ポータル/スペース内のどちらにアプリを作成すればいいですか?

記事番号:040767

kintoneでは、ポータルまたはスペース内にアプリを作成することができます。
たとえば部署ごとや用途ごとにスペースを作成し、それらのスペース内にアプリを作成すると、アプリを管理しやすくなるメリットがあります。

なお、ポータルまたはスペース内のどちらにアプリを作成しても、あとからアプリの所属場所を変更することが可能です。まずはポータルで気軽にアプリを作成し、kintoneの利用が進んできた段階で、スペースを活用してスペース内でアプリを管理するといった利用方法も可能です。

スペースにアプリを作成する
アプリの所属するスペースを変更する

参考として、ポータルのアプリと、スペース内のアプリの主な違いを以下で説明します。

ポータルのアプリ/スペース内のアプリの主な違い

ポータル(またはスペースのポータル)のアプリ一覧に表示されるかどうか

ポータル、またはスペースのポータルのアプリ一覧にアプリが表示されるかどうかは、アプリの所属場所によって異なります。

  • ポータルのアプリ:
    ポータルのアプリ一覧に表示されます。
    スクリーンショット:ポータルのアプリ一覧

  • スペース内のアプリ:

    • ポータルのアプリ一覧の「すべてのアプリ」と「最近公開されたアプリ」に、そのユーザーが参加しているスペース内のアプリが表示されます。参加していないスペース内のアプリは表示されません。
      「お気に入りのアプリ」「最近開いたアプリ」「作成したアプリ」には、スペースに参加中かどうかにかかわらず、対象のアプリが表示されます。

    • スペースのポータルのアプリ一覧には、スペースに参加中かどうかにかかわらず、そのスペース内のアプリが表示されます。

      スクリーンショット:スペースのポータルのアプリ一覧


アプリの利用ユーザー

アプリを利用できるユーザーは、以下のとおりです。

  • ポータルのアプリ:
    「アプリのアクセス権」の設定内容に準じます。

  • スペース内のアプリ:

    • 公開スペースの場合:「アプリのアクセス権」の設定内容に準じます。

    • 非公開スペースの場合:スペースの参加メンバーのみがアプリを利用できます。スペースに参加していないメンバーは、「アプリのアクセス権」で閲覧権限が付与されていても、アプリを利用することはできません。

アプリにアクセス権を設定する

アプリグループを選択できるかどうか

アプリグループとは、複数のアプリのアクセス権を一括で管理するためのものです。
アプリグループとは

アプリの所属場所によって、アプリグループを選択できるかどうかが以下のとおり異なります。

  • ポータルのアプリ:
    アプリグループを選択することが可能です。

  • スペース内のアプリ:
    アプリグループは必ず「Public」となり、変更できません。