ユーザーを追加する

記事番号:040138

kintoneを利用するユーザーを追加しましょう。

ここで紹介する手順は、初回ログイン時やお試し期間中の画面からユーザーを招待する方法とは異なり、いつでもユーザーを追加できる方法です。

なお、組織を追加していない場合でも、ユーザーを追加できます。
また、ユーザーを追加してから組織を追加することも可能です。組織の追加方法は、次のページを参照してください。
組織を追加する

手順

cybozu.com共通管理者だけがユーザーを追加できます。

  1. kintoneの画面上部の歯車の形をした[設定]アイコンをクリックし、[cybozu.com共通管理]をクリックします。

    スクリーンショット:[cybozu.com共通管理]が枠線で囲まれている

  2. cybozu.com共通管理画面で、「ユーザー管理」にある[組織/ユーザー]をクリックします。
    スクリーンショット:[組織/ユーザー]が枠線で強調された「組織とユーザーの設定」画面

  3. ユーザーを組織に所属させるかどうかによって、次のどちらかを選択します。なお、後からでも、ユーザーが所属する組織を設定または変更することも可能です。

    • 追加済みの組織にユーザーを追加する場合:組織のツリーを展開し、ユーザーを追加する組織を選択します。 スクリーンショット:組織のツリーを展開して組織を選択している
    • 組織に所属しないユーザーを追加する場合:[組織に未所属のユーザー]をクリックします。 スクリーンショット:[組織に未所属のユーザー]のリンクが枠線で強調された「組織とユーザーの設定」画面
  4. [ユーザーの追加]をクリックします。 スクリーンショット:[ユーザーの追加]ボタンが枠線で強調された「組織とユーザーの設定」画面

  5. 「ユーザーの追加」画面で、各項目を設定します。

    • アカウント:

      • 表示名(必須):
        kintoneでのユーザーの表示名を入力します。

      • メールアドレス:
        ユーザーのメールアドレスを入力します。このメールアドレスは、kintoneから送信されるメール通知や、パスワードを忘れた際のパスワードリセットに使用されます。共有のメールアドレスは設定しないでください。

      • メールアドレスをログイン名として使用する:
        初期値ではチェックが入って有効になっています。ユーザーがメールアドレスを持っていない場合や、メールアドレスをログイン名として使用したくない場合は、チェックを外してログイン名を設定します。

      • ログイン名(必須):
        [メールアドレスをログイン名として使用する]のチェックを外した場合に、kintoneにログインするためのIDを入力します。ログイン名に使用できる文字種や最長文字数は、次のページを参照してください。
        ログイン名やパスワードに使用できる文字

      • パスワード(必須):
        ユーザーのパスワードを、次のいずれかの方法で設定します。

        • パスワードを自動生成する場合:
          「パスワードを自動生成する」にチェックを入れます。初期値ではチェックが入っています。
        • パスワードを手動で設定する場合:
          「パスワードを自動生成する」のチェックを外して、パスワードを入力します。パスワードに使用できる文字種や最長文字数は、次のページを参照してください。
          ログイン名やパスワードに使用できる文字

        スクリーンショット:パスワードの設定画面

        • 「パスワードを表示する」にチェックを入れると、「パスワード」に入力したパスワードが表示されます。
        • 「パスワードの有効期限を無期限にする」にチェックを入れると、パスワードポリシーの設定にかかわらず、選択したユーザーのパスワードのみ、有効期間を無期限にできます。パスワードポリシーの設定項目は、次のページを参照してください。
          パスワードポリシー
    • アカウントの使用状態:

      • 使用状態:
        アカウントの使用状態を「使用中」と「停止中」で切り替えます。
      • 利用するサービス:
        契約中、またはお試しを申し込んでいるサービスが表示されます。「kintone」にチェックが入っていることを確認します。
    • 基本情報:

      • プロフィール写真:
        サイズが800KB以内の画像ファイルを選択します。使用できる画像のファイル形式は、gif、jpeg、png、およびbmpです。
      • 姓、名:
        ユーザーの名前の姓名を漢字で入力します。
      • よみがな(姓)、(名):
        ユーザーの名前の姓名のよみがなを入力します。
    • 組織:

      • 組織:
        ユーザーが所属する組織と役職を設定します。組織と役割の追加方法については、次のページを参照してください。
      • 優先する組織:
        ユーザーが複数の組織に所属する場合に、ユーザー画面で優先的に表示される組織を選択します。
    • 連絡先:

      • 電話番号:
        電話番号を入力します。
      • 内線:
        内線番号を入力します。
      • 携帯電話:
        携帯電話番号を入力します。
      • URL:
        WebページのURLを入力します。
      • Skype名:
        Skype名を入力します。
    • ロケール:

      • 言語:
        kintoneでユーザーが使用する言語を選択します。
      • タイムゾーン:
        ユーザーのタイムゾーンを選択します。
    • 別言語での表示名:

      • 指定する言語:
        kintoneでユーザーが使用する別言語を指定します。
      • 別言語での表示名:
        指定した別言語でkintoneに表示される名前を入力します。設定しない場合は、「表示名」に設定している名前がkintoneに表示されます。
    • その他:
      「その他」の設定項目の詳細は、次のページを参照してください。
      ユーザー情報の項目

    • 表示順:

      • 表示優先度:
        ユーザーの選択画面などにおけるユーザーの表示順の優先度を指定します。詳細は、次のページを参照してください。
        ユーザーの表示順を変更する
  6. [ユーザーを追加]をクリックします。 スクリーンショット:[ユーザーを追加]ボタンが枠線で強調されている「ユーザーの追加」画面

  7. 「ユーザーを追加」ダイアログが表示されます。ユーザーに対して、パスワードとログイン方法を通知する方法を選択します。

    • メールで通知する場合: [メールをプレビュー]をクリックし、必要に応じて宛先や本文を変更して[送信]をクリックします。
    • メールで通知しない場合:[メールを送信せずユーザーを追加]をクリックします。ユーザーには、次の情報を連絡します。
      • kintoneのアクセスURL(例:https://サブドメイン名.cybozu.com/k/)
      • ログイン名
      • パスワード

ユーザーのセキュリティ設定

ユーザーのアクセスを制御するための機能として、次のようなセキュリティ機能を提供しています。必要に応じてご検討ください。

SAML認証を使用したシングルサインオン

Identity Provider(IdP)に登録されたユーザーアカウントで、kintoneにシングルサインオン(SSO)できます。
詳細は、次のページを参照してください。
SAML認証の設定

2要素認証(認証アプリによる認証)

ログイン名とパスワードによる認証に加え、認証アプリ(Google Authenticator、Microsoft Authenticatorなど)に表示される確認コードを入力して、よりセキュアにkintoneにログインできます。
詳細は、次のページを参照してください。
2要素認証

IPアドレス制限

kintoneにアクセス可能なネットワークをIPアドレスで制限できます。
詳細は、次のページを参照してください。
IPアドレス制限

Basic認証

各ユーザーのログイン名やパスワードでの認証とは別に、管理者が指定した認証情報の入力をユーザーに要求します。
Basic認証は、IPアドレスを制限している場合のみ設定できます。
詳細は、次のページを参照してください。
Basic認証