kintoneとGaroonを連携すると、どのようなことができますか?

記事番号:040384

kintoneとGaroonでは、次の4つの連携機能を利用できます。kintoneのデータベース機能とGaroonのグループウェア機能の両方を活用することで、相乗効果を期待できます。

  • スケジュール連携
  • ポータル連携
  • スペース連携
  • ユーザー情報連携

連携機能を利用するには、Garoonを利用可能な状態にしておく必要があります。Garoonの利用を開始していない場合は、「利用サービスにGaroonを追加するには」を参照してください。

各連携機能でできること

スケジュール連携

kintoneのアプリで管理している情報を、Garoonのスケジュールに表示できます。また、kintoneのアプリからGaroonのスケジュールを閲覧・登録することも可能です。
たとえば、kintoneで管理している顧客情報と、Garoonのスケジュールを紐付けるなどの活用が可能です。

スケジュール連携を利用するには、「Garoon スケジュール連携」プラグインの設定およびGaroon側の設定が必要です。
操作手順の詳細は、「Garoon スケジュール連携を設定する」を参照してください。

※「Garoon スケジュール連携」プラグインは、kintoneスタンダードコースをご契約の方のみご利用いただけます。

ポータル連携

kintoneの通知やグラフ、表などを、Garoonのポータルに表示できます。
Garoonに表示されたkintoneのグラフや表をクリックすると、kintoneで詳細を確認することも可能です。

ポータル連携を利用するには、以下の流れで設定を行います。

  1. 以下の方法で、埋め込み用タグをコピーします。

    • kintoneのグラフや表をGaroonに表示したい場合:
      アプリのレコード一覧画面でGaroonに表示したいグラフを選択し、画面右上の「オプション」アイコンから[埋め込み用タグ]をクリックして、タグをコピーします。
    • kintoneの通知をGaroonに表示したい場合:
      kintone 最新情報ポートレットのHTMLサンプル」を参照して、埋め込み用タグをコピーします。
  2. Garoonを開いて、HTMLポートレットを追加し、ポータルに配置します。
    詳細な設定方法は、Garoonヘルプの「ポータルとkintoneの連携」を参照してください。
    手順1でコピーした埋め込み用タグは、GaroonでHTMLポートレットを追加する際に貼り付けます。

スペース連携

プロジェクト進行に便利なGaroonのスペースに、kintoneのアプリを追加できます。
たとえば、kintoneで管理している顧客情報やアンケートなどを紐付けて管理することにより、プロジェクトや業務の進行の効率化に役立ちます。

Garoonのスペースにアプリを追加する方法については、kintoneのアプリの設定ページを参照してください。

ユーザー情報連携

kintoneとGaroonの2つのサービスを利用する場合でも、ユーザーの登録や組織の情報は一元管理できます。
ユーザーの登録や組織の情報は、管理者権限を持つユーザーで、cybozu.com共通管理画面を開き、[組織/ユーザー]から設定します。

利用サービスにGaroonを追加するには

スケジュール連携、ポータル連携、スペース連携を利用する場合、対象ユーザーの利用サービスにGaroonを追加する必要があります。

利用サービスは、管理者権限を持つユーザーで、cybozu.com共通管理画面を開き、[組織/ユーザー]から設定できます。

利用サービスを設定するユーザーの左側にある編集アイコンをクリックし、「利用するサービス」でGaroonを追加して保存します。