[ユーザー選択]

記事番号:040543

[ユーザー選択]フィールドを配置すると、kintoneのユーザーを選択する入力欄を作成できます。
複数のユーザーを選択できます。

スクリーンショット:[ユーザー選択]フィールドの例

設定項目

スクリーンショット:[ユーザー選択]フィールドの設定画面

[フィールド名]

入力項目の見出しを指定します。

[フィールド名を表示しない]

[フィールド名を表示しない]にチェックを入れると、次の画面でフィールド名を非表示にします。

  • レコードの追加画面
  • レコードの編集画面
  • レコードの詳細画面
  • レコードの印刷用画面
  • フォームの設定画面

[必須項目にする]

[必須項目にする]にチェックを入れると、ユーザーの選択が必須になります。

[選択肢を指定する]

[選択肢を指定する]にチェックを入れて、選択肢として表示するユーザーを指定します。選択肢には、ユーザー、組織、またはグループを指定できます。
選択肢に組織またはグループを指定した場合は、レコードの追加または編集画面に、その組織またはグループに含まれるユーザーが選択肢として表示されます。 スクリーンショット:選択肢を指定した場合の画面

選択肢を指定しない場合、レコードの追加または編集画面では、次の方法でユーザーを選択します。

  • ログイン名や表示名を検索して選択する
  • フィールドの右側にある[組織やグループから選択]アイコンをクリックして、[ユーザーを選択]ダイアログを表示し、[組織][グループ]の中から選択する

[初期値]

初期値を設定できます。

初期値に特定のユーザーを指定しておくと、指定したユーザーの値が自動的に入力された状態で、レコードの追加画面が開きます。

[フィールドコード]

APIでフィールドを指定するときに使用する文字列です。

使用例

[ユーザー選択]フィールドは、kintoneのユーザーを選択するときに使用します。
たとえば、次のような場合に使用します。

  • 交通費申請アプリで、承認者を設定するためのフィールドとして使用する
  • 案件管理アプリや問い合わせ管理のアプリで、担当者を設定するためのフィールドとして使用する

スクリーンショット:「案件担当者名」として[ユーザー選択]フィールドを使用している例

他の機能と組み合わせた活用方法

[ユーザー選択]フィールドと、kintoneアプリの機能を組み合わせることで、次のように活用できます。

案件を担当者で絞り込んで一覧表示する

案件管理アプリの「担当者」フィールドに、[ユーザー選択]フィールドを使用します。
一覧の設定で、絞り込み条件に「担当者」フィールドを指定すると、担当者で案件を絞り込めます。

一覧での絞り込みについては、次のページを参照してください。
一覧に表示するレコードを絞り込む

担当者別に案件数を集計する

案件管理アプリの「担当者」フィールドに、[ユーザー選択]フィールドを使用します。
集計の項目や条件に「担当者」フィールドを指定すると、担当者別に案件数を集計できます。

集計については、次のページを参照してください。
グラフを作成する

問い合わせの回答期限が迫ったら担当者に連絡する

問い合わせ管理アプリの「担当者」フィールドに、[ユーザー選択]フィールドを使用します。
通知先に「担当者」フィールドを指定すると、選択されている担当者に通知できます。

アプリの通知設定については、次のページを参照してください。
アプリの通知設定でできること

交通費申請の承認者を設定する

交通費申請アプリの「承認者」フィールドに、[ユーザー選択]フィールドを使用します。
プロセス管理の作業者に「承認者」フィールドを指定すると、選択されている承認者を、プロセス管理の作業者に設定できます。

プロセス管理については、次のページを参照してください。
プロセス管理でできること

申請者と承認者だけにレコードの閲覧または編集を許可する

交通費申請アプリの「申請者」フィールドと「承認者」フィールドに、[ユーザー選択]フィールドを使用します。
レコードやフィールドのアクセス権に「申請者」フィールドと「承認者」フィールドを指定すると、申請者や承認者だけにレコードの閲覧や編集を許可できます。

アクセス権については、次のページを参照してください。
アクセス権の設定