チームのスペースを作ってみよう
スペースとは、必要なやり取りや情報を集約できるチームの「場所」のようなものです。チームやプロジェクトごとにスペースを作成し、そのスペースに参加するメンバーを自由に設定できます。
ここでは、スペースの基本操作をイメージできるような、簡単なスペースの作成方法を紹介します。操作手順に従って実際にスペースを作成し、スペースとはどのようなものかイメージしてみましょう。
完成イメージ:
ここでは、例として次のような「営業部スペース」を作成してみます。
(1): スペースの名前は、「営業部スペース」という名前にします。
(2):「スレッド」とは、スペース内でテーマごとに作成できる掲示板のような機能です。スペースを作成する際に、そのスペースで複数のスレッドを運用するか、1つのスレッドのみにするかを指定できます。ここでは、営業部内の色々なトピックに対して1つずつスレッドを作りたいので、複数のスレッドを運用できるようなスペースを作成します。
(3):スペースの参加メンバーには、営業部のメンバーを設定します。
では、早速「営業部スペース」を作ってみましょう。
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kintoneのポータルで、「スペース」エリアにある+の形をした「スペースを作成する」アイコンをクリックし、[スペースを作成]をクリックします。
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[はじめから作る]をクリックします。
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「基本設定」タブで、スペース名に「営業部スペース」と入力します。
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「スペースのポータルと複数のスレッドを使用する」にチェックを入れます。
チェックを入れると、スペース内に複数のスレッドを作成できるようになります。たとえば、スペース内に「商談対応スレッド」や「提案書共有スレッド」を作成すると、それぞれのスレッドタイトルに合わせたやりとりの場ができます。 -
[参加メンバー]タブをクリックします。
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スペースの参加メンバーにしたいユーザーを検索するか、ユーザー検索の右側にある「組織やグループから選択」アイコンから選択して[追加]をクリックします。
ここでは、営業部メンバー全員を設定したいので、「組織やグループから選択」アイコンから「営業部」を選択し、右上に表示される「すべて選択」にチェックを付けて追加します。 -
[保存]をクリックします。
これで、次のような営業部スペースが完成しました。
kintoneのトップページに戻ると、「スペース」欄に「営業部スペース」が表示され、クリックすると営業部スペースを開くことができます。また、参加メンバーとして設定されたユーザーのkintoneでも同じように表示されます。
次は、営業部スペースにスレッドを作成して、スレッド上でメンバーとやり取りしてみましょう。「スレッドでチームメンバーとやり取りしてみよう」を参照してください。