受信メールの手動転記を設定する

記事番号:040926
対象読者: 運用管理者

受信メールの手動転記の設定方法について説明します。

手動転記の設定を追加する

メールの転記先のアプリと、メールの各項目を転記するフィールドを指定します。また、転記されたメールの処理状況を変更するかどうかや、転記先のレコードのURLをメールのメモに記載するかどうかも選択できます。
メールの内容を転記するボタンは、2つまで追加できます。

手順

  1. メール共有オプションの画面上部にある歯車の形をしたアイコンをクリックします。

  2. [運用管理]をクリックします。 スクリーンショット:[運用管理]を枠線で強調している

  3. メールアプリケーションが複数ある場合は、「(メールアプリケーション名)」タブを選択します。

  4. 「kintone 連携」の[受信メール転記]をクリックします。

  5. 手動転記の[追加する]をクリックします。

  6. メールの内容を転記するボタンのボタン名を入力します。
    16文字まで入力できます。

  7. 転記先のアプリ名の一部を入力し、表示された候補からアプリを選択します。

  8. メールの各項目をどのフィールドに転記するかを、ドロップダウンリストから選択します。
    スクリーンショット:フィールドを関連付ける項目 転記先に指定できるフィールドは、次の項目を参照してください。
    メールの各項目の転記先に指定できるフィールド

  9. 転記後にメールに対して実行される操作にチェックを入れます。
    [転記後にメールの処理状況を変更する]にチェックを入れた場合は、ドロップダウンリストから変更後の処理状況を選択します。
    スクリーンショット:メールの転記後に実行する操作を指定する項目

  10. [追加する]をクリックします。
    「メールの詳細」画面の上部に、メールの内容を転記するボタンが表示されます。

メールの各項目の転記先に指定できるフィールド

「フィールドの関連付け」の各項目で選択できるフィールドは、次のとおりです。

日時

メールの受信日時を転記できるフィールドは、次のフィールドタイプです。

  • 日時

件名

メールの件名を転記できるフィールドは、次のフィールドタイプです。

  • 文字列(1行)
  • ルックアップ(「コピー元のフィールド」が文字列(1行))

差出人

メールの差出人を転記できるフィールドは、次のフィールドタイプです。

  • 文字列(1行)
  • リンク(「入力値の種類」が「メールアドレス」)
  • ルックアップ
    「コピー元のフィールド」が次のフィールドの場合
    • 文字列(1行)
    • リンク(「入力値の種類」が「メールアドレス」)

差出人のメールアドレスが小文字で転記されます。差出人の名前は転記されません。

宛先

メールの宛先を転記できるフィールドは、次のフィールドタイプです。

  • 文字列(1行)
  • ルックアップ(「コピー元のフィールド」が文字列(1行))

宛先のメールアドレスが小文字で転記されます。メールアドレスが複数ある場合は、カンマで区切って転記されます。宛先の名前は転記されません。

CC

メールのCCを転記できるフィールドは、次のフィールドタイプです。

  • 文字列(1行)
  • ルックアップ(「コピー元のフィールド」が文字列(1行))

CCのメールアドレスが小文字で転記されます。メールアドレスが複数ある場合は、カンマで区切って転記されます。CCの名前は転記されません。

本文

メールの本文を転記できるフィールドは、次のフィールドタイプです。

  • 文字列(複数行)
  • リッチエディター

HTMLメールの場合、リッチエディターには装飾付きのテキストで転記されます。それ以外のフィールドには、装飾のないテキストで転記されます。

添付ファイル

メールの添付ファイルを転記できるフィールドは、次のフィールドタイプです。

  • 添付ファイル

メールのURL

メールのURLを入力できるフィールドは、次のフィールドタイプです。

  • 文字列(1行)
  • リンク(「入力値の種類」が「Webサイトのアドレス」)

手動転記の設定を変更する

転記先のアプリに関する情報や、転記後にメールに対して実行される操作を変更します。

手順

  1. メール共有オプションの画面上部にある歯車の形をしたアイコンをクリックします。

  2. [運用管理]をクリックします。 スクリーンショット:[運用管理]を枠線で強調している

  3. メールアプリケーションが複数ある場合は、「(メールアプリケーション名)」タブを選択します。

  4. 「kintone 連携」の[受信メール転記]をクリックします。

  5. 変更したい手動転記の[変更する]をクリックします。

  6. 必要な項目を設定し、[変更する]をクリックします。

メールの内容を転記するボタンの表示順を変更する

「メールの詳細」画面にメールの内容を転記するボタンが2つある場合、ボタンの並び順を変更できます。
上にあるボタンが、「メールの詳細」画面では左側に表示されます。

手順

  1. メール共有オプションの画面上部にある歯車の形をしたアイコンをクリックします。

  2. [運用管理]をクリックします。 スクリーンショット:[運用管理]を枠線で強調している

  3. メールアプリケーションが複数ある場合は、「(メールアプリケーション名)」タブを選択します。

  4. 「kintone 連携」の[受信メール転記]をクリックします。

  5. 手動転記の[順番変更]をクリックします。

  6. メールの内容を転記するボタンのボタン名を選択し、左側にある順位変更アイコンをクリックして、並び順を入れ替えます。

  7. [変更する]をクリックします。

手動転記の設定を削除する

手動転記の設定を削除すると、「メールの詳細」画面からメールの内容を転記するボタンが削除されます。

手順

  1. メール共有オプションの画面上部にある歯車の形をしたアイコンをクリックします。

  2. [運用管理]をクリックします。 スクリーンショット:[運用管理]を枠線で強調している

  3. メールアプリケーションが複数ある場合は、「(メールアプリケーション名)」タブを選択します。

  4. 「kintone 連携」の[受信メール転記]をクリックします。

  5. 削除したい設定の[削除する]をクリックします。

  6. 確認画面で、[はい]をクリックします。