フォルダやごみ箱にメールを自動で振り分ける

記事番号:040963
対象読者: 運用管理者

メールの受信時に、メールがフォルダやごみ箱に自動で振り分けられるように条件を設定できます。

振り分け条件を追加する

メールを振り分ける条件や、メールの振り分け先を指定します。

手順

  1. メール共有オプションの画面上部にある歯車の形をしたアイコンをクリックします。

  2. [運用管理]をクリックします。 スクリーンショット:[運用管理]を枠線で強調している

  3. メールアプリケーションが複数ある場合は、「(メールアプリケーション名)」タブを選択します。

  4. 「受信時の自動設定」の[メールの振り分け]をクリックします。

  5. [追加する]をクリックします。

  6. 「条件名」を入力します。

  7. 条件をすべて満たすメールを絞り込むか(AND条件)、条件を1つでも満たすメールを絞り込むか(OR条件)を選択します。

    • 以下の全ての条件を満たす:
      条件をすべて満たすメールを絞り込みます(AND条件)。
    • 以下のいずれかの条件を満たす:
      条件を1つでも満たすメールを絞り込みます(OR条件)。
  8. あいまい検索を利用する場合は、[あいまい検索をする]にチェックを入れます。
    チェックを入れると、次の項目を区別せずに検索します。

    • 全角と半角
    • ひらがなとカタカナ
    • よう音や促音と通常の文字
    • マイナスと長音とダッシュ
    • 全角スペースと半角スペースとタブ
    • 改行ありと改行なし
  9. 絞り込みの対象項目をドロップダウンリストから選択し、条件を指定します。
    メールアカウントが複数登録されている場合、選択肢に[アカウント]が表示されます。
    条件の指定方法や演算子は項目によって異なります。

  10. 「振り分け先」のドロップダウンリストから、振り分け先のフォルダまたはごみ箱を選択します。

  11. [追加する]をクリックします。

振り分け条件の設定例

振り分け条件の設定例をご紹介します。

例1:添付ファイル名に応じてメールを振り分ける
添付ファイル名に「.exe」の拡張子を含むメールがごみ箱に振り分けられます。

  • 条件名:拡張子EXEを拒否
  • 条件内容:
    • 以下の全ての条件を満たす
    • [添付ファイル名]が「.exe」[を含む]
  • 振り分け先:ごみ箱

例2:文字コードに応じてメールを振り分ける
JIS以外の文字コードで書かれたメールがごみ箱に振り分けられます。

  • 条件名:文字コードJIS以外を拒否
  • 条件内容:
    • 以下の全ての条件を満たす
    • [文字コード]が「iso-2022-jp」[を含まない]
  • 振り分け先:ごみ箱

例3:問い合わせ内容に応じてメールを振り分ける
「資料」のメールアカウント宛に届いたメールと、件名に「資料請求」を含むメールが「資料」フォルダに振り分けられます。

  • 条件名:資料請求
  • 条件内容:
    • 以下のいずれかの条件を満たす
    • [アカウント]が「資料」[と同じ]
    • [件名]が「資料請求」[を含む]
  • 振り分け先:資料

例4:メールヘッダ項目の値に応じてメールを振り分ける
メールヘッダの「Received-SPF」に「none」と記載されたメールが「迷惑メール」フォルダに振り分けられます。

  • 条件名:送信ドメイン認証(SPF)
  • 条件内容:
    • 以下の全ての条件を満たす
    • [メールヘッダ項目]「Received-SPF」が「none」[を含む]
  • 振り分け先:迷惑メール

振り分け条件を変更する

メールを振り分ける条件や、メールの振り分け先を変更します。

手順

  1. メール共有オプションの画面上部にある歯車の形をしたアイコンをクリックします。

  2. [運用管理]をクリックします。 スクリーンショット:[運用管理]を枠線で強調している

  3. メールアプリケーションが複数ある場合は、「(メールアプリケーション名)」タブを選択します。

  4. 「受信時の自動設定」の[メールの振り分け]をクリックします。

  5. 変更したい条件の[変更する]をクリックします。

  6. 必要な項目を設定し、[変更する]をクリックします。

振り分け条件の表示順を変更する

振り分け条件の優先順位は、一覧での並び順です。一覧で上位にある条件から優先されます。

手順

  1. メール共有オプションの画面上部にある歯車の形をしたアイコンをクリックします。

  2. [運用管理]をクリックします。 スクリーンショット:[運用管理]を枠線で強調している

  3. メールアプリケーションが複数ある場合は、「(メールアプリケーション名)」タブを選択します。

  4. 「受信時の自動設定」の[メールの振り分け]をクリックします。

  5. [順番変更]をクリックします。

  6. 条件名を選択し、左側にある順位変更アイコンをクリックして条件を並べ替えます。

  7. [変更する]をクリックします。

振り分け条件を削除する

メールの振り分け設定を削除します。
メールの振り分け設定を削除しても、振り分け条件を追加したときに作成したフォルダは削除されません。フォルダは別途削除してください。詳細は、次のページを参照してください。
フォルダを削除する

手順

  1. メール共有オプションの画面上部にある歯車の形をしたアイコンをクリックします。

  2. [運用管理]をクリックします。 スクリーンショット:[運用管理]を枠線で強調している

  3. メールアプリケーションが複数ある場合は、「(メールアプリケーション名)」タブを選択します。

  4. 「受信時の自動設定」の[メールの振り分け]をクリックします。

  5. 削除したい条件の[削除する]をクリックします。

  6. 確認画面で、[はい]をクリックします。