アプリアクションでできること

記事番号:040488

アプリアクションは、開いているレコードのデータをコピーして、同じアプリや別のアプリに新しいレコードを作成する機能です。

このページでは、アプリアクションを設定すると、ユーザーがどんなことができるのかを説明します。

アプリアクションの設定方法は、次のページを参照してください。
アプリアクションを設定する

ワンクリックで、データが転記されたレコードを作成できる

あらかじめ設定したアクションボタンをクリックすると、データが転記された新しいレコードを作成できます。

ここでは、例として、注文管理アプリと顧客リストアプリで説明します。
注文管理アプリに顧客情報を入力したい場合、アプリアクションを使うことで、顧客リストアプリに登録されている情報が転記されたレコードを作成できます。これにより、注文ごとに顧客情報を手入力する必要がなくなります。

顧客リストアプリでアクションを作成して、どのフィールドをどこに転記するかを指定します。作成したアクションボタンは、顧客リストアプリの[レコードの詳細]画面に表示されます。 スクリーンショット:アクションボタンとアプリアクションを使って転記するフィールドを枠線で強調している

フィールドタイプによって、転記先に指定できるフィールドが異なります。
指定できるフィールドの組み合わせは、次のページを参照してください。
アプリアクションに設定できるフィールドの組み合わせ

アクションボタンが表示される条件を指定できる

アクションボタンが、指定した条件を満たしたときに表示されるように設定できます。

特定のユーザー、組織、またはグループのみに表示する

アプリアクションを利用できるユーザーを限定したい場合に、指定したユーザー、組織、またはグループのみにアクションボタンを表示できます。

フィールドの値、プロセス管理のステータス、または作業者に応じて表示する

アクションボタンを表示する条件として、フィールドの値、プロセス管理のステータス、または作業者を指定すると、指定した条件を満たすレコードのみにアクションボタンを表示できます。

たとえば、プロセス管理のステータスが「完了」となっているレコードのみにアクションボタンが表示されるように設定できます。

関連する機能

アプリアクションのほかに、ルックアップや関連レコード一覧でも、複数のアプリ間でデータを連携できます。それぞれ長所、短所があり、使い分けることでより便利にアプリを利用できます。

  • アプリアクションは、登録されたレコードのデータを指定したアプリに転記するときに使用します。連携するアプリとして、別のアプリだけでなく、同じアプリも指定できます。
  • ルックアップは、レコード入力時に、指定したアプリからキーワードに一致したデータを取得するときに使用します。
  • 関連レコードは、レコードに入力した情報に応じて、関連するレコード情報を自動的に表示します。たとえば1人の顧客に紐づく案件情報を一目で確認したい場合に利用すると便利です。連携するアプリとして、別のアプリだけでなく、同じアプリも指定できます。

詳細は、次のページを参照してください。
アプリ間でデータを連携する