閲覧」のみにします。 スクリーンショット:[レコードの条件]と[ユーザー/組織/グループとアクセス権]の[Everyone]が枠線で強調されているレコードのアクセス権画面

申請中のレコードを申請者や承認者以外には非公開にする

レコードのアクセス権の設定で、ステータスが承認済以外の場合に、作成者と承認者はすべての操作ができ、Everyoneは何も操作できないようにします。
スクリーンショット:[レコードの条件]と[ユーザー/組織/グループとアクセス権]の「作成者」、「承認者」、および[Everyone]が枠線で強調されているレコードのアクセス権の設定画面